「天然水のまち」の極上サウナ!北海道東川町「キトウシの森きとろん」/「汗激フェス」ハルビアランド今週開催/大丸サウナ部「サウナが好き」初開催へ 北海道のサウナ野郎パンダ・リー「ととのえ道場」[212]

「天然地下水のまち」にレべチなサウナが爆誕!

道内唯一の「天然地下水のまち」に、めっちゃくちゃ映える極上サウナが去年夏爆誕。

先月お邪魔したそのサウナと水風呂は…高級ホテルばりに立派だったっす‼

なのに入浴料は1000円(笑)

小粒ながらも魅力あふれる米どころを、サウナがさらに元気にする‼パンダ・リーっす。

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SAUNANEWS 「真夏の汗激!!フェス」ハルビアランド、当日券ありやす!

いよいよ今週8月3日(土)4日(日)、『真夏の汗激フェス‼2024 in 札幌ドーム』が大和ハウス プレミストドームで始まりやす!

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スープカリーの匠「らっきょ」でお馴染みスパイスゴーゴーの井手剛代表監修、道内の超人気カレーブランド13店舗が大集結!からの、憧れの「宅サウナ」に入り放題『ハルビアランド』を初開催‼

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HARVIA JAPANのオリジナルモバイルサウナがイベント初登場!

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onちゃんも打ち合わせのため札幌のHARVIAを電撃訪問!

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めっちゃサイコウだon♪

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日曜4日は午後1時半から「HTBサウナ部 汗激サウナトークショー」!当ととのえ道場で毎度展開するサウナの話をゲストと一緒にリアルLIVEでお届けしやす。ゲストはご存じニコーリフレの藤原くみちょ、サウナ芸人やすと横澤さん

HTBサウナ部、HARVIA、ニコーリフレ、アサヒサウナなどのサウナグッズも販売。さらに、アウフグースえもんパイセンと藤原くみちょのゲリラ熱波もありやす♪

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水着、タオルなどご持参いただければ当日参加も可能ざんす。日曜日はまだまだ余裕があるそうっす!「ハルビアランド」は当日1時間利用券1500円

珠玉のHARVIA宅サウナ、からの、普段は選手しか入れないドーム大浴場の水風呂。そしてドームで大休憩あ~んどサ飯は絶品のカレーを選び放題!

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(Wolt✖スープカレーらっきょ コラボメニューイメージ)

YOUのお越しを、パンダ・リーあ~んどHTBサウナ部一同、お待ちしとりやす‼

☆「真夏の汗激‼フェス2024 in 札幌ドーム」HP

https://www.htb.co.jp/event/kangeki/

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「北海道 東川町」

レべチなサウナが爆誕したのは、北海道「東川町」。大雪山国立公園の麓にある人口約8000人の小さな町っす。旭川空港から車で15分、札幌から2時間ちょい。

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(「ひがしかわ観光協会」から)

道内唯一「地下天然水のまち」

サウナーだったらよだれが出るのは。なんと東川町の蛇口から出る水は「地下天然水」*‼水が豊かな北海道の中でも唯一、上水道がない町‼水源は、長い年月をかけて地中にしみ込んだ大雪山が蓄えた雪解け水。中でも『大雪旭岳源水』はミネラル豊富で水温6~7℃。2カ所の源泉では、現在長期休館中『神戸クアハウス』の水汲み場ばりに美味しい水を汲むことができやす。

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*東川町のHPでは「東川町は上水道施設の無い町で生活用水を全て地下水で賄っています。 しかし、東川町内であればどこでも良質な水が確保できるわけではありません」と。家の建築や土地の購入時は事前に町にご相談をとのことっす。

「東川米」

水がいいから、コメもいい。天然の美味しい水で育まれた東川町のコメ「東川米」はブランド米として人気っす。

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(「写真の町 東川町」から)

いやぁ、旨そう。

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(「写真の町 東川町」から)

