ととのえ親方の爆笑サウナトーク!北海道函館市「HARVIA サウナショールーム函館」祝開業!聞き手は佐藤麻美アナ 今、サウナの達人が語る「ロウリュサウナ」の魅力とは?北海道のサウナ野郎パンダ・リー「ととのえ道場」[194]
2024.03.23
ととのえ親方 VS 佐藤麻美アナの「爆笑サウナトーク」
ロウリュを味わう「フィンランド式サウナ」の拠点がついに道南函館に誕生!
「HARVIAサウナショールーム函館」が2024年3月13日オープン。
きょうのととのえ道場は、オープン記念で開催されたHARVIAグローバルサウナアンバサダーのTTNEととのえ親方サウナトークショーの模様をノーカットでお届けしやす。
聞き手は『おにぎりあたためますか』でおなじみの函館観光大使・佐藤麻美さん。
サービス精神200%の親方からサウナ初心者の麻美さんが一体どんな話を引き出したのか?!
格納YouTube動画には親方VS麻美さんの「宅サウナトーク」も!パンダ・リーっす。
「ととのえ親方のサウナトーク」(2024年3月13日@HARVIA函館)
「ととのえ親方のサウナトークショーwith佐藤麻美アナ」が行われたのは、サウナ&スパの世界No.1ブランド HARVIAの販売・施工・メンテナンスを手掛ける「HARVIAサウナショールーム函館」っす。運営するのは、建築材料や住宅設備機器の販売で豊富な経験を持つ、㈱函館新成建材さん。
ショールームではサウナヒーターやサウナルームを実際に見て触って体験できや~す♪
親方のサウナトークは、㈱函館新成建材の肥田哲行社長のご挨拶、㈱HARVIA JAPAN笠間聖司社長のサウナ講義などがおごそかな雰囲気の中で行われたあとに開催されました。が、さすがととのえ親方!司会の佐藤麻美アナに呼ばれて登場したその姿はこちらっ!!
HARVIAのサウナに入ってたのよ~とサウナ姿での登場に、麻美さん爆笑(笑)。親方、サイコウっす‼
さぁさぁ、一体どんなサウナ話が飛び出したのか?「ととのえ親方サウナトークショー」開幕ざんす♪聞き手は佐藤麻美アナです。
「水風呂に入るのが好きだった」
―親方とサウナの出会いは?
親方:お父さんお母さんに連れてってもらったのが最初で。なぜか僕、水風呂に入るのが好きだったんです。なんかこう、サウナに入って水風呂に入って、吐く息が冷たくなる感じが凄く好きで。「水風呂に入ってみたら」って言ってたらいつの間にかととのえ親方と言われるようになって(笑)
―小さい頃からサウナ=水風呂だったと
親方:イコールみたいな感じだったんですよ。結構水風呂が嫌いな人が多くて。なんか水風呂には入れないと。一個勇気がいると。そこを僕は小さい頃から好きだったというねぇ。
(屈足湖の水風呂は0.6℃!©Avanto37)
―生まれた頃からととのっていたと!
親方:そうかもしれないですね(笑)
―サウナにハマったのは?
親方:二十歳ぐらいの頃から世界のサウナが知りたくて。色んなところに行く度にサウナに行く人間になっちゃったんですよね。
―二十歳の頃からどっぷり浸かっていた
親方:色んな経営者の人が札幌に来ると必ずサウナに連れていってご飯食べるような生活をずっとしてたんですよ。
時計は見ない
―親方のスタンダードな入り方は?
親方:僕あんまり考えずに。時計は見たことがないですし。只々熱くなったら出て水風呂に入るという感じなんですけどね。ハハハハハ。
―特にこだわりはなく。もうすぐだなと思ったら出ると。
親方:そうそうそうそう。そういう入り方ですね僕。
―HARVIA JAPANの笠間さんからもありましたけど「フィンランドでは100通りの入り方がある」と
親方:時計があるサウナというのはほぼないんですよね。フィンランドは。だからそういところが自由な感じがフィンランドにはあるんですよね。
(「Sompasauna」HPから)
―毎日入ってますか?
