4年ぶりに開催!「しほろ牛肉祭り」 生産者が極上しほろ牛を特別価格で対面販売

国産牛肥育出荷頭数は2万頭で日本一!北海道十勝の「しほろ牛」は赤身肉の美味しい国産牛として人気です。そのしほろ牛を思う存分お得に味わえるイベントが4年ぶりに開催されます。

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道の駅ピア21しほろ「にじいろ食堂」名物の「しほろ牛剣先ステーキ」

「第9回しほろ牛肉祭り」

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「第9回しほろ牛肉祭り」は2023年10月7日(土)午前11時から午後3時。場所は士幌町農村運動公園です。会場では、しほろ牛ブランド3種類のカットステーキが1パック1,000円からその場で味わえるほか、しほろ牛の希少な生肉が生産者特別価格で販売されます。

この「しほろ牛」。9月1日から3日間JR帯広駅周辺で行われた「十勝マルシェ」では、ロースのカットステーキ約2,000食が完売。一番の人気を集めたそうです。

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「美味しい」が聞きたくて

「しほろ牛肉祭り」を主催する士幌町肉牛振興会の鎌田佳尚会長と、JA士幌町畜産部の加藤尚宏さんに話を聞きました。

― 4年ぶりの「しほろ牛肉祭り」

鎌田「毎回多くの方にご来場いただきながら。年々規模も大きくさせていただいた中で、コロナの影響があって4年ほど開いてしまったという形です」

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― お祭りで提供するしほろ牛は?

加藤「しほろ牛は50年以上の歴史があり、酪農家から産まれるホルスタインのオスを専用の飼養管理マニュアルによって赤肉本来の旨さにこだわって肥育した「しほろ牛」。通常肥育よりも半年早く出荷する事で、牛肉独特のクセが少なく牛肉が苦手な方でもあっさりと食べやすい「しほろ牛若丸」。ホルスタインに黒毛和種の霜降りの特徴を合わせもつ「しほろ牛 X(CROSS)」とそれぞれ特徴の違う3つのブランドを展開しています。

今回は、しほろ牛としほろ牛クロスを一頭づつ買戻した2頭分としほろ牛若丸の内臓の生肉を生産者特別価格で販売をします。普段、店頭に並ばない色々な希少部位もご用意しております。また、しほろ牛としほろ牛クロスは高級部位のロース肉、若丸は希少部位であるミスジ肉を生産者自ら専用の鉄板で焼いたカットステーキとして、特価で提供致しますのでこの機会に是非味わって頂きたいです。」

― お祭りを主催する皆さん、今は多忙な時期では?

鎌田「農家さんによっては(飼料の)デントコーンの収穫、二番草の収穫作業が入っています。ですがそれ以上に僕らがやるべき仕事の一つとして、このしほろ牛のPRということも大事なんです。皆さんに知ってもらって、食べてもらって、覚えてもらうことが今後の僕らの仕事に繋がると思います。『しほろ牛肉祭り』も僕らの先輩方が息を合わせて始めてくれたことなので、我々としてもずっと続けていきたいと思って頑張っています。祭りにいらっしゃったお客様の『美味しかった』という言葉が、頑張るモチベーションです!」

ー 「国産牛」「道産牛」として道内外で広く流通されている中、『しほろ牛』ブランドとしても推し進めたい理由は?

鎌田「やはり皆さんに浸透していきたいという部分もありますし。『しほろ牛』というブランドの認知が浸透していくことで、皆さんがしほろ牛をお求めいただけるようになれば(小売先の)スーパーさんや飲食店さんなども『しほろ牛』を扱ってくれる機会が増える、そんなことにつなげていきたいと思っています。

「しほろ牛」ブランド化へウェブサイトを刷新

国産牛肥育出荷頭数日本一でもその名が浸透していないと語る士幌町肉牛振興会の鎌田会長。ブランディング着手から10年、5月には独自のウェブサイトを作成して情報発信を強化していくという「しほろ牛」ブランド。

十勝しほろ牛|⼠幌町⾁⽜振興会:https://shihorobeef.jp/

ぜひ会場で味わってみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いたのは

北海道179市町村 SODANE情報部

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