次の誰かのためにと綴っています
乳がんのり患率、年齢別でみると30代から急速なカーブを描き、(少し前はいったん凹んでいたのですが)さらに60代で大きなカーブを描きます。
70代の女性からの声、です。
『おかしいと思って受診する最初の医師が命運を握っています。
私の場合、シコリひきつれが急に大きくなってきた段階で、大学病院の乳腺腫瘍専門医にCT検査を受けました。8mmの大きさと確認。ところが、傷跡もすでに無いのにのに50年前に受けた細胞診の痕跡と言う診断。自治体の無料検診を隔年で受診するように言われました。医師の判断を簡単に信じたのは愚かでした。
この医師を今でも恨んでいます。
直後妹に乳ガン発覚。短い闘病で亡くなりました。
その間にも私のシコリひきつれはどんどん成長し皮膚に顔を出し紫色になりました。自治体の無料検診を受けたら即刻大学病院の乳腺腫瘍専門医へ。素晴らしい先生に出会え、辛くも片側全摘で現在に至っています。
同じ大学病院の同じ診察室で、最初の医師も見かけました、今も許せない気持ちです。
最終決断は本人だけど、姿を見かける度に許せない気持ちです。人はつい自分の都合のよい方を信じてしまう。妹の命と私の乳房を代償にして得た得た知恵です。
何より言いたいのは、医師で運命が決まってしまうことです。
納得するしないで決めたら失敗します。納得したい気持ちに付け入られるからです。
繰り返しになりますが、最初の医師がその後の命運を決めます。
最初の診断で簡単に納得しないことです。』
許せないお気持ちはわかります。その時点で判断がつかなかったのかもしれませんが(腫瘍マーカーなどは絶対ではないのでどこまでやるかは難しい)そのとき見つけてくれればという気持ちは患者であれば感じた方も多いかもしれません。(医師も葛藤はあるようです)
もう一度調べる、とかこの部分を調べる、などは患者も医師と会話をしなくてはいけません。
そのためにはあらかじめ乳がんについて知っておく必要がありますし、知識が必要です。
検診のときこぞ、乳がんについての正しい知識を、と強く思います。
がんとともに、、、。
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