親方:今日は函館のねぇ。黎明薬湯があった「湯の箱 こみち」さんという名前に変わってるんですけど。そこに行ってから来ましたね。
―ハハハハハ(笑)
親方:空港着いて。そこでサウナ入ってから来ました!
―滞在時間としてはあんまり長くなく
親方:15分ぐらいあったら僕すぐサウナ行っちゃう。15分ぐらいで出て「なんか不都合なことありましたか?」って受付の人に言われちゃうぐらい。
―不満があったんじゃないかと
親方:思われるんですよ~。
(トークショーでは服を着た親方)
世界のサウナ体験①・米アリゾナ「スェットロッジ」
―親方のプロフィールを観ると。世界のサウナを体験。海川湖。流氷までを水風呂にって書いてあるんですけど。中でも印象的だったのは?
親方:ネイティブアメリカン(アメリカ大陸の先住民族)のね。元々インディアンと呼ばれていた人たちが「スエットロッジ」っていう昔から続くサウナを作って。儀式で五日間断食断水する「ビジョンクエスト」という修行みたいのがあったんですよ。それ行って。アリゾナの山奥にボンと捨てられるんですよ。人一人。断食断水してそこで木の下で動かないで黙っていなきゃいけないんですよ。
―え~?
親方:その修行の最初にスエットロッジっていうサウナに入れられて。汗を出したあとに。水一杯だけ飲ませてもらって。山奥にボンと捨てられる。屋根も何もないところに五日間いないといけない(笑)
―それを体験して
親方:それを体験して。そのあとに。体験して山降りてくるじゃないですか。そこで全身6キロぐらい痩せてるんですよ。体が。で、のども乾いているしお腹もご飯を食べてないから。でそこで入れられるのが。また帰ってきてすぐ。水呑ませてくれるのかなと思ったら。入れられるのがサウナなんですよ。「スエットロッジ」。それに入っちゃうと…汗が出ないんですよ!
―そうですよね!
親方:で、ロウリュ。ネイティブアメリカンが焼いた石にジャってロウリュするんですけど。それかけたら。バッって蒸気が上がって。それを自分の汗腺がそれをバーッて吸うんですよ!ハハハハハハ(笑)
―水分足りてないですよね!
親方:植物みたいに!(笑)
―え~~~~!
親方:あれが今までで一番スゴイサウナ体験だったかもしれませんねぇ。
―自分の毛穴が。湿度(蒸気)を、空気上の水分を吸ってるってわかるんですか?
親方:わかるの!息すると体が。蒸気が。水を飲んでるみたいな感じに。ハハハハハハ(笑)スゴイおっかないんですけどね。三日目ぐらいに「ギブ!」って言ってみたんですけど。そしたら「…ギブ…ギブ…ギブ…ギブ…♪」ってやまびこでかえってくるだけという(笑)誰も迎えにも来てくれないですし。誰も居ないんで。ネイティブアメリカンの人たちが。僕の居場所を知ってるのは2人しかいないから。彼らが死んじゃったら僕も死んじゃうんですけど。スゴイ体験でした。
☆親方の究極のととのい原体験「ビジョンクエスト」については『Saunner BOOK』(松尾大著 A-Works)に詳しいのでまだの人はチェケラッチョ♪
(松尾大著『Saunner BOOK』から)
世界のサウナ体験②「ドイツ」
―もうちょっとソフトなサウナ体験は?(笑)
親方:ぜひ皆さんに行っていただきたいのはドイツですかね。
―ドイツ!
親方:ドイツのサウナ。ドイツってスゴイんですよ。ホントに。エッチな意味ではないですよ?
あのぅ男女が、全員、老若男女。1000人ぐらいの人たちが全員全裸なんですよ。
―サウナの中で?
親方:サウナの中から、その辺まで(笑)女の人たちも男の人たちもすっ裸でいるんですよ。
―それ、サウナ施設なんですか
親方:サウナ施設!スーパー銭湯みたいなところが男女混浴で男女で入るんですよ。面白いですよね。
―そこに行かれた
親方:全然、大好きなんで(笑)
―(笑)
親方:スウェーデンとかでもあるんですけど。最初はね。皆胸とか出てるんで。だけどあとで耳たぶ見てるのと同じになるんですよ。
―(裸の)数が多くて慣れるみたいなね?
