次の誰かのためにと綴っています。
実はきょう、誕生日です。4年半前のきょうに戻ると、この日を迎えられると思わなかった、という一言に尽きます。
あと半年でリュープリン終わるけど、まだ、あと5年半はホルモン治療が続きます。
日々新しい治療方法が承認されていく中で、自分がいま、り患していれば取り込める治療もあったりすると(当然、私は保険治療では受けられない)余計に時の移り変わりを感じます。
SNSの中にはおよそ4割が間違った情報で、かつネガティブな情報ほどよく回る、と言われています。さらに最新の研究で、あれこれリサーチをする人よりも本当に正しいサイトからだけ知識を得た方が騙されないという研究も。
なので・・・このサイトを置いておきます。
https://ganjoho.jp/public/index.html
今回、特に注目してもらいたいのはこちらの情報です。(がん情報サービスより)
https://ganjoho.jp/public/support/disaster/disaster_care_manual.html
今年もお正月から悲しい災害が起きてしまいました。能登半島地震で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。また大切な方を亡くされた方にもお見舞いを申し上げます。一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。
がん情報サービス「大規模災害に対する備え」の冊子を紹介させていただきます。
今回は北陸のみなさんでしたが、いつ、だれの身に降りかかるかはわかりません。
このような大規模災害が起こった時に備えて、がん治療・在宅医療・緩和ケアを受けている患者さんとご家族に役立つことを目的としたものが『大規模災害に対する備え』です。
起こり得るケースごとに、対応策がまとめられています。
特に災害が起きる前にやっておくべきことに注目してみます。
①治療についての情報をもっておく・・・どのような薬を飲んでいて、病名とアレルギーのある薬は何か、ということ。お薬手帳の準備があれば完璧。突然には持ち出せないはずなので、携帯の写真で薬や処方せんを保存しておく、またはお薬手帳のアプリをいれておくといいかも、、と書かれています。
②災害のときの治療について、主治医と相談しておく・・・熱が出たときとかに飲んでいい薬の確認とか、お薬は日時をどこまでしっかり守らなくてはいけないのか、など確認しておいて、と書かれています。
これは普段の治療にも言えることなのですが、サボるのはよくないものの、うっかり時間がズレたり、忘れたり、海外出張などでそもそもの時間軸がズレたりすることもあると思います。そういうときにドキドキ、慌てたりしなくてもいいようにあらかじめ聞いておくことはよいのかもしれません。
あとは持ち出せる数日分の薬の準備などもしておくとよさそうです。
https://www.ncc.go.jp/jp/other/shinsai/index.html
詳しくはこちらのサイトを一度ご覧ください。
特に、いまもいらっしゃるであろう、抗がん剤治療をされている方はご心配、ご不安の中ではないかと思います。本当にご自愛いただきたい、適切な治療に接していただきたい。
治療再開の見当をつける:急ぐ治療と急がない治療を知る ということが重要です。医療機関への相談は必須です。
感染症などへの対策も必要かと思いますので、いざというときのシュミレーションをしておくことも大事です。
何も起こらないに越したことはないのですが、起きたときに何かができるかどうかは少しでもそのことを考えたことがあるかないか、によるのではないだろうかと思います。パーフェクトではないけど、ベストではないけど、ベターを選べるように、ちょっとした備えをしておいてみてはいかがでしょうか?
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「がんとともに生きる、寄り添う」
1月17日(水)
第2部 プログラム
司会:原元 美紀 氏(フリーアナウンサー)
18:30-18:35 挨拶
18:35-18:55 「自分らしく生きる~肺がんステージ4からの独立、出産~」
清水 公一 氏 (社会保険労務士事務所 Cancer Work-Life Balance代表)
18:55-19:15 「がんで働いちゃダメですか?~取材者から当事者に」
阿久津 友紀 氏 (北海道テレビ 東京支社編成業務部長)
19:15-19:35 「新たな患者サポートへの挑戦~治療後の生活も支えたい」
松浦 成昭 氏 (大阪国際がんセンター総長)
19:35-19:55 「不妊治療か、がん治療か 46歳で出産した私の選択」
だいた ひかる 氏 (お笑い芸人)
申し込みフォーム (後日のオンライン配信の申し込みができます)
https://ciy.digital.asahi.com/ciy/11012609
がんとともに、、、。
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がんとともに生きる方、ご家族を持つ方、そうでなくても、もちろん、どんなことでも、構いません。
決して1人ではありません。