夏だけではもったいない!知られざる積丹の魅力とは?

北海道屈指の人気の観光地、積丹。

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夏の繁忙期には旬のウニや青く透き通る海「積丹ブルー」を求めて大勢の観光客が訪れます。一方で、秋以降は観光客が急激に減少するという地域課題も抱えています。

知られざる魅力に触れるために 秋の積丹へー

 そんな積丹の“夏以外の積丹の知られざる魅力”に触れられるツアーがあると聞き、9月29日(日)北洋銀行が主催するモニターツアーに参加してきました。

 北海道生まれ、北海道育ちだけれども、思い起こせば、積丹に来ていたのはいつも夏の時期。初めての体験にドキドキしながら、バスで山道を進みます。

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初めに訪れたのは、地元オリジナルのクラフトジンづくりを行う「積丹スピリット」。裏に案内頂くと、そこには14種類の植物が育てられているガーデンが広がっていました。好きな植物を摘み取って、オリジナルのボタニカルドリンクを作り、爽やかなアロマの香りを楽しみます。

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積丹半島とスコッドランドの地形・気候が似ていることがきっかけとなり、地方創生のため、ジン作りを始めた「積丹スピリット」。

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原料の植物を自家農園で育てるところからやる“農場型蒸留所”というのが大きな特徴です。品種ごとに1つ1つ蒸留してからブレンドする手間暇かけた手法でできたジンは、一口含むと、まるで“摘みたて”のようなアロマの香りが広がります。

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(株式会社積丹スピリット 取締役CDO 岩崎秀威さん)

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積丹の自然がつまった味わいを、地元・積丹で感じるとても贅沢な時間でした。

民間の力で再生 〝がけっぷち〟の絶景温泉へー

続いて訪れたのは、「積丹スピリット」のすぐお隣にある「岬の湯 しゃこたん」。

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一歩足を踏み入れると目に入るのは・・強いメッセージの数々。

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「岬の湯 しゃこたん」を運営するのは、五十嵐慎一郎さん。

町が運営を続けることができず閉館することになった中で、民間で再生できればと譲り受け、再建にチャレンジして3年目となります。

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(株式会社SHAKOTAN GO 五十嵐慎一郎社長)

「岬の湯 しゃこたん」で味わうことができるのは、日本海を一望できるこの絶景!

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右に積丹岬、左には神威岬を一望できる絶好のロケーションです。温泉に入りながら、日本海に沈む夕日をじっくりと眺める時間は、最高の贅沢でした。

日本海の絶景と楽しむフレンチとクラフトジン

旅の最後には、積丹フレンチと積丹ジンのペアリングを楽しむひと時も。

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(積丹フレンチ「乾杯と夕焼け」…椎茸と熊のしゅうまい 余市町稲舟さんの黄桃タルト 東しゃこたん漁港直送とれたてタコキムチ)

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(積丹フレンチ 「レアカツ」…東しゃこたん漁港でとれたブリのレアカツ ハーブ衣 赤井川村産イエローパプリカと塩麹のサラダ)

“積丹町も温泉どんどん変わっていかないと、この地域が続いていかないではないか(SHAKOTAN GO 五十嵐慎一郎社長)”という強い思いの中で生まれた、積丹の食の可能性を探るメニューはどれも絶品でした。

 ………

 積丹の地域の可能性にチャレンジする積丹ジンと、岬の湯しゃこたんの温泉、そして積丹の秋に触れた時間。

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夏だけではもったいない。四季それぞれの魅力があって、訪れる度に新しい発見がある場所、それが積丹だと感じました。

【取材地情報】

積丹スピリット

https://shakotan-spirit.co.jp/

岬の湯 しゃこたん

https://shakotango.jp/

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この記事を書いたのは

SODANE編集部

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