親方:ぜひ行っていただきたいですねぇ~。
(ドイツ 「フリードリヒスバート」。親方のInstagramから)
世界のサウナ体験③「スモークサウナ」
―へぇ~。抵抗ある人もいると思うので。もうちょっとレベルを下げて(笑)
親方:ハハハハハハ(笑)やっぱりフィンランドのサウナがいいですよ!
スモークサウナっていうのがあって。煙突がないサウナなんですよ。サウナ室の中でずーっと石を焼き続けて。すっごい入った瞬間に優しさを感じるというか。あったかさの温かみが凄く気持ち良くて。なんかあのぅ実家とかおばあちゃんちに帰ると。なんかうたた寝してるじゃないですか。そしたら毛布かけてくれるみたいなのあるじゃないですか。おばあちゃんとかおじいちゃんとか。そんな優しさがあるんですよ(笑)
―へぇ~!
親方:ちょっとあれは行ってみてもらいたいなぁ。おじいちゃんのお布団みたいな。焚火終わったおじいちゃんのお布団みたいな。ぜひ体験してみてもらいないなぁ。
(©TTNE)
日本は「サウナ×風呂」
―北海道以外の日本だとどんなところが?
親方:どんなサウナだろうかなぁ…。北海道の外って言えば…今沖縄とかだと。目の前が海ね。でスゴイ絶景のサウナがあったり。あと僕、谷地頭温泉(笑)あそこお湯もいいですしね。日本って1万2千ぐらいサウナ(施設)があるんですけど。こんなにあるとこないんですよね。世界には。
(親方の作品「ドラゴンサウナ」。フィンランドにも絶対ない!(笑) ©スパメッツァおおたか 竜泉寺の湯)
―一つの国として考えたときに
親方:一つの国として考えた時に。1万2千軒の温浴施設があるなんてもうありえないですよね。
この国土に対して。だからそんなのはスゴイなぁと。
―日本人はお風呂ありきじゃないですか。だからこそサウナと紐づく可能性が高いんじゃないかなぁと
親方:そうそう。実はフィンランドって温泉ないの知ってます?
―あ?そうなんですか?
フィンランド人はロウリュで「はぁぁ~♪」となる
親方:日本はずっと昔から温泉文化があるじゃないですか。家にお風呂がこんなに入っているのって日本だけじゃないかなぁって思うんですよ。みんなシャワーだけだったり。僕らは温泉があったんで入浴文化がありましたけど。フィンランド人はないから実はサウナ文化になってるんじゃないかなぁって思うんですけど。
日本の家庭って70年間ぐらいまでは家にお風呂がなかったんですよ。色んな企業さんがバスタブを作って。70年かけて一家に一台お風呂があったらいいじゃないかってあの人たち頑張ってやってきたんですよね。実はハルビアも(創業が)70年前なんですよ。できたの。ノーリツさんとかと同じように、ハルビアさんも「一家に一台サウナがあったほうがいいじゃないか」ってやってたんじゃないかと思うんですよ。同じような入浴って言う文化があって。僕らって肩まで浸かってほっとなるじゃないですか。はぁぁ~って。お風呂に入ると。でフィンランド人たちって。焼いたストーンにざって水をかけて。湿度がぶぁーって落ちて来た時にはぁ~ってなる気がするんですよね。
―はぁ~。
親方:それが出来る施設が日本にはなかったんですよね。でこれが今。ハルビアジャパンが出来たり。ロウリュできるサウナが出来たことによる今回のサウナブームだと思うんですよね。本質的なサウナがどんどんどんどん拡がっていけば。実はこ~んなに気持ちのいいもんなんだっていうのがわかってもらえると思うんですけど。それが今回函館で体験できるから。湿度が降りてくるところの体の感じっていうのはぜひ味わってほしいですね!
