北海道十勝豊頃町の名所「ハルニレの木」が幻想的なライトアップ!年に一度の美しい光景をレポート

harunire20241217_1.jpg

今年もハルニレが14日(土)の夜にライトアップされました。このイベントは豊頃町観光協会が主催し、今回で4回目。年々訪れる人が増え、地域の魅力を発信する重要なイベントです。

私も毎年このイベントに参加していますが、今年は珍しく雪が全くありませんでした。雪がなく、クリスマスイベントらしさに欠けると感じながら会場へ。はるにれ休憩所はグリーンのライトで彩られ、幻想的な雰囲気を醸し出していました。休憩所の中ではドリンクサービスが行われ、私の撮影したハルニレの写真も展示され、多くの来場者がじっくりと見ていました。普段、はるにれ休憩所は毎年10月末で閉館するのですが、この日だけ特別に開館されました。

harunire20241217_2.jpg

harunire20241217_3.jpg

ハルニレまでの道もライトアップされていて、歩く人々を優しく照らしていました。このイベントが始まった当初は、道が暗く歩くのが少し大変だったことを思い出します。

harunire20241217_4.jpg

harunire20241217_5.jpg

今年の夜空には月が輝いており、ライトアップされたハルニレと月のコラボレーション写真を初めて撮ることができました。真っ暗な夜の中に浮かぶハルニレと月。その光景は幻想的で、目を奪われるようでした。その美しさを際立たせたかったのですが、月を鮮明に撮影するのは私にはなかなか難しく感じました。他の方々はどのように撮影されていたのか気になります。きっと多くの人々に見守られ、ハルニレも月も嬉しかったに違いありません。

harunire20241217_6.jpg

1

この記事を書いたのは

浦島久(うらしま・ひさし)

1952年北海道豊頃町生まれ。小樽商科大学(経営学)卒、帯広畜産大学修士課程(農業経済)修了。松下電器産業(現パナソニック)勤務を経て、1977年に北海道へUターン。現在、ジョイ・イングリッシュ・アカデミー学院長、小樽商科大学特認教授、札幌大学客員教授、豊頃町観光大使。

著書に『音読JAPAN』(IBC)、『自分のことを1分間英語で話してみる』(共著・KADOKAWA)など多数。写真集に『Jewelry Ice』(十勝毎日新聞社)、『ハルニレ』(IBC)。ハルニレの撮影をライフワークとし、ジュエリーアイスの命名者でもある。趣味は風景写真、ジャズ、カーリング(世界シニアカーリング選手権2009・2010・2013・2014・2018出場)。