HTB北海道テレビがおくる人気企画、プロが考案!「家計の味方 100円レシピ」!
今回は、うだるような暑さの今だからおすすめ!火を使わずに作る、冷たくてもおいしい夏野菜レシピです。
今回この企画に協力してくれたのは、野菜ソムリエ上級プロの田所かおりさん。
農学部の大学院を修了後、食と農業に関するコンサルタントとしてレシピの提案など、生産者と消費者をつなぐ活動を続けてきました。
近年は、食分野の商品開発などのアドバイザーとしても活躍しています。
野菜ソムリエで食のプロが提案する火を使わない、冷やして頂く夏野菜メニュー3品をご紹介します。
1品目:『トマトとオレンジのサラダ』
一品目は、切って混ぜるだけ。わずかな時間ですぐ出来る超簡単サラダです。
材料費は1人分98円!
~~~作り方~~~
①オレンジを切り分ける。上下を切り落として、皮を包丁でむく。白いわたもできるだけそぎ落として、薄皮に包丁を入れて果肉を切り離す(薄皮に残った果汁も搾って使います)
②トマトを食べやすい大きさに切る。
★POINT★
トマトはできるだけ完熟のものを使いましょう。
完熟の物ではトマトにリコピンの量が増えている。リコピンは、紫外線の肌へのダメージの予防や軽減する事が期待できます。
③すし酢とオリーブオイルを入れて混ぜたら完成!
★POINT★
すし酢には砂糖と塩が入っているので、味付けが簡単。
マリネとかポテトサラダなどにひとかけすると、きりっとした味でしまっておいしく頂けます。
トマトの酸味と甘みに柑橘系の爽やかな味わい。それをすし酢がほんのりと味をまとめます。
パパっと出来て、トマトがおいしい!
冷やして食べれば、もっとおいしい、夏の食卓にぴったりなお手軽サラダです。
2品目:『きゅうりの冷や汁』
こちらも夏野菜の定番「きゅうり」を使った一品。火を全く使わずに出来上がる夏にうれしい汁物です。
材料費は1人分91円!
~~~作り方~~~
①豆腐をキッチンペーパーにくるんで水気をしっかり切る。ざるに置き、ざるの下に受け皿を敷いて、冷蔵庫で20分。
②きゅうりを輪切りにし、塩もみする
★POINT★
きゅうりと豆腐は相性抜群!肌に潤いを与えて、夏バテ予防も期待できます。塩もみのきゅうりを冷凍すると、よりきんきんに冷えた冷や汁を頂くことができます。
③出し汁のベースとして、すりごまと水、めんつゆを合わせて、味噌を溶かす。
④オイル漬けのツナをオイルごと加え、さらに水気をしっかり絞ったきゅうり、豆腐を手でひと口大に崩した豆腐を加える。
⑤みょうがの千切りを乗せて完成!
ツナとオイルで程よい濃さになった味噌ベースの出し汁が、きゅうりとたっぷり入った豆腐をぺろりと食べさせてくれます。
火を全く使わなくても出来るおいしい汁物。暑い日は、きんきんに冷やして頂きましょう。
3品目:『シャッキシャキ! 大きなロールレタス』
3品目はレタスや具材を加熱して作るメニュー。火を使わずに、電子レンジで調理します。
猛暑にやさしい、がっつりおかず。材料費は1人前100円です。
~~~作り方~~~
①たまねぎとにんじんをみじん切りにしてボウルへ
②ラップをして500Wのレンジで2分加熱する
③もやしを同様にレンジで2分加熱する
④4枚の葉を重ねたレタスも2分レンジで加熱。
★POINT★
レタスはビタミン、ミネラル、食物繊維を含む低カロリーな夏野菜。加熱する事でカサを減らして食べられます。
⑤レンジにかけたたまねぎとにんじんの粗熱がとれたら、鶏むねのひき肉を合わせる
⑥レタスを2枚を並べて、もやし、具材を乗せて全体をレタスで包み、ラップでくるんで、再びレンジで500W5分半加熱する。
⑦しょうゆ、コチュジャン、ごま油、砂糖を合わせてタレをつくる
⑧⑥をひと口大にカットし、⑦のたれをかけて、砕いたピーナッツを散らして完成!
包んだレタスは、シャキシャキ感を残しつつ内側の具のうまみをしっかり受け止めます。
甘辛いたれは、鶏肉メインの具とベストマッチ。
あつあつでも、冷たくても、どんどん箸がすすむ夏のがっつりおかずです。
今回のレシピ3品、夏野菜のお手軽メニューをしっかりとってこの夏を乗り切りましょう。