―私『LC五稜郭ホテル』のサウナを体験したんですよ。あそこフィンランド式でハルビアさんの。
親方:うん。
―おそらく初めてフィンランド式サウナを体験したと思うんですよね。で「朝ウナ」したんですよ。
親方:朝ウナね!
―湿度が出てきたときに。初めての気持ちになったというか。「あ~♪」っていう
親方:ハハハハハハ(笑)あれなんですよ!いいサウナってねぇ。昔から女性たちに言ってるんですけど。全身美顔器みたいなね。ぶぁーって全身で浴びられる施設ってあまりにもなかったんですよね。だからみんなサウナを嫌いだったっていうか。
(「LC五稜郭ホテル」HPから)
―熱いだけのやつが!
親方:なんか息吸ったら鼻くっつきそうだし。ドライだし湿度がないし。あれで好きになるわけがないっていうね。ああいうサウナって。ホントは、絶対に、気持ちがいいっていうのがあるんで。
水風呂は「16.5℃以下では人は痛いと感じる」
―私どうしても水風呂に入れないんですよ
親方:ハイハイハイ。
―常温のがあったんですよ。入ったら冷たさを感じなかったんですよ。「あれ、気持ちいいぞ」っていう。
親方:そうなんですよ。多分水風呂って気持ちが良くて。冷たすぎると痛みになるんですよ。16.5℃以下になると。人間のセンサーって痛いって感じるよになってて。なので16.5℃から18℃ぐらいまでの温度帯だと痛みを感じないので。水風呂を一個だけ作るとすると16.5℃の水風呂を作るんですけど。心地いいところはそのあたりなんですよね。だからそのぐらいの温度帯の水風呂ですと、麻実さんも多分いいんじゃないかなぁ~と。
(お湯でも)36.5℃と37℃。0.5℃しか変わらないんですけど。0.5℃の違いが凄くわかるんですよ。
―具合悪くなりますよね(笑)
親方:温度ってすごく面白くって。水風呂でもそうなんですけど。4℃も0℃もほとんど変わらない。体感が。
(流氷水風呂でととのうOUTDOOR SAUNA CLUB の怪人HIDEさん ©HIDE)
―へぇ~
親方:上もそうですよ。(サウナの)80℃も90℃もあんまり変わらない。ほとんどわかんないっす人間って。痛みのほうっていうかそこにセンサーがないから。人間の生命が危なくなったら。熱とか出ると危機を感じるようにしないといけないんですよ。そこにめっちゃくちゃセンサーが入ってるんですよ。6本ぐらい入ってるんですよ。そこはすごく敏感。
―そうじゃないエリアはざっくりここと
親方:そっちになると冷たくても痛くなるし。あったかくても痛くなる。なんかスイマセン豆知識みたいになっちゃって(笑)
今のブームは「サウナの入り方ブーム」
―サウナブーム。何がきっかけで?
親方:あのねぇ。これすごく面白くて。今回のブームってサウナのブームっていうより「サウナの入り方」のブームなんですよ。
―ほ~
親方:サウナブームっていうのは今までも一杯あったんですよ。スゴイいいじゃないか。ダイエット目的でとか。汗かけるから気持ちいいとかね。今回は。サウナ、水風呂、休憩。これをやるとなんか異常にスッキリするぞってことになっちゃったんですよ。それがまぁ「ととのう」っていうことなんですけど。「ととのう」っていうことを体感したくてみんな行くようになったんですよ。
だから今回は「サウナの入り方ブーム」で。これが凄く面白くって。今までのサウナブームと違って。この入り方をわかっちゃうと。癖になっちゃうというか。サウナだけ入ってると。ほてって汗ダラダラになって。なんていうか…しまってない素麵みたいな。ハハハハハハ(笑)でこれサウナに入って水風呂に入ることによってシャキッとしちゃう。のどごしスッキリな素麵みたいに。
―水で締めることによって!
親方:水で締めることによって!その状態になると凄くスッキリするってわかっちゃった!
