写真に携わる仲間はたくさんいますが、その中でも粟野秀明さんはかなりユニークな存在です。
今では、彼の写真家としてのキャリア以上に、YouTuberとしての人気が驚くほどです。彼のチャンネル登録者数は11,000人を越え、全国から海外へ広がっています。
その人気の秘密は、本業の農作業を隠すことなく公開し、ユーモアに満ちた話術で視聴者を楽しませているからです。
さらに、動画編集技術もプロ並みです。粟野さんは、子供の頃は映画監督やアナウンサーになることを夢見ていたそうです。今では、一人でその両方の役割を果たしています！
その粟野さんが６月９日（金）に「ハルニレ」の写真展を取材に来てくれました。前日、ファイターズの応援をしすぎてすっかり声を枯らしていましたが、それがかえって収録には良かったようです。
その時の様子はこちらのYouTube動画から
浦島久写真展【ハルニレ四季物語】十勝グルメ紹介
https://www.youtube.com/watch?v=p6L9p9nTFng
写真展の紹介の後に、粟野さんがドローンで撮影したハルニレの映像が出てきます。真上から撮影したハルニレの映像は、感動的です。そして、この映像に挿入された「緑をつなぐ」（作詞・作曲・歌／岩佐亜由美）という曲が映像と見事に調和しています。
ハルニレはすっかり夏模様に変わりました。７月になると、蚊が発生したり、牧草が手に負えないほど伸びたりするため、撮影は一段と難しくなります。その季節が訪れる前に、ぜひ一度ハルニレに足を運んでみてください。ハルニレは人との出会い、そして新しい自分との出会いを演出してくれます。
伊藤幸治「４つのハルニレ物語：夏」
https://www.youtube.com/watch?v=KSu6SM18wvc
この記事を書いたのは
浦島久（うらしま・ひさし）
1952年北海道豊頃町生まれ。小樽商科大学（経営学）卒、帯広畜産大学修士課程（農業経済）修了。
大学卒業後に松下電器産業株式会社（現社名：パナソニック株式会社）へ入社するが、1977年に北海道へUターンし、帯広市にて英語教室「イングリッシュハウス・ジョイ」を設立。現在は、ジョイ・イングリッシュ・アカデミー学院長、小樽商科大学特認教授、豊頃町観光大使。
著書に『音読JAPAN』（IBC）,『自分のことを１分間英語で話してみる』（共著、KADOKAWA）、『話すための英作文１秒反射トレーニング』（共著、DHC）など54冊。写真集として『Jewelry Ice』（十勝毎日新聞社）、『ハルニレ』（IBC）がある。趣味は、写真（風景）、音楽（ジャズ）、カーリング（世界シニアカーリング選手権2009、2010、2013、2014、2018出場）。
ブログ「浦島久の玉手箱」
http://www.joyworld.com/blog/