「帯廣ナイトマーケット」が人気
北海道十勝帯広では、アジアの夜市をイメージした屋台が立ち並ぶ中、多国籍グルメを味わえるグルメイベントが人気を集めています。
この「帯廣ナイトマーケット」は昨年12月、帯広市の繁華街のスーパー跡の空き店舗で2日間の日程で初めて開催されました。
十勝管内13の飲食店が屋台を出店。ベトナム料理・韓国料理・タイ料理などを提供すると、初回にもかかわらず地元の20代や30代の若い世代を中心にのべ1,000人が来場して大盛況。
早くもその2回目が今月26日・27日に、3月には3回目も実施されることが決定しました。
「街ナカの賑わいに貢献したい」
企画した高城聡一郎さん(26)に話を聴きました。
ー イベントを企画した経緯は?
高城:会場として使っているのは数年前に閉店した旧ダイイチ壱号店跡地です。北の屋台や十勝乃長屋との距離も近いため、立地がいいのに空いたままの状態がもったいないと思っていました。空き店舗を有効活用する事ももちろんですが、ゆくゆくはあの場所を常設で賑わいが生まれる場所にしたいと思っています。イベントはその市場調査という名目もあるんです。昨年、一昨年の夏に帯広の空き地で「とかちビアガーデン」というイベントを開催した「おびひろ街中賑わい応援委員会」の若手メンバーで企画しました。
― なぜ街ナカで実施を?
街中の賑わいに貢献したいという思いが強いです。実家が酒屋で、幼いころから街ナカの飲食店に父の営業や配達について廻っていたからですね。中心部で暮らしていたり、お店を営む方の思いをしっているからこそ、時代の流れだから仕方ないと思わずに、何か魅力的な仕掛けで街ナカの賑わいづくりに貢献していきたいです。
ー 初回イベントの反響は?
高城:来場者77人がアンケートに答えていただきました。59%は帯広市内や十勝管内在住で、十勝管外から来場とお答えいただいた方も3割。たまたま通りがかって来場された方が1割ほどいらっしゃったりと、建物の立地のポテンシャルの高さや、あの場所に人が集まることで、外から見ても魅力に感じてもらえるんだと実感しました。年齢層は幅広く、20代・30代が多かった印象ですが高齢の方にも来ていただきました。来場者様から「次いつやるの?」「雰囲気が良くて素敵です」と直接お声掛けいただいたのがすごく嬉しかったです。
初日に来場者様、出店者様どちらにも「寒いね」とご指摘いただく場面もありましたので、次の日にはすぐストーブを追加しました。1月はさらに寒さが厳しいことが予想されるので、しっかり対策していきたいです。皆さんからいただいた意見をもとに改良を重ねていきたいと思います。
第2回は1月26・27日開催!
帯廣night market
第2回開催日時:2024年1月26日(金)17:00~23:00、1月27日(土)15:00~23:00
会場:帯広市西1条南10丁目旧ダイイチ跡地
※第3回は3月22日(金)17:00~23:00、23日(土)15:00~23:00に同じ会場で開催予定
詳細はこちらの「月刊しゅんWEB」で
https://shun.tv/2023/12/29/10107/