(「十勝『サ国』プロジェクト」HPから)
だから「サウナブームいつ終わるんですか」って言われるんですけど。終わらないですよ今回。要するにね。ウォシュレット一回わかっちゃった人間がウォシュレットのないトイレにはなんか行きたくないなみたいになるのと同じで。家でお風呂に入るとか。歯ブラシ2回するとか。昔は歯ブラシも1日1回だったんですよ。朝晩で歯ブラシするよになった。サウナって、サウナ、水風呂、休憩っていうルーチンがわかっちゃうと…永遠に続きますよ。
―一生サウナが習慣になると
親方:合法ドラッグって今言われてますから(笑)ハハハハハハ(笑)ヘンなドラッグするぐらいだったら絶対サウナ行ったほうがいいですよ!こんなスッキリすることないんだから!
―体も締まってきますしね
親方:そういうことですよ。ハハハハハハ(笑)
函館×サウナ
―道南のサウナは?
親方:僕ねぇ。北海道人、札幌からしても函館は観光地じゃないですか。もう大好きなグルメがたくさんあるし。景色もいいし。観光という目線でいくと北海道の中でいえば函館が実は一番好きなんですけど。ここがロウリュできるサウナが一杯になったら。観光客は絶対に増えますよ。サウナ客が増えるから。僕らってサウナのお客さん増やすように頑張ってきたんですけど。観光地で。絶対函館も増える。五稜郭サウナ、みたいなね。五稜郭っぽいサウナとかできてくるんじゃないですか?僕だったらすぐ作っちゃうから(笑)あとは海あるし山あるし。
(ヨーロッパの城郭都市がモデルだという「五稜郭」)
―夜景も見られる
親方:夜景も見られるサウナとかね。だから僕は函館にスゴイ期待してるし。お湯もあるでしょ。
サウナだけだとねぇ、日本人あれなんですよ。お風呂もあって水風呂もあってというのが凄くいいから。このエリアに関してはここがハルビアのショールームが出来ることによってサウナ観光が増えるというのはあると思うし。家。土地が広いから結構置けるんですよね。庭とかにぽこんと置いたりとか。庭にサウナがあったらめちゃくちゃいいですよ!
―好きな温度に設定して。入りたいときに入る
親方:友達とか来て。「サウナ入るから一杯飲もうぜ」みたいな感じ?そんな生活考えてみてくださいよ。
―潤う気がしますよね♪
親方:潤う潤う。「サウナあって良かったあなぁ」って死ぬとき思うと思うんですよ。ハハハハハハ(笑)マジな話で。
―長生きできそうですけどね!
親方:そうそう。
―道南サウナはスタートラインに立った!
親方:そうですよね。温泉はスゴイじゃないですか。サウナってものにあんまりクローズアップしてこなかったっていうのがどこの温泉地もそうなんですけど。それをクローズアップすることによってどんどんどんどん。帯広なんかそうですけど。移住者まで増えている。だからそういう感じになるんじゃないかと思いますけどね。
―北海道のサウナは増えていきますよね
親方:増えていく増えていく。やっぱりまだ「函館といえばあそこだな」っていう。地域性を落とし込んだサウナ室ってまだないんで。あったら面白いですよね。そこ目指して来るから。ちょっとエンタメ寄りなサウナ作りたいですよね。カッコいいよりちょっとエンタメあるやつ。
「宅サウナ」の魅力
―今後の日本の自宅サウナは?
親方:日本のサウナは世界のクオリティを遥かに飛び越しているところがあるので。「サウナシュラン」っていうギャグみたいな。好きなサウナに賞状送ってたんですよ。それ今世界中に送ってるんですよ!この前世界の37施設。スゴイところがあって。そこに勝手に賞状送りつけて「あんたのところスゴイ!」みたいな。そしたら「これなんなんだ?」みたいに世界中で今なってるんですよ(笑)でも海外の人も日本のサウナに凄く注目してるんですよ。
―へぇ~♪
親方:だからインバウンドでサウナに入って来る人が増えるんじゃないかなと一つ思っていて。あとは家のサウナ。どんどん増えます。
自宅にある体験をするじゃないですか。友達の家に行って。ビール飲んでぎゃはぎゃは笑って。そんな人生楽しい、一番楽しいことじゃないですか。仲間とおしゃべりするって。そこにサウナがあると凄く気持ちいいし。それを家で体験した人?人んちで体験した人は俺も欲しいってなってる。もう若者たちなんて車なんて欲しくないと。でもね、サウナは欲しいってやつは一杯いるんですよ!
