温泉のまち「中標津」×ウィンターアクティビティ。「俺の冬の過ごし方」編

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道東の中標津(なかしべつ)は、知る人ぞ知る温泉の穴場として人気です。

養老牛(ようろうし)温泉は400年の歴史をもつ由緒正しい温泉ですし、実は中標津の市街地にも複数の温泉施設があります。それぞれ泉質が異なるため、訪れるたびに違う温泉に入って、制覇を目指すもよし! きっとお気に入りの温泉が見つかることでしょう。

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なかしべつ観光協会(左 橋本事務局長、右 植木事務局次長)から連絡をいただき、訪れたのは中標津の郊外にある上原農場。冬季限定のアクティビティである、最果てプロジェクト やっちゃんプロデュース「俺の冬の過ごし方」を体験しにやってきました。

マイナス10℃を超える中で身体を芯から冷やし、スノーモービルやスノーシューハイキングで心地よい汗を流した後に、ゆったりと浸かる温泉ってきっと最高のはず。

今日はそんな温泉のまち「中標津」を心ゆくまで満喫するため、あえて北海道の厳しい寒さの中、長時間を屋外で過ごすこのアクティビティに挑戦して、まずは身体を追い込んでいきます!

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この日の天気は澄み渡る晴天…とは言っても、じっとしていると体温は奪われていくばかり。最初に薪割り体験をして、焚火にあたって身体を温めたら、上原さん(やっちゃん)から今日のプログラムを説明してもらいます。

プログラム概要は下記のとおり!

上原農場代表上原氏・通称やっちゃんが案内する冬のアクティビティを体験する欲張り1日ツアー冬の自然を五感で味わう1日はいかがですか?

雪に覆われた広大な畑は、冬のアクティビティを思いっきり楽しむフィールドとなります。個人としてはトップクラスの作付面積のそば畑を持つ上原農場の農場主やっちゃんがプロデュースする「俺の冬の過ごし方」は、雪原を駆け巡るスノーモービル、風を切りワクワク感を味わえるスノーラフティング、薪割りや焚き火、魚介や肉、野菜など盛りだくさんの鉄板焼きランチ、バードウォッチング、北の大地に生き続けてきた巨木めぐりなどアクティビティ満載な欲張りプログラムです

※当日の積雪状況や天候等により内容に変更がある場合がございます

憧れのスノーモービル試乗体験とスノーラフティング 

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盛りだくさんなプログラムにわくわくしつつ、話を聞きながらずっと気になって仕方がないのが、このスノーモービル!スノーモービルに引いてもらうスノーラフティングがメインでありつつ、希望者は広大な牧場の敷地内を試乗させてもらうことができます。

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この広さでの運転体験なので、多少自信が無くても大丈夫!

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独りでの運転に自信がないけどちょっと気分を味わってみたいという方は、運転席に乗せてもらって操縦はお任せ。雪を跳ね上げて疾走するスノーモービルの迫力を直接体感することができます。

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そしてこれがスノーモービルに引いてもらうスノーラフティング。雪を跳ね上げて進むので、その迫力と降り注ぐ雪片に大興奮!ファミリー向けにおすすめの体験ではあるのですが、大人のグループも絶対盛り上がること間違いなし。童心に戻って叫び声をあげてください。

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ゴーグルで表情は見えませんが、体験後は二人とも子供のような笑顔…のはず!

巨木とバードウォッチングを楽しむスノーシューハイキング

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続いて楽しむのは、スノーシュー(西洋かんじき)を履いて散策するハイキング。この日は残念ながらちょっと風が強めで、バードウォッチングの成果は少なかったものの、コンディションが良ければあの憧れのシマエナガに出会えるとの情報も!

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例え小鳥たちに出会えなくても、牧場周辺の森の中には小動物の痕跡もたくさん。時おり立ち止まって耳をすませたり、目をつむって集中してみたり。

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圧倒的に澄み渡った空気、そして静寂の森の中は、こうして佇んでいるだけでも最高に気持ちの良い空間です。

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そこかしこには、普段車で走っている道路の周辺ではなかなか見られないような太い巨木の姿も。

子供のころからこの地で暮らし、知り尽くしているやっちゃんだからこそ案内できる特別な場所。この空間を独り占めしたくなるような、逆にみんなに知ってほしいとも思えるような、そんな素敵なフィールドでした。

農林水産大臣賞受賞の十割そばと鉄板焼きランチ

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スノーシューを履いてたくさん歩いていると、いくらマイナスの気温の中でも汗をかくもの…!そして確実にお腹は空いていくもの!

焚火の場所に戻ると、ランチの準備も万端整っています。

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まずは上原農場で生産しているそば粉から作った十割そばをいただきます。農林水産大臣賞も受賞したという一品で、口に運ぶ時にそばの良い香りが嗅覚を刺激。

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こんな絶景のフィールドで焚火にあたりながら、こんなにおいしいそばを食べられるなんて…。これはこの上原農場でしかできない特別な体験ですね。

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そして北海道らしい「じゃがバター」が最高…!病みつきになるほどたっぷりのバターとニンニクを入れてあるので、辺り一面が幸福に包まれるよう。この香りだけで当分は生きていける…!

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そしてライスの上に盛り付けて丼スタイルの完成。ここで勝利を確信します。

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さらにさらにホタテやホッキなどの海鮮まで登場します。こんな豪華で最高なランチをこんなにも絶景の中でいただけるなんて…。プロデューサーやっちゃんの本気を垣間見ました。

結論…冬のアクティビティと温泉の相性は抜群!

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最果てプロジェクト やっちゃんプロデュース「俺の冬の過ごし方」を体験させてもらいましたが、やはりローカルを知り尽くした中標津のプロの過ごし方は抜群で、絶対に自分では体験できない特別なプログラムが満載です。

アクティビティを体験したあとは、ぜひ温泉のまち「中標津」を満喫して帰りましょう。真冬の屋外で芯まで冷やした身体で入ると、最高に生き返ります!そして何度でも中標津の温泉に入りにきてくださいね!


最果てプロジェクト やっちゃんプロデュース「俺の冬の過ごし方」の予約はこちらから!:https://kaiyoudai.jp/index.php/sightseeing/saihate_project/

中標津の温泉情報

https://kaiyoudai.jp/index.php/onsen/

日帰り温泉マップ

https://kaiyoudai.jp/wp/wp-content/uploads/2023/12/higaeri_map-1.pdf

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この記事を書いたのは

佐々木亮介

知床ねむろ観光連盟 事務局長。道東のコーディネイター。
北海道の東側・道東に生まれ育ち、進学し就職して今に至る生粋の”道東”民。
道東一丸となって観光を盛り上げるため、特にオホーツク・釧路・根室・十勝エリアの情報をお届けします。

知床ねむろマガジン:https://magazine.ekari.jp/
知床ねむろ観光連盟公式サイトEKARI:https://ekari.jp/

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