いつも通り、ネットを開いているとこんな記事が出てきた。
【独占告白】梅宮アンナからメッセージ「私、7月31日に乳がん治療を始めました」
同世代の梅宮アンナさんのり患。
その文章には気持ちが素直に書かれていたと思う。ひとによってその感じ方や復活方法が違うのでどれが正解、はないからだ。
浸潤性小葉がん。散らばって見えるタイプのがんでその後のインスタライブで人間ドックは受けていたと話していた。
マンモグラフィでも映らなかった、という。
真っ白に映る高濃度乳房だったのではないかと想像する。
ちょっと気になることもあった。マンモでもエコーでもわからなかった、という発信。
確かにそうだとは思う。最終的に聞くと4か所刺した、とおっしゃっているのでなんらか異変はその2つに映っていて、細胞診や組織診(たぶんサブタイプわかってるので組織診)で確定したのだろう。
マンモだけ、エコーだけでがんと診断できるのは逆にそう多くない。
人間ドックは受けていて、受けるべきはPETだった、ともおっしゃっていた。
でも私自身はPETで映っていたけれども、その時はその後にいろいろ検査したけど結局わからなかったことがある。もっと早く、と私すら思っている。だからどれを受けても完全はない。
見つかったとき、見つけてもらえたときがタイミングでそのときできる治療をやる、につきるんだといまは思う。
患者の気持ちはひとつではないし、そうである必要もない。
落ち込んだ、とはおっしゃっていて、頑張ってがつらい、ということはとてもわかる。
少し遠くの未来の約束がうれしい、という気持ちには非常に共感できる。
ただ、がんになった意味をこの時点で自覚され、なんらかの意味を見出して発信をしたい、というところまで持ち上がっているのがすごい。
治療を始めてから、1か月もたたないうちに『幸せを見出す気、かましてます(笑)』はすごすぎる。
同い年なんですけど。まだ私は人間が足りてないか。
ごくごく当たり前に『9人にひとり』はいる。マンモグラフィに映らないときは、エコー検査も。検診まではいけても再検査していない人は結構いる。
遅く見つかるより、今。
ご自身のカラダと向き合ってほしいと思う。
がんとともに、、、。
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