"北海道らしい風景"に登場しそうな「麦わらロール」の作り方 | 北海道十勝で小麦の収穫後の作業

北海道といえば!という畑の風景に、小麦色の大きなロールが転がっているのを見たことはありませんか?

これは別名「麦稈(ばっかん)ロール」といって、牛や馬の寝床として利用されます。重さは300キロもあるそうです。

北海道十勝の芽室町から、YouTubeを通じて農作業の様子を発信する粟野さんの畑では、小麦の収穫が終わり「麦わらロール」作りが行われ、その珍しい様子が届きました。

ちなみにロールを白や黒のラップでくるんだものは「牧草ロール」と言い、冬場などに牛のえさになる牧草を丸めたものです。

2023年7月25日 小麦の収穫後のワラをロールベーラーでまとめてくれました。

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クラースアリオン650&ロールベーラー480‼️

7月24日に無事に収穫してくれた小麦のワラを、ロールベーラーで丸くまとめて、搬出してくれました。毎年麦わらの回収をお願いしているのは、お隣の石川さん!小麦ワラを専門に扱っている方なのです。

今回のマシーンはクラーストラクターのアリオン650とクラースのロールベーラー480です。時速10kmで14haの畑を1日で丸めてしまいました。

そして次の日には全て搬出完了です。なにせ仕事が早いです!

小麦の収穫も26日に全て終わり、怪我も事故もなく本当に良かったです!オペレーターさんトラックの運転手さん、役員、各関係機関の皆様、本当にお疲れ様でした。

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出来立て‼️麦わらロール‼️

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今日のお孫ちゃん❤️

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この記事を書いたのは

アグリYouTuber 粟野秀明

北海道十勝芽室町で東京ディズニーシーより大きな50ヘクタールが“職場“の畑作農家。
ビート・じゃがいも・枝豆・大豆・小麦などを作りながら、野菜や穀物ができるまでを動画で撮影。トラクターの自動操舵機能を駆使して、ドローン撮影からスマホでの動画編集までを農作業の間にこなすという驚異の「58歳のアグリYouTuber」。
農業写真家としても数々の賞を受賞。2019年富士フィルムフォトサロン札幌で開催した個展には1500人が来場。「アグリフォトグラファー」としても知られ、芽室町の人気の野菜直売所『愛菜屋』でその作品を見ることができる。
最近は初孫にぞっこん。

「農作物こうやって作ってます」オリジナルサイト
https://awanofarm.net

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