ツルツル路面に深雪…北海道の冬の足元を守ってきた"冬靴"の進化。今注目の"滑らない靴"の実力もチェック!

今年の冬はツルツル路面が続いた札幌。出勤やお買い物に出かけるだけでも一苦労だったのではないでしょうか。

北海道では、このような"ツルツル"路面に深く雪が降り積もった道、暖かい日には水が靴に染みこむようなぐちゃぐちゃ路面も。

そんな過酷な冬の雪道との戦いだった道民の足元、その靴の性能は歴史とともに大きな変革を遂げてきました。

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明治時代、道民の多くが履いていたのは「深靴」と呼ばれる藁でできた靴。

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この靴で、昨今のようなツルツルの冬道を安全に歩くことはできたのでしょうか…?

道民歴10年目のHTB北海道テレビ放送アナウンサーの福田太郎が検証しました。

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実際にスケートリンクを歩いてみて、その性能を検証します!

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明治時代の方は強い体幹を持っていたのでしょうか…。福田太郎アナウンサーは一歩ごとに滑ってしまい、足を上げてまともに歩くことができませんでした。

時を経て、令和。

今や冬靴と言ってもその性能の進化は目まぐるしく、こういった滑る路面にも強い靴が登場してきました。

中でも、特殊な加工を施されたソールを採用するコロンビアの「サップランド」はグリップ力に定評があるということで話題を呼んでいます。今回はこのサップランドの実力もチェックしてみました。

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今回スケートリンクを歩きながら滑りやすさを検証したのは、この3種の靴。

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まずはスニーカーからその滑り具合をチェック。日頃から「冬もスニーカーしか履かない!」と豪語する福田太郎アナウンサー、ちゃんとしっかり歩くことはできるのか…。

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「あはは、あははああ…」

と、足元が滑ってしっかりと歩くことができませんでした。

続いては街でよく見かける一般的なスノーブーツで検証。

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スニーカーよりは滑らないものの、スケートリンクという極度のツルツル路面では滑って足がとられる瞬間もありました。

そしていよいよ今注目の「サップランド」。

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果たしてその実力やいかに…!

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噂通りの安定感に驚く福田太郎アナウンサー。

しっかりとした姿勢で一歩ずつ、確かな足取りで歩くことができていました。

しかしながら、その効果は福田太郎アナウンサーの気持ちの持ちようなのでは…!?と疑う取材班。

そこで、グリーンランドや南極の氷河をはじめ、北方民族の文化などを研究している、氷の専門家である北海道大学低温科学研究所の杉山慎教授と日下稜研究員に協力してもらい、それぞれの靴の滑り具合を科学的に測定してもらいました。

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その結果は…!?

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やはり鈴木太郎アナウンサーが歩く様子通りに滑りにくい!という結果が数値でも示されました。

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明治時代の深靴とは雲泥の差をたたき出した、現代の技術によって生み出された「サップランド」。

特に雪が少なく、氷が張ってスケートリンクのようになった路面の札幌ではこういった滑りにくい靴が、私たちの安全も守ってくれています。

まだまだ北海道の冬は始まったばかり。これからさらに気温も下がり、雪も積もってくるとより複雑な路面状況となってきます。

現代の技術にが生んだ高性能な靴も検討しながら、適切な靴選びで足元の安全を確保したいものですね。

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この記事を書いたのは

SODANE編集部

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