今年は7月20日開催「第10回しほろ牛肉まつり」 生産者が極上しほろ牛を対面販売

「第10回しほろ牛肉まつり」

肉牛出荷頭数日本一!北海道十勝士幌町のブランド牛「しほろ牛」は、赤身肉の美味しさが人気の国産牛です。この祭りは、朝の飼育作業を終えた生産者が会場に駆けつけてお客様に直接販売!絶品のしほろ牛を堪能できる、農家さん自身が運営する手づくりのイベントです。

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「第10回しほろ牛肉まつり」は2024年7月20日(土)午前11時から午後3時。場所は士幌町農村運動公園です。

コロナ禍から復活した去年開催された第9回は約2,000人の方が訪れ、大盛況となったこのイベント。

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会場では、3種類全てのしほろ牛ブランドをその場でロースカットステーキなどで味わえるほか、希少部位を含めた生肉も生産者特別価格で販売されます。

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この「しほろ牛」。去年4年ぶりに開催された同祭りでは販売ベースで2,000食が完売。

去年9月の「十勝マルシェ」でも、ロースのカットステーキ2,000食が完売。一番の人気を博しました。

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「美味しかった」が励みに!

主催する士幌町肉牛振興会の鎌田佳尚会長に意気込みを聞きました。

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― 昨年は

鎌田:本当に今までにないくらいの大盛況をいただきました。正直4年ぶりの開催でしたのでお客さん来ていただけるのか。初めての10月開催でもあったので色々不安があったんですよね。それを全て吹っ飛ばすぐらいの多くのお客さんに来ていただいて本当にありがたかったです。

― 祭りがあっても当日も牛を育てる仕事がある?

鎌田:そうですね。朝餌やりなど仕事をしてから会場に行きます。前日からもテントの準備も生産者皆で集まって一斉に準備をした上で、当日も設営をして。夜の牛の世話までに帰るという感じです(笑)

― お客さんの反応は?

鎌田:食べていただいた方から「美味しかったよ」と声をかけていただきました。色んな方から色んなご意見をいただけた。カットステーキも焼肉もそれぞれ多くの方に喜んでいただけたかなと思っています。

― 今年の意気込みは?

鎌田:昨年は「買えなかった」「食べられなかった」というお客さんも結構いましたので。今年はその部分を、どこまで補えるかはわからないのですが。駐車場やお肉の量も増やした中で、より多くの方々に「しほろ牛」を味わっていただけるような体制で臨んでいきたいと思っています。

― しほろ牛の魅力をあらためて

鎌田:牛肉ということで高価なところはあるんですが、食べていただければ(価値は)わかっていただけると思います。『しほろ牛』はホルスタインの雄牛で、適度なサシと牛肉本来の赤身の美味しさにこだわった牛肉です。
『しほろ牛クロス』はホルスタインと黒毛和牛の交雑種で、脂の旨みと赤身の美味しさをもった牛肉。『しほろ牛若丸』は若齢肥育で若々しい赤身が特徴の牛肉が苦手な方でもクセが少ない牛肉で、それぞれの特徴を活かしたカットステーキや生肉販売。今年もまた味わっていただきたいと思います。

― 忙しい中、祭りを行う理由は?

鎌田:日々牧場の中で牛舎の中で育てているしほろ牛を多くの皆さんに知っていただく、食べていただく機会がお祭りです。喜んでいただくところが見たいですし、しほろ牛のファンになっていただきたいという想いが先輩たちの頃からあります。美味しく食べていだく様子を見られる機会。僕らがしほろ牛を作っていることの意味を感じられるイベントです。それを見たいがためではないですけれども(笑)多くの皆さんと、また生産者それぞれとも共有したいという想いが詰まったイベントです。

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詳しくは「士幌町肉牛振興会」公式ウェブサイトで!

十勝しほろ牛|⼠幌町⾁⽜振興会:https://shihorobeef.jp/

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この記事を書いたのは

SODANE編集部

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