ピンクリボン月間だからこそ考えたい その差別・思い込みは正義か 両側乳がんになりました211
2023.10.05
10月、ピンクリボン月間!乳がんについて知ってもらう絶好の機会。
各所ピンク色にライトアップされています!
患者になってからこそ思う、人の思い込み、自分の思い込み。ひとつ、言いたいことがあるのです。
ヘアドネーションってみなさんご存じですか?
正直どう思いますか?
伸ばしてます、、というかたもいるかもしれないし、やったことある人もいるでしょう。
でも私、違和感あるんです。(人の髪の毛が嫌だ、と言っているわけではない)
たぶんヘアドネーションするために髪の毛を伸ばしてくださっている方は善意であって悪くはない。
誰かのために、、という気持ちだから。
でも私ならしない。
そもそもなんで髪の毛がなくてはいけないのだろうか。
実際に私は天然パーマが過ぎる幼少期を過ごし、髪の毛のせいでいじめられた経験がある。
だからこそ思うのかもしれないけど、
髪の毛なんかいらない、と思ったことかある。
もちろん髪が抜けていく悲しみはわかる。
経験があるから。
もちろん善意を感謝の気持ちで受ける方もいるけれどもこんな方々もいる。
実際に聞いたことがある言葉としては
『小児がんなどでお子さんにかつらをかぶせているのは普通を強いている、親のエゴではなかろうか。』
『普通どおりに見えることで自分も普通の親と思いたいだけではないか』という声もある。
普通通りって何だろうと。
ヘアドネーションの協会も施し、施される関係はいつまでもあってはいけないし、ウイッグがあってもなくても心地よく過ごせる環境がいい、と話している。
私もそう思う。
正直髪の毛は元のようにしづらいという声が多い。そういった髪の毛に特化したアピアランスケアはまだまだ少ないのも実情で進んでもらわなくては困る。
できればご自身の髪が一番いい。
帽子をかぶる権利もかぶらない権利もある。ウイッグをつけてもつけなくてもいい権利もある。
目が気になるのはよくわかるけれど、その目こそ改善されるべきなんだと思う。
一つの意見なので、分かれるところだとは思う。
そんな論議を超えて、楽しくぼうしを作っちゃおうと考えているひとたちがいる。ナオカケルのみなさん。
このチームのサイトにはこうある。
『髪があってもなくても楽しめる ファッション&ケアアイテム「N HEAD WEAR(エヌ ヘッドウェア)」がなぜ生まれたのかを知り、自分の好きなデザインのヘッドウェア作りを楽しめます。9月にはイタリアのヴェネチア・ビエンナーレの日本館の建物内で開催されたワークショップです!
ワークショップを通して、
・指を動かして作る楽しさ、いつもと違う自分に変身する楽しさを体験しよう!
・作った帽子をみんなで身につけてみよう!
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ワークショップについて
帽子をめぐる様々な学びのエッセンスを加えてお届けするプログラムです。
環境問題やリサイクル・アップサイクルの学び、自己表現と他者受容、多様性についての学びなど。子どもたちの年齢や興味に応じて様々な学びのフックが用意されており、子どもはもちろんのこと、大人にもおすすめです。』
そうなのだ、多様性なのだ。
髪があってもなくてもいい。
そのための帽子。
こちらが北海道にやってくる!
10月7日から9日まで江別の蔦屋書店。午前10時から。
是非気持ちを受け取ってみてほしいのです。
(入浴着の差別や目とホントに似ている。みんな違っていいじゃないかと。)
この他にも様々なイベントがあります。
ピンクリボン月間だから!
ピンクリボントーク 『9人にひとり・・に備える』8日・9日 午後2時から
オンライン視聴もできるイベントもあります。
髪の毛だけじゃなくてアピアランスケア、メイクのイベントも。素顔でいいじゃないか、と。少しの工夫でほどよくなれるという。さらには何より大事なのは保湿、ということでサバイバートークを交えてお届けする予定。
さあ、みなさん。
【きっかけはひとつのピンクから】
10月7日から9日は江別蔦屋書店でピンクリボン!オンライン配信も
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