栄養学に詳しい天使大学山口先生に聞く!免疫力を高める食材とこの冬おススメスープレシピ

インフルエンザや寒暖差疲労克服のためには、免疫力のアップが重要。

"免疫力が高い"というのはウイルス感染や病気、あるいは望まれない生物の侵入を防ぐために欠かせない十分な防衛力を持っている状態のことです。

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侵入物に対して特異的な免疫と非特異的なものがあり、ワクチンはそれぞれのウイルスや細菌に対する特異的な免疫を作ります。

一方、非特異的免疫は侵入を防ぐ壁として働いたり、広範囲の微生物を排除したりするような免疫です。

どうすれば免疫力はアップするのでしょうか。

逆に"免疫力を下げる"のは生活習慣の乱れで、肥満ややせ、十分な休養を取らない過労や睡眠不足、運動不足、強いストレス等によります。

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また年齢を重ねるにしたがって免疫力は落ちていきます。年をとることは仕方がないですが、その分、しっかりバランスの良い食事、十分な休養と睡眠、適度な運動によって免疫力を高めることが必要。

最近は特に腸内細菌の重要性が注目されています。

その「免疫力アップ」について、栄養の面から天使大学客員教授の山口敦子先生に解説して頂きます。

スーパーで手に入る食材を見ながら免疫力を高められる工夫を教えて頂きました。

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免疫力を高めるためには、まず腸内環境を良くする事。そして免疫細胞を活性化する事がポイントです。

まずは野菜。トマト、にんじんには、ビタミンAが含まれていて非常に抗酸化力が高い食べ物です。

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野菜は免疫力アップにつながる抗酸化作用が期待できる「ファイトケミカル」の宝庫です。

どのお野菜もひとつとして欠ける事がありませんので、いろんな種類を食卓に並べて下さい。

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黄色い野菜の代表かぼちゃはβ―カロテンが豊富です。

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白い野菜の仲間であるたまねぎは抗酸化力が高い野菜です。

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魚にはビタミンDが豊富なので、抗酸化力を高めてくれます。

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肉は脂身の少ない鶏のむね肉、ささみ、豚肉でしたらヒレ肉などがおすすめです。

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免疫力を高める山口先生のオリジナルレシピ『さばと7色野菜のトマトスープ』

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~~~作り方~~~

①たまねぎとしいたけを薄切りにし、なすとにんじんをいちょう切り、ブロッコリーは一口大に、キャベツを細かく切る

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②鍋で湯を沸かし、①の野菜と蒸し黒豆を加えて20分ほど煮込む

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★ポイント★野菜の繊維は加熱する事によって細胞壁が壊れてファイトケミカルが取り込みやすくなります。

③コンソメで味付けする

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④さばの缶詰を、少し箸で崩して加える

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⑤トマトジュースを加えてさっとひと煮立ちさせたら出来上がり

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免疫力アップにつながる7つの野菜を使って、免疫細胞を作るたんぱく質をさばでとる。

それらの栄養素を逃さずスープで頂く一品です。

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どうぞお試し下さい。

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この記事を書いたのは

イチモニ!健康けっこう!調べ隊

天使大学とイオン北海道、HTBは、北海道民の健康に寄り添い、道民の課題を解決するための共同プロジェクトとして「どうみん健康化計画」を立ち上げました。その活動の第一歩として、健康にかかわる情報を道民のみなさんにお届けするイチモニ!の特集「健康けっこう!調べ隊」のコーナーを月に1回お送りしています。

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