私のやらかしてしまった3つのミス
患者になった瞬間に私がやってしまった3つの間違い、のお話。
①オット(夫)との関係
②乳がんだった母への伝え方
③仕事先にいえなかった
私も思い込んでいましたし、相手もそう”普通”思うだろうと。
これがやらかしの原点。
『思い込みと思い込みのすり合わせ』が大事、とでもいいましょうか・・・。
まずひとつめはオットとの関係。
夫とは事実婚でございまして、別姓です。
男女別姓推進派なのですがちっともこれには近づきませんね。
名前も仕事上変えられないし、パスポート名も変えられない。
バツイチでこれ以上は・・ということと長女だったり、持ち家だったり、いろいろできない事情が重なりまくってます。
なので、別に法律で縛られていないので別れるのなんて簡単なわけです。縛られる必要はない。
オットは離れていくだろうと思っておりました。
でも彼は違った。
健康診断でほぼほぼがんだ、と言われた瞬間にLINEをした私。
『やることやるしかないじゃん』
この言葉に救われた。私、LINEのボタン押すのに躊躇したし・・・。悩んだし・・・悩まずよかったのです。
さらに、眠れない日が続いた私。
眠れないのは私だけではなく。会社にも親にも言えないところを彼にだけは伝えたことになり、同時に彼を悩ませてしまった。
不安だけが募る。ネットでいろいろ調べてしまう。また寝られないのループ。
両側なんて調べたって出てこない。ありえるのか、と。
ごはんも食べられない。でも普通に仕事はしなくちゃいけない。夜が長い。
別に私ひとり放置しても構わないと伝えたこともある。そんなに自分事のように眠れないのは申し訳ない、と。
でも彼は私をひとりにはしなかった。
ぽつりといった、『行きたいところある?』
そう、彼は言うのだ、一緒に旅に出ようと。
がんとともに、、、。
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