北海道十勝の海の絶景「ジュエリーアイス」が見られるシーズンもいよいよ終盤。ジュエリーアイスを海へ"放流"!?

北海道豊頃町の大津海岸に現れるジュエリーアイスは、十勝川が源流の氷によって創り出される自然の奇跡です。そのジュエリーアイスのシーズンも終わりに近づいています。

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ジュエリーアイスが観察できる大津海岸の入口にある休憩施設、「ジュエリーハウス」は3月3日(日)に今シーズンの営業を終了。そのため、写真仲間を集めて、シーズン最後のジュエリーアイスを楽しむことになりました。

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当日は午前9時にジュエリーハウスに集合。スタッフの皆さんに感謝を伝えた後、海岸へ向かい、あらかじめ用意していたジュエリーアイスでの撮影会を行いました。その場には偶然、団体客が来ました。おそらく30人程度だったでしょうか。それは大手旅行代理店が企画したツアーでした。

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写真仲間が撮影のアドバイスをしたりして、とても賑やかな最終日となりました。私も約5組の方から共に写真を撮ってほしいと頼まれることに。これは、ジュエリーアイスの名付け親だと、ツアーガイドの方から紹介されたからです。

この日のハイライトは、ジュエリーアイスを海に「放流」することでした。「来シーズンもまた大津海岸に戻って来てね!」という思いを込めて海に返しました。(実際に同じ氷が戻ってくるわけではありませんが)

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(ドローン撮影:村上信也)

今シーズンは約30回大津海岸を訪れました。これは私個人の感想ですが、ここ数年で一番多くのジュエリーアイスが見れたように感じます。実際、昨年よりもいい写真を撮ることができました!

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ジュエリーアイスとの別れが寂しく、気づけばいまだに早朝から大津海岸へ車を走らせています。

「I miss you. See you next winter.」私が作詞した「Jewelry Ice Love」は、この季節にぴったりの曲です。

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この記事を書いたのは

浦島久(うらしま・ひさし)

1952年北海道豊頃町生まれ。小樽商科大学(経営学)卒、帯広畜産大学修士課程(農業経済)修了。

大学卒業後に松下電器産業株式会社(現社名:パナソニック株式会社)へ入社するが、1977年に北海道へUターンし、帯広市にて英語教室「イングリッシュハウス・ジョイ」を設立。現在は、ジョイ・イングリッシュ・アカデミー学院長、小樽商科大学特認教授、豊頃町観光大使。

著書に『音読JAPAN』(IBC),『自分のことを1分間英語で話してみる』(共著、KADOKAWA)、『話すための英作文1秒反射トレーニング』(共著、DHC)など54冊。写真集として『Jewelry Ice』(十勝毎日新聞社)、『ハルニレ』(IBC)がある。趣味は、写真(風景)、音楽(ジャズ)、カーリング(世界シニアカーリング選手権2009、2010、2013、2014、2018出場)。

ブログ「浦島久の玉手箱」
http://www.joyworld.com/blog/

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