今では全国的に有名になったハルニレですが、この木を発見し全国に紹介した人は誰かわかりますか?名前は覚えてなくても、絵本『はるにれ』を思い浮かべる人は多いと思います。
その人の名前は姉崎一馬さんです。
広々とした大草原で旅人が大きな木に出会う。その木陰は暑さをさえぎり、雨や風を和らげ、しばしの休息をとらせてくれる。
そんなイメージの場所を探して北海道を旅したのが1974年5月のことだったそうです。そして、発見したのが十勝川河川敷に立つハルニレでした。
姉崎さんが撮影したハルニレが初めて福音館書店の月刊誌『こどものとも』で紹介されたのは1978年11月発売の274号でした。その後、単行本化され『はるにれ』はロングセラーとなり、この8月には第36刷が発行されました。
姉崎さんがハルニレを見つけなければ、私の父、甲一が地元で「ハルニレの写真家」と呼ばれることはなかったでしょう。もちろん、ハルニレに魅せられ毎日のように通う私もいなかったと思います。
その姉崎さんが9月24日(日)にハルニレの故郷、豊頃町に来てくれることになりました。ハルニレにまつわるいろいろなエピソードを披露してくれるはずです。私もトークのホストを務めさせていただきます。
この機会を作ってくれたチェロ奏者の吉川よしひろさんも特別参加してくれます。参加申し込みは下記ウェブページから。
北海道豊頃町公式ホームページ はるにれトーク&ライブ:https://www.toyokoro.jp/page/4104.html
姉崎一馬(Wikipedia):https://ja.wikipedia.org/wiki/姉崎一馬
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