―お値段も軽四輪より安い
親方:だったらサウナ付けるか?って。そうなったらサイコウですよ!子供が中学になったらお風呂に入らないじゃない?でもサウナは入るから!入れるから!
(最新の「宅サウナ」が揃ったHARVIAショールーム函館)
―男女問わずね
親方:お母さんバスタオル巻いて。息子とサウナに入るという習慣はこれが面白いところですよね。
―トークができるし
親方:「あんた何やってきたの?」ってね。学校でどんなことになったのって聞けるじゃないですか。ハハハハハハ(笑)
―新しい家族のカタチが!
親方:そうそう。全然違う楽しみ?サウナがぽこんとあることで。弟とだって入れる!(麻美さんの)弟と友達なんですよ僕(笑)
―(笑) まだまだお話聞きたいんですけど。何か質問は?
Q&A ①「ととのう」とは?
参加者:結局「ととのう」ってどういうことなのか?僕も理解できてないんですけど。これじゃないかなっていう体験はあって。全部ハルビアさんが入っているサウナで。横浜のハレタビサウナさんやスパメッツアさん。ちょっと落ちるっていうんですか。目を閉じるとくるくる回るようなでも目を開けるとパッと。これって「ととのう」なんですか?
親方:あのぅ、それを求めている人がいるじゃないですか?俺、それ危ない、めまいなんじゃないかなって。ハハハハハハ(笑)それを求めちゃうと。三半規管がおかしくなっちゃったらととのってるのかってことになっちゃうと。それはおっかないなかと僕は思っていて。サウナ入って水風呂入ってスッキリして。「はぁ~」ってなったらもうととのってるんじゃないって。心身がととのうというか。サウナに入って。チカラがプラス10%伸びるとかではなくて。元に戻る、ニュートラルに戻るっていう感じなんですよ。なんていうんだろうな。ゼロになるっていうか。
(©HTB)
マイナスになったりプラスになったりするじゃないですか。感情の起伏って。「元気」って元の気ってかくけど、(気が)元に戻るっていうか。ゼロになったらそれととのうなんじゃないかなぁって思ってますけどね。僕は。…めまいはととのうじゃないと思います。ハハハハハハ(笑)立ち眩みして「ととのった~」ってやついるの?
参加者:そこまではないですけど(笑)
佐藤:言葉にこだわりすぎるって日本人そうなりがちですけど。自分の気持ちのいいところでイコールととのうということで。
親方:そうそう。「最近ととのわないんだよなぁ」って言う人いるけど。サウナ入って水風呂入って気持ちよければいいんじゃねぇって思いますけどね(笑)
Q&A ②「サウナ」とは?
参加者:函館新聞です。松尾さんにとってサウナとは?
親方:よく聞かれるんですけど…。サウナとはサウナだなぁって(笑)でも俺なんか年間800回ぐらい行くわけですよ。だからなんなのかわからなくなってきましたけど。大好きなんだけどまだなんなんだかわかってないというか。サウナの魅力とはって聞かれるけど…な~んも浮かんでこない。ハハハハハハ(笑)
―サウナはサウナだと。
親方:そうそうそうそう。「サウナとは〇〇」っていいたいんだけど。全然浮かんでこないんですよねぇ。スイマセン!
Q&A ③サウナで人を集めるには?
参加者:熱波師してます。どんなイベントだと人が集まりますかね?
