11月3日新篠津村に道内初のフルオープン式の天文台がオープン!周囲が星に包まれる最高の立地!

 3年前から平坦で光源の少ない立地を生かし星空ウォッチングというイベントを毎年開催している新篠津村。そんな新篠津村に大型天体望遠鏡を配備した天文台が新たに完成し、オープニングイベントを11月3日(金・祝)に開催します。

 新篠津村はなんといっても平坦で面積の半分以上を水田が占めています。高い建物はおろか山や坂道がなく、星を観るのに天上を見る必要が無く前を見ると地平線の上に星が見えます。まるでそれは星に包まれるような感覚になります。

新篠津の星空.jpg

 星が綺麗なところと言えば、山道が多く行くのが大変だったり、熊の心配があったり、トイレが無かったりと、なかなか星座観測に適した場所は多くないのですが、しんしのつ天文台は札幌から車で平坦な道を45分。ふれあい公園星座観測場という星座を観るための敷地内にあり、周囲は水田や貸出農園に囲まれた、光源が少なく、雰囲気は良いうえ、トイレや駐車場を完備した星座を観望するには最高の立地です。

星座観測場写真.png

 天文台の形は一般的にはドーム型が多いようですが、しんしのつ天文台は周囲に星座を観るための環境が整っていることを生かし、道内初!全国でもあまり見ないフルオープン式を採用しています。

 フルオープン式とは観望する際、床以外の屋根と壁がレールで移動し望遠鏡が現れるというもの。つまり畑に囲まれた広大な敷地の真ん中に巨大な望遠鏡が現れるというものです。包まれるような星空に囲まれながら天体を観望する様子は、星を観察していながらまるで星々に観られているような感覚になります。例えるならばガラスでできた海中トンネルを通ると上下左右から魚やサンゴ礁たちに観られているような感覚です。

天文台工事写真.jpg

 中に配備してある天体望遠鏡は50cmカセグレン式反射望遠鏡という大型のもの。現在公開されている天文台の中では道内6位(道央圏では最大級)の大きさ。非常に暗い恒星や遠い銀河、また冥王星まで観測することができます。サブ望遠鏡には15cm屈折望遠鏡を備えています。CMOSカメラにより電子観望も可能で月面や星団の観察も75インチ大型モニターで多くの来場者が観望を待つ間にも観ることができます。

望遠鏡写真.jpeg

 イベント当日は、スクリーンを使用した講師の宇宙や天文台の初心者でも楽しむことができる解説から、それぞれ観察しているものが異なる数台の小型の望遠鏡での観望、そしてメインとなる天文台での50cm望遠鏡での観望を行います。また寒いのでキッチンカー等で温かい食べ物や飲み物を販売する予定です。

 先着150名の方で新篠津村のLINEアカウントと友達になった方、あるいは既に友達の方に、天文台オープン記念、新篠津村の新米「ななつぼし」が入った「しんしのつ天文台米」300gをプレゼント!ななつぼしは元々北海道でどの季節でも沈まずにはっきり七つの星を観ることができる北斗七星に因んでおります。新篠津の地平線の上で輝く北斗七星の存在感は圧巻です。その北斗七星に見守られながら育った、味わい抜群の「しんしのつ天文台米」をぜひ皆さん、味わってください。

天文台米.png

 なお、新篠津村に宿泊しながら観光もしたいと思っている方に良いニュースです。

当日しんしのつ温泉たっぷの湯の宿泊者する方でオープニングイベントへの参加を希望する方は、会場まで無料で送迎致します。送迎希望者はたっぷの湯フロントにてお申込みください。星を観て温泉に入る。心身ともにリラックスできること間違いなしです。温泉と星に癒される素敵な旅を新篠津村で味わいましょう。

たっぷの湯.jpg

【オープニングイベントの情報】

日時:令和5年11月3日(金・祝)17時30分~20時00分

場所:しんしのつ天文台

新篠津村第48線北17番地

https://maps.app.goo.gl/SxX5qwMWLuBAoKis6

【内容】

50cm反射式望遠鏡での観望

②小型天体望遠鏡による星々の観察

③講師によるわかりやすい宇宙や天体の話

入場無料・予約不要

ポスター.png

おこめちゃん.JPG

当日は村のPRキャラクターおこめちゃんも登場予定

 

☆しんしのつ天文台の情報

開館:火(予約のみ)/金・土(予約不要)

19:002200(入場無料・貸切予約の場合は有料)

特別な天文現象が観望可能な場合は休刊日でも開館することがあります

詳しくはしんしのつ天文台ホームページをご覧ください

もしくは新篠津村総務課商工観光係0126-57-2111までお問合せください。

https://www.vill.shinshinotsu.hokkaido.jp/stargazing/

 

 

新篠津村総務課商工観光係   田口 雄

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この記事を書いたのは

北海道179市町村 SODANE情報部

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