ピンクリボン月間だからこそ考えたい その差別・思い込みは正義か 両側乳がんになりました211

10月、ピンクリボン月間!乳がんについて知ってもらう絶好の機会。

各所ピンク色にライトアップされています!

コメント 2023-10-03 215608.png

患者になってからこそ思う、人の思い込み、自分の思い込み。ひとつ、言いたいことがあるのです。

ヘアドネーションってみなさんご存じですか?

正直どう思いますか?

伸ばしてます、、というかたもいるかもしれないし、やったことある人もいるでしょう。

でも私、違和感あるんです。(人の髪の毛が嫌だ、と言っているわけではない)

たぶんヘアドネーションするために髪の毛を伸ばしてくださっている方は善意であって悪くはない。

誰かのために、、という気持ちだから。

でも私ならしない。

そもそもなんで髪の毛がなくてはいけないのだろうか。

実際に私は天然パーマが過ぎる幼少期を過ごし、髪の毛のせいでいじめられた経験がある。

だからこそ思うのかもしれないけど、

髪の毛なんかいらない、と思ったことかある。

もちろん髪が抜けていく悲しみはわかる。

経験があるから。

もちろん善意を感謝の気持ちで受ける方もいるけれどもこんな方々もいる。

実際に聞いたことがある言葉としては

『小児がんなどでお子さんにかつらをかぶせているのは普通を強いている、親のエゴではなかろうか。』

『普通どおりに見えることで自分も普通の親と思いたいだけではないか』という声もある。

普通通りって何だろうと。

ヘアドネーションの協会も施し、施される関係はいつまでもあってはいけないし、ウイッグがあってもなくても心地よく過ごせる環境がいい、と話している。

私もそう思う。

正直髪の毛は元のようにしづらいという声が多い。そういった髪の毛に特化したアピアランスケアはまだまだ少ないのも実情で進んでもらわなくては困る。

できればご自身の髪が一番いい。

帽子をかぶる権利もかぶらない権利もある。ウイッグをつけてもつけなくてもいい権利もある。

目が気になるのはよくわかるけれど、その目こそ改善されるべきなんだと思う。

一つの意見なので、分かれるところだとは思う。

そんな論議を超えて、楽しくぼうしを作っちゃおうと考えているひとたちがいる。ナオカケルのみなさん。


このチームのサイトにはこうある。

『髪があってもなくても楽しめる ファッション&ケアアイテム「N HEAD WEAR(エヌ ヘッドウェア)」がなぜ生まれたのかを知り、自分の好きなデザインのヘッドウェア作りを楽しめます。9月にはイタリアのヴェネチア・ビエンナーレの日本館の建物内で開催されたワークショップです!

ワークショップを通して、
・指を動かして作る楽しさ、いつもと違う自分に変身する楽しさを体験しよう!
・作った帽子をみんなで身につけてみよう!
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ワークショップについて

帽子をめぐる様々な学びのエッセンスを加えてお届けするプログラムです。
環境問題やリサイクル・アップサイクルの学び、自己表現と他者受容、多様性についての学びなど。子どもたちの年齢や興味に応じて様々な学びのフックが用意されており、子どもはもちろんのこと、大人にもおすすめです。』

そうなのだ、多様性なのだ。

髪があってもなくてもいい。

そのための帽子。

こちらが北海道にやってくる!

10月7日から9日まで江別の蔦屋書店。午前10時から。

是非気持ちを受け取ってみてほしいのです。

(入浴着の差別や目とホントに似ている。みんな違っていいじゃないかと。)

この他にも様々なイベントがあります。

ピンクリボン月間だから!