親方:サウナを通すとなると今やられている熱波が一番じゃないですか。熱波っていうものを受けて気持ちいいことを体感を含めて言葉でも教えることができると凄く面白いと思うので。
(GKSサウナビレッジの活動で北海道でも「アウフグース」旋風が♪写真はりゅーきイケダ師)
ロウリュできなかったりするんで。湿度が体にまつわりつく感じというか。どんどん体験させてっていうのはみんなサウナが好きになるのでいいかなと。
おしまいっ♪
HARVIAショールーム函館
「HARVIAショールーム函館」はJR北海道・道南いさりび鉄道「五稜郭駅」から車で10分。世界最高峰のHARVIAのサウナを車のショールームのように見て、触れて、さらに体験ができやす♪
営業時間:午前10時~午後5時(土日祝定休)
所在地 :北海道函館市桔梗町587-18(運営 株式会社函館新成建材)
電話 :0138-49-7488
来場予約:電話、メール、HPから。
HP https://www.big-advance.site/c/200/1297/service#ser1
SAUNANEWS 親方のサ本が「ビジネスに効くサウナ術」として文庫本で登場!
ととのえ親方が旅と人生の達人・本田直之さんと書いた『人生を変えるサウナ術 なぜ、一流の経営者はサウナに行くのか?』(KADOKAWA)が改題・再編集されて『ビジネスに効くサウナ術』として文庫本になりやした!サウナ本が文庫本化されるのは、タナカカツキ先生の『サ道 心と体が「ととのう」サウナの心得』(講談社+α文庫)以来2冊目の快挙っす。
発汗、いや発刊元は創業90年三笠書房で1984年に始まった「知的生き方文庫」シリーズ♪この本読んでサウナー人が増えること間違いなし!「自己啓発本の殿堂」から満を持しての発売ざんす。知的生き方文庫といえば、“だいたいやね~♪”のメディアの寵児・竹村健一先生の本を始めパンダ・リーもガキの頃からどれだけお世話になったかわからない!
全197ページ、手のひらサイズのこのサ本には。日本のサウナの歴史・魅力・効用から、世界のサウナまで。国内外を年中飛び回っている著者が実践する「サウナ×旅」「サウナ×ビジネス」「サウナ×コンディショニング」etc…無限に広がるサウナのチカラに関する知見がすべて詰まっているざんす。網羅している話題がめちゃくちゃ幅広くいっす。サウナでいえば、センチュリオンの灼熱サウナとグルシン水風呂の温度差ばりの落差(笑)
文庫本化で読み直しまず刺さったのは、第1章「なぜ、今、サウナなのか?」の「ずっと間違っていた、日本のサウナ」(p24~)。いわく、日本でも1964年東京五輪以降、サウナは増えていったが…
「『ロウリュ』をすることができず、サウナ室内の温度も90~100℃近くと熱く、湿度も極端に低いドライなサウナが、一般的なサウナとして定着してしまったのである」
とこれまでの日式サウナの問題点を明確に指摘。その上でー
「『日本人は海外の文化を取り入れて独自の形に進化させるのが上手い民族』とよく言われるが、サウナばかりは本来の姿とは違った、不完全な形でのまま継承されてしまったのである」
と痛烈に批判されていやす。親方がトークショーでも仰ってた通り、今のサウナブーム、あるいはサウナを再評価する「サウナルネッサンス運動」を支えるのは、「サウナの入り方」が浸透したことと、ロウリュ(蒸気)で汗をかける“気持ちいいサウナ”が増えたことに他ならないことを改めて思いださせてくれやした。
からの、
「サウナーにとって最も合理的な生活空間はサウナである」
と高らかに宣言する第5章「経営者たちのサウナ哲学」では。我らがニコーリフレ会・中市”中ちゃんマン”忠弘会長が発したという言葉として、サウナ好きの経営者の間ではー
「サウナで考え、水風呂で決断する」
という考え方がある、と紹介されているのも実に面白い!!日常は選択の連続。進路を決めるような大きな選択から、サウナ飯に何をいただくなど小さな選択まで。寝てる以外は「考えて、決断する」毎日ざんすよね~。いい言葉っ!
パンダ・リーもこのサ本の名著の文庫本、毎日持ち歩こうと思いやす~。本田直之・松尾大著『ビジネスに効くサウナ術』は三笠書房「知的生き方文庫」から3月19日から、コーチャンフォーなど全国の有名書店で発売中っす。
☆格納YouTube動画:佐藤麻美チャンネル【なまら函館 #64】ととのえ親方×佐藤麻美!サウナ好き必見!道南初の体験型「HARVIAショールーム」の全貌公開♪