三千櫻酒造

米どころの東川町に、酒蔵はありやせんでした。が2020年秋、岐阜県中津川市から143年の歴史を誇る酒蔵「三千櫻酒造」が東川町に移設。「東川町公設酒蔵・三千櫻酒造」として新たなスタートを切りやした。念願悲願の酒蔵の誕生っす。

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(「HOKKAIDO LOVE!」から)

「思いが強すぎても無さすぎてもうまくいかないのが酒造りの妙」。

HPの杜氏の話、染みるなぁ…。暮らしもサウナも「ととのいたい」と強く思いすぎてうまいかないこと、ありやせんか?(笑)

今年で31回「写真甲子園」

水は天然水、コメはブランド米、悲願の酒蔵も誕生ー。移住者や二拠点暮らしの人がやってきたり、日本語学校の開校で外国人も多く暮らすなど、スローライフを過ごせる「穏やかな田舎」という印象の東川町。街を歩くとほのかに感じる「文化度の高さ」も魅力かもしれにゃいと感じやす。その代表例が「写真甲子園」。

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(「ミツカン 水の文化センター」から)

女性写真の第一人者、巨匠・立木義浩先生が立ち上げからずーっと長年携わってきた、日本全国の高校の写真部や写真サークルの高校生が対象の「写真の甲子園」っす。地区予選を勝ち抜いた高校生が、若い感性で東川町の魅力を写真で表現する大会は今年で31回目。写真甲子園があるから映える街並みになった、という話もあるらしいっす♪

なお立木先生は昨年で後進に道を譲りご勇退。立木先生とはご縁があって何度かご一緒。昔六本木の事務所を訪問。アトリエに飾られていた写真は、一世を風靡した加賀まりこでも浅野ゆう子でも山口百恵でもなく…ケニアの密林を闊歩する巨象のモノクロ写真だったっす♪

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(©写真甲子園)

「キトウシの森きとろん」

キトウシの森

小さいながらも「映えるまち」東川町に、めっちゃ映え映えなサウナが去年8月にできたちゅう話を聞いてなまら気になってたっす。旭川から車で約30分。先月『OMO7旭川 by 星野リゾート』サウナプラトーの取材帰りに立ち寄りやした。お、「キトウシの森」という看板を発見。

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廻りには白樺ヴィヒタが群生♪

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この「キトウシの森」。旧名「キトウシ森林公園家族旅行村」。家族連れがキャンプを楽しんだり林間学校として親しまれてきたアウトドア村っす。標高457メートル「キトウシ山」をいただく森。ちなみに「キトウシ」はアイヌ語で「ギョウジャニンニクが群生する場所」だそうっす。

上に進むと、お!立派な施設が見えてきやした。

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デザインは隈研吾氏

到着しやした。うゎぁ、美しい…。

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建物や内装のデザインは、新国立競技場、サントリー美術館、根津美術館などを手がけた建築家・隈研吾氏の「KKAA隈研吾建築都市設計事務所」。KKAAのサテライトオフィスも東川町にあるそうっす。

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(「写真の町 東川町」から)

一体どんなサウナなんでありやしょうか?入口に進みやす。

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び、美術館っすか!?あと、木工家具の町でもある東川町らしく、木を活かした建築っすねぇ。

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1階が受付、ショップ、レストラン。2階が大浴場。1階の「東川ミーツ」にはかわいい木工クラフト雑貨や特産品、そしてサウナグッズが揃っていました。

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(「キトウシの森きとろん」から)

左にはレストラン「K'S Table」が。札幌のお店のイタリアン、旨かったなぁ~。トーホウリゾート系っすよね。

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で、1階の受付カウンターで1000円をお支払い。町民は半額、銭湯料金(笑)。ICバンドを受け取り、入場手続き完了っす。で、階段を昇り大浴場のある2階へ…。び、美術館か!(笑)

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オブジェの右が大浴場っすー。

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ツインのフィンランドサウナ

無人ゲートにICバンドをかざして“ピピっ”と鳴ったらゲートイン。大浴場フロアも木のぬくもりを活かした内装ですねぇ~。では大浴場へ。

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男女合わせてサウナは4つ

「キトウシの森きとろん」には男女それぞれ2つ、合計4つのサウナがありやす。いずれも蒸気で汗かくフィンランドサウナ♪あと個室浴場もあってそこにも2名用のプライベートサウナがあるらしいっす。この日は野郎が「大浴場2」(サウナイキタイの「男性」)っすね。

