別海町に期間限定！「海とらっきょ」出店
札幌を中心に北海道のソウルフードとして人気のグルメ「スープカレー」。道産食材をたっぷり使った旨味あふれるスパイシーな味わいは、今や道外・国外の皆さんにも愛されています。
知床鶏野菜スープカレー北海道産
（「札幌らっきょ琴似店」から）
スープカレー人気を牽引し、スープカレーを北海道の食文化として根付かせるための活動や地域活性化につながるプロジェクトに汗をかくのは「札幌らっきょ」など道内外７店舗を展開する「スパイスゴーゴー」の井手剛代表です。ハウス食品「スープカリーの匠」のＣＭでおなじみスープカレーの伝道師！
誰よりもスープカレーを愛する井手代表が、別海町で期間限定「海とらっきょ」をオープンし町民らで賑わっているとの噂を聞きつけました。場所は別海町、野付半島の絶景を一望できる「尾岱沼（オダイトウ）」です。
一体どんなスープカレーをいただけるのか？取材してきました。これが、激ウマ！
「ホタテのスープカレー」
手つかずの自然が織りなす絶景が広がる別海町尾岱沼。「海とらっきょ」は尾岱沼観光の拠点「道の駅おだいとう」にあります。
かわいい牛のモニュメントにご挨拶。
では、早速中に入りましょう。
食材は「別海産ジャンボホタテ」
お土産コーナーでは別海で取れた海産物や濃厚さが格別な別海産の牛乳など、別海産の特産品が販売されています。期間限定「海とらっきょ」はこのレストランで展開しています。
「海とらっきょ」。その気になるメニューはこちら！
「ホタテのスープカレー」（1,100円税込/大盛料金別途あり）。お～、ホタテは別海町が誇る大人気の海の幸ですねえ。
水揚げされたほたて（「HOKKAIDO LOVE！」から）
別海町で水揚げされるホタテは、とにかくデカくて旨い。特大ホタテ、ジャンボホタテと呼ばれています。肉厚でプリップリ～♪
©別海町
メニューを見ると、そのジャンボホタテの貝柱はホタテフライで。ホタテのひも等はスープの具材として味わえるようです。
注文して、出てきました。らっきょの井手代表がプロデュースした「ホタテのスープカレー」。
うゎぁ～、とってもかわいい盛り付けですねぇー！北海道米のごはんが、なんと北海道の形に。別海町の尾岱沼のところには旗が立っています(笑)
そして右には大きなホタテフライ♪
新鮮な別海産のホタテをフライにしました。フライドポテトは、尾岱沼から晴天時には島影が臨める北方四島をイメージしているそうです。
別海のホタテたっぷり「ホタテのスープカレー」。では、いただきます！
ん～、ホタテの旨味がよく出てますねぇ。らっきょこだわりのスパイシーなスープによく合います。またホタテのひもから出る出汁がまぁ旨いこと。スープとの相性、抜群です。スパイシーさは際立ちながら、意外にも辛さ控えめ。お子さんからご年配まで食べられる辛さです。辛いのが好きな方は辛味スパイスをお好みでかけるスタイルです。
井手剛代表インタビュー
海とらっきょ限定「ホタテのスープカレー」。別海町から出されたお題は「別海産のホタテ」を使うこと。完成までの秘話を井手代表に聞きました！
― この一皿に込めた思いを聞かせて下さい！お題である「別海産のホタテ」をどのように調理しようと思いましたか？
井手：まずこのホタテ。本当に立派ですよね！元々別海のホタテは有名ですから。視察しているとき、フライと焼きと煮たのとで、試食会で３パターン出したら圧倒的に皆さんフライが美味しいと。９割みんな「フライがいい」って言うので、まずはホタテをフライにしたんですよね（笑）
― スープの中にもホタテが？ホタテの出汁でしょうか、スープがとても美味しく感じました。
井手：ホタテのひもとホタテの子を入れています。出汁も出るので。別海では皆さんわりと捨てていると。逆に皆さん、スープカレーに入っているのは食べたことがなかった。「合うね、合うね」とおっしゃってくれたので僕らとしてもちょっと救われたなぁと（笑）どう考えても美味しい部分ですし、捨てるのももったいないですし。
― らっきょのスープにぴったりですよね。
井手：バツグンに相性がいいです。貝のひもが美味しいんですよ。もちろんこっち（ホタテフライ）はメインとして美味しいんですけど。僕はやっぱりこのスープの旨さを作ってくれてるのは、貝のひもと子だと思っているので。出汁がでる、ホントに旨味がでるんで。僕らとしてもやったことがなかったので。十分に今回は成果があがりましたよね。想像以上にいいですね。量は少なく見えるんですけど、食べたら結構おなか一杯になります。
― 地元の皆さんの反応はいかがでしたか？
井手：地元の年配の方とか。根室でお父さんたちがゴルフをして皆さんがここで食べたりびっちり店が埋まったりすると、本当の意味で地元還元になってるならよかったなぁと思いましたね。
― ホタテの魅力を再発見するきっかけになりそうですね。
井手：そうですね。観光の人には「あ、北海道のここでもスープカレーが食べられるんだ」。しかも札幌とは違うスタイルなのを感じてもらえると凄くうれしいなぁと思いますし。「北海道のカレーはなぜ美味しいか」っていうと食材が美味しいから北海道のカレーは美味しい。世界のカレーより美味しいと思ってもらえる要素があると思うんです。ホタテもそうなんですけど、野菜もこれから別海産に切り替えていく予定です。スパイスは正直流通しているので世界中どこでも買えるんですが、北海道の食材のチカラで世界に負けないカレーを提供することができると思っています。ですからこういう思いを、北海道の離れたところでも感じてもらえれば。北海道のポテンシャルは凄いなと思ってもらいたいなと思いますよね。
「海とらっきょ」
場所：道の駅尾岱沼（別海町尾岱沼５−２７）
営業時間：９月３０日までの期間限定 11時～15時
定休日：火曜日（7、8月は無休）
商品：「ホタテのスープカレー」別海産特大ホタテ使用（1,100円税込/大盛料金別途あり）
井手代表の次なる仕掛け「カレーフェス@激汗フェス」が8月３日（土），4日（日）札幌ドームで
別海産の特大ホタテの旨味が際立つ絶品「ホタテのスープカレー」を見事完成させたスパイスゴーゴーの井手代表。次に仕掛けるのは『真夏の汗激（カンゲキ）‼フェス2024 in 札幌ドーム』です。
井手さんを慕う13のカレー店が一堂に会するカレーのビッグイベント。経緯と意気込みを伺いました！
― 豪華な１３店舗を集めましたね！
井手：大変でしたよ！やっぱりこの時期に…（笑）。僕ら一番売上がいいのは7月8月だから、この時期に「イベントに出て」っていうのは勿論大変でした。
― 「らっきょ」のブースでは？
井手：当日だけ「ホタテトッピング」をやるんですよ。その時はフライではなく、焼きになるんですけど。お安くだそうと思っています。そこでも別海町のPRができればと思います！