ピンクリボントーク 『9人にひとり・・に備える』8日・9日 午後2時から

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オンライン視聴もできるイベントもあります。

髪の毛だけじゃなくてアピアランスケア、メイクのイベントも。素顔でいいじゃないか、と。少しの工夫でほどよくなれるという。さらには何より大事なのは保湿、ということでサバイバートークを交えてお届けする予定。

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さあ、みなさん。

【きっかけはひとつのピンクから】

 10月7日から9日は江別蔦屋書店でピンクリボン!オンライン配信も

がんとともに、、、。

番組、SODANEへのご感想、ご意見お聞かせください。
番組制作、今後のイベント、SODANEなどで活用させていただきます。
がんとともに生きる方、ご家族を持つ方、そうでなくても、もちろん、どんなことでも、構いません。
決して1人ではありません。

メッセージはこちらから
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この記事を書いたのは

阿久津友紀

テレワーク×治療ということで・・・登壇します。
第3回に登壇します!

===
「子育て」「介護」「治療」の3つのテーマについて、仕事を両立するためのテレワークについて、
中小企業でも実現可能な実施方法や労務管理を、専門家を交えながら、わかりやすく解説します。

[第1回]2月 7日(水)子育て 13:00~15:00
[第2回]2月14日(水)介護  13:00~15:00
[第3回]2月21日(水)治療 13:00~15:00 ★
※詳細は「チラシ」及び「テレワークポータルサイト」をご参照下さい。

【お申込み】
https://telework.mhlw.go.jp/support/seminer/


引き続きこちらも配信で2月3日より見ることができます!
お申込みお待ちしています。

Next Ribbon2024
「がんとともに生きる、寄り添う」

1月17日(水)

第2部 プログラム
司会:原元 美紀 氏(フリーアナウンサー)

18:30-18:35 挨拶
18:35-18:55 「自分らしく生きる~肺がんステージ4からの独立、出産~」
清水 公一 氏 (社会保険労務士事務所 Cancer Work-Life Balance代表)
18:55-19:15 「がんで働いちゃダメですか?~取材者から当事者に」
阿久津 友紀 氏 (北海道テレビ 東京支社編成業務部長)
19:15-19:35 「新たな患者サポートへの挑戦~治療後の生活も支えたい」
松浦 成昭 氏 (大阪国際がんセンター総長)
19:35-19:55 「 不妊治療か、がん治療か 46歳で出産した私の選択」
だいた ひかる 氏 (お笑い芸人)

オンライン配信 申し込みフォーム

https://ciy.digital.asahi.com/ciy/11012609

『おっぱい2つとってみた がんと生きる、働く、伝える(北海道新聞社刊)10月6日発売

おっぱい2つとってみた がんと生きる、働く、伝える

日本癌治療学会 市民公開講座 9月23日(土)

https://www.jsco.or.jp/public/public_seminar/upcoming_seminar.html


「LINE特集 「失われる自分らしさ」。乳がんになった私たちの3年間。例え、心が折れそうでも…」
https://news.line.me/detail/oa-htbnews/bt2o2l9r6cfc

YouTubeで乳がんについて配信しています!

ピンクリボントーク【ホルモン治療の副作用と簡単ヨガ】 
https://youtu.be/gOOiLPH-n2I

温泉ソムリエも取得しました!

『アピアランスケアを考える』
https://youtu.be/3qVd1xXFvaU

ピンクリボントーク 患者と家族と社会 ~生きてくのに必要なコト~
アーカイブ配信:無料
https://youtu.be/PS4eJMy4GcY

第4弾の”がん患者さんとココロ” 北海道の斗南病院の精神科長で登録精神腫瘍医の上村先生に伺いました。アーカイブは
https://youtu.be/D-j4RrGSgkw

これまでの動画は・・・
【乳がん】おっぱい2つとってみた

HTBノンフィクション おっぱい2つとってみた
【2020年日本民間放送連盟賞 番組部門 テレビ報道番組優秀賞受賞】
【2020年ギャラクシー賞 奨励賞】

HTBonデマンドで無料配信中!
https://www.hod.htb.co.jp/pg_nf/pg_id_nf006

テレメンタリー2020『おっぱい2つとってみた~46歳両側乳がん~』年間最優秀賞 
ギャラクシー賞・選奨(報道活動部門)/民放連 放送と公共性 優秀賞
活動の一部は・・・
youtubeLIVEでピンクリボントーク① 見逃し配信中!
https://sciencefestival.jp/event/breast-cancer/

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