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(「キトウシの森きとろん」から)

靴ロッカーに靴をしまいやす。

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鍵のキーホルダーは木工クラフト。きゃわいいっすねぇ~。

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浴場も隈研吾デザイン

パパっと着替えて大浴場へ。石のグレーカラーが神殿感を醸し出していやす。

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(「キトウシの森きとろん」から)

体を清めて、まずはお風呂「トロン温泉」で下茹で。

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(「キトウシの森きとろん」から)

「トロン温泉」は「トロン浴素」を泉源(温泉の素)にした、かけ流し温泉に極めて近い人工温泉だそうっす。あ、わかった!このお湯がトロンで。キトウシの森+トロンで「きとろん」。施設の名前の由来はそういうことっすねぇたぶん。

大浴場2の「オートロウリュサウナ」

まずは大きくて明るい「オートロウリュサウナ」へ。ひな壇正面、ヒーター奥が全面ガラス張り

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(「キトウシの森きとろん」から)

ひな壇は3段。10人ぐらい座れそうな広さ。最上段に座りやす。ピッカピカで広い座面。気持ちいいっすね~。わりとパリッとした空気感。

♪ジュジュジュジュジュジュ~

HARVIAの大きなシリンドロのツインヒーターにオートロウリュがプシャーっと発動‼

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(Instagram「キトウシの森きとろん」から)

お~。蒸気がすぐに舞い降りてきやした。噴射は片方ずつか。体感100℃、3段目はめっちゃアチアチ!2段目に移り、ゆっくり汗をかきやす。オートロウリュは15分に1回程度か。

きとろんは小高い丘にあるので、ガラスの向こうには田園風景が広がっていやす。

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(画像はイメージ)

明るく開放的な空間で、豊かな自然に思いを馳せながらめっちゃ汗かく!なんて贅沢なひとときでありやしょうか。10分程度でサウナを出やした。

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(Instagram「キトウシの森きとろん」から)

地下天然水の水風呂

サウナを出たら、かけ湯で汗カット。そして、ご褒美の水風呂へ。

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(「キトウシの森きとろん」から)

なんてったって、東川町の水は大雪山系の雪解け水の恵み「地下天然水」♪

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(Instagram「キトウシの森きとろん」から)

なんまら爽やか~な肌ざわり。水温はこの日6月で体感13℃。水もオーバーフローしていてキンキンざんす。

鳥の声でととのう

水風呂から、露天風呂にあるととのいスペースへの導線はバツグン。10歩もなしで、即外気浴。

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♪ピーヨピーヨ キュルキュルキュルキュル~ 

野鳥の鳴き声がハッキリキレイに響いていやす。しかも有線ではにゃく天然の鳴き声。『渋谷SAUNAS』の日本最高峰の音響「SOUND」サウナばりにいい音♪視線の先にはやはり東川町の田園。ん~、サウナの休憩はやっぱ外気浴がサイコウっすね♪

大浴場2の「セルフロウリュサウナ」

2セット目は、もう一つのサウナ「セルフロウリュサウナ」へ。

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こちらは一転、メディテーション系の照明を落とした落ち着いた空間。ひな壇は2段プラス小さな3段目は玉座っすね(笑)。5人ほど座れそうなコンパクトな空間はプライベートサウナ風。2段目に座りやす。漆黒のヒーターはHARVIAレジェンドでありやしょうか。湿度はこっちのほうが高めな印象ざんす。温度は室温85度、プラス蒸気で体感90℃強。

♪ジュジュジュジュジュジュ~ ジュジュジュジュジュジュジュ~

サウナストーンがめっちゃバリバリ鳴りやすねぇ♪お~、ロウリュの廻り方が早いかも。ん~、気持ちいいっす。2セット、サクッといただきやした!

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(Instagram「キトウシの森きとろん」から)

大浴場1(サウナイキタイの「女性」)のサウナ

日替わりで男女の大浴場が入れ替わるきとろん。「大浴場1」の2つのサウナはこんな感じ。こちらはオートロウリュ。ヒーターのデコレーションがシャレオツ♪聞くところによると、イメージは大雪山の旭岳。登山道で見かける、石積みの道しるべ「ケルン」をモチーフにしているんだとか。

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(「キトウシの森きとろん」から)

からの、セルフロウリュサウナ。

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(「キトウシの森きとろん」から)

雰囲気がちょっとまた違いやすねぇ~。そして水風呂。

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あとは真冬で寒いのがダメな人でも安心、室内ととのいスペースも、あるっす。

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レストラン「K'S Table」

今回時間が合わ~ずで食べられなかった「K'S Table」のお食事。コンセプトは「その土地の素材を季節ごとに感じ 東川の美味しいお米を一緒に味わう。」。ランチはこんな感じだそうっす。

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(「キトウシの森きとろん」から)

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(「キトウシの森きとろん」から)

午後1時半ラストオーダーのランチには間に合わず…。普段はこんな旨そうで映え映えなランチをやっているそうっす。た、食べたかった(泣)水曜定休。ランチは午前11時からラストオーダー午後1時半。食材が無くなり次第営業終了。夜は午後5時からラストオーダー午後7時半。火曜はランチONLYだそうっす。

キャンプ泊・ケビン泊も

きとろんがある「キトウシの森」では泊まることもできるそうっす。今の季節は最高、キャンプ泊

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(「キトウシの森」から)

そして一棟貸しのコテージ「ケビン(cabin)」。お値段はなんと8名様1万9800円~。気軽にサウナ合宿、できやすねぇ~。

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(「キトウシの森」から)

ということで、旭川にほど近い米どころ東川町に爆誕した町営温浴施設「キトウシの森きとろん」。サウナがあまりに素晴らしい‼サウナ、水風呂、外気浴の導線も完璧。これは相当なサウナ好きが手がけたに違いにゃい…。パンダ・リーの調べでは、監修したのはどうやら十勝のとあるサウナ経営者らしいっす(笑)まずは、きとろん、お試しあれ♪

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(「キトウシの森きとろん」から)

☆「キトウシの森きとろん」詳細はこちらのHPでチェケラッチョ!

https://www.higashikawa-kitoron.jp/

SAUNANEWS 「サウナが好き by 大丸サウナ部」開催決定!

超速報!今月14日(水)から大丸札幌店でサウナイベント開催決定ざんす。大丸札幌店のサウナ好きがプロデュースするイベント名は「サウナが好き by 大丸サウナ部」。

テーマは「もっと北海道のサウナ好きを増やしたい!」。ん~、パンダ・リーのととのえ道場と一緒!応援しやす‼

北海道を中心に人気のサウナブランドが勢ぞろい。ほかではなかなかいただけない十勝サウナ協議会の「ロウリュチキン」などサ飯も充実。

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スペシャルゲストには、NMB48を卒業し『&sauna』の関西エリアレポーターを務める白間美瑠さんが道内イベント初登場

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(「サウナが好き by 大丸サウナ部」HPから)

詳しくは大丸札幌店HP「サウナが好き by 大丸サウナ部」にアップされるようなので、チェケラッチョ!

https://www.daimaru.co.jp/sapporo/p/sauna/index.html#event

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この記事を書いたのは

パンダ・リー(サウナ野郎っす)

No Sauna, No Life! “ととのう”話だけをお話するっす。趣味は極真空手、旅、そしてサウナ。サウナ情報&ご感想はTwitterで「パンダ・リー」まで!https://twitter.com/matsu08130896

本業はHTB帯広ブランチ・釧路ブランチの代表っす。21年5月から“サ国”とかちの首都・帯広へ。「営業」としてTV広告、番組企画等で企業様・自治体様の魅力プロモーションをお手伝い。「ライター」としてこちらの『SODANE』でサウナを中心に、農業、面白い人あ~んどホットな話題を発信中ざんす。

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