北海道にサウナ神殿が爆誕!北海道小樽朝里川温泉「SAUNA Otaru arch」前篇 新春サ旅は雪ダイブ!北海道のサウナ野郎パンダ・リー「ととのえ道場」[234]

北海道小樽に「サウナの神殿」が爆誕

4つのサウナに4つの水風呂に、冬は夢の雪ダイブも!

北海道小樽の温泉郷に誕生した“サウナの神殿”は、想像以上に楽しいサウナだったっす。

手がけたのはサウナ王の愛弟子・エレガント渡会師

良すぎてうっかり6セット

大阪サウナDESSE級の衝撃感激…からのはしゃぎすぎたら惨劇も?!

謹賀新年、パンダ・リーっす。

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北海道小樽「朝里川温泉郷」

サウナの神殿が誕生したのは、北海道小樽市「朝里川温泉郷」。札幌中心部から35キロ、車で40分。日本海に面して三方は山に囲まれた坂の町・小樽の奥座敷にある“ゆらぎの里”っす。

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(北海道初のループ橋「朝里スカイループ」)

徒歩圏内には標高660メートル、山頂から約3000メートルのロングランを日本海を眺めながら楽しめる「朝里川温泉スキー場」があります。

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(「ゆらぎの里」HPから)

開湯は1952年。泉質は余市岳を挟んで南裏側の札幌・定山渓温泉郷と同じナトリウム・カルシウム塩化物泉(食塩泉)。温泉街入口には、日帰り入浴専門の『湯の花 朝里殿』があります。

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(「サウキャン」HPから)

2022年、和風大浴場にオートロウリュによるフィンランドサウナを小樽で初めて導入。サウナも人気っす。

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(「サウキャン」HPから)

「SAUNA Otaru arch」

エレガントが監修

“サウナの神殿”と呼びたい想像以上に楽しいサウナ『SAUNA Otaru arch』は、この朝里川温泉郷に誕生したっす。場所は『湯の花 朝里殿』隣で2024年9月16日にグランドオープン。手掛けたのは、湯の花グループ顧問でサウナ王の愛弟子・エレガント渡会師

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お邪魔したのは開業から間もなく3カ月の12月上旬。廻りには白い雪が積もってますねぇ。

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工事中に既にお邪魔していたので、脳内にはサウナのイメージはしっかりありやした。橋本喜代子オーナーの小樽愛とエレガント渡会師のサウナ愛をぎゅぎゅっと詰め込んだ「究極の小樽サウナ」。北海道小樽への観光誘客にも汗かく“あなたと小樽をつなぐサウナ”で。具体的には小樽の地名を冠したこだわり抜いた「4つのサウナ」と「4つの水風呂」があるー。

しか~し!初めて体験したサウナ&水風呂は…“サウナのUSJ”「大阪サウナDESSE」級の衝撃‼外気浴には、夏と冬の寒暖差は40℃。北海道のダイナミックな四季の変化を体感できる「サウナ庭園」が登場♪水着着用で男女一緒に楽しめるフィンランド流サウナスタイルは、道内では札幌ガトキン、帯広コンナサウナに続き3例目。す、す、すべてが新鮮なサウナっす!ではご一緒に~♪

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エントランスはリゾートホテルのような雰囲気でシャレオツ♪クリスマスのデコレーションもきゃわいいっす。

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靴ロッカーには小樽の地名が。ガキの頃に住んでたのは…あった!「桜町」を選びます。

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フロントではサウナが大好きなスタッフさんが明るくお出迎え。

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利用料は先払いで2時間半3700円(平日)。基本は事前WEB予約制なのでご注意を。サウナグッズもすでにたくさんありますね~。

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支払い済ますと、初めての方についてはなんとスタッフの方がドレッシングルームまで導いてくださりました。接客からエレガント~♪

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ドレッシングルームではシャワーを浴びて、パパっと水着に着替えて、いざサウナへ~。

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おやっ?スキンケアクリームはアンファー「ディズム」。渡会顧問はスカルプDオーガニックブランドアンバサダー。めっちゃいいやつ(笑)シャンプー、コンディショナーもアンファー「スカルプDオーガニック」。ん~、エレガントっ♪

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「手宮」~水風呂のあるサウナ~

さぁさぁ、4つのサウナ+4つの水風呂を体験ざんす。サウナと水風呂は横一列にずら~りと並んでいる形なので…まずは上手(右)から順番にまいりやしょう。

1セット目は、サウナの中に水風呂がある「手宮」。

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(©SAUNA Otaru arch)

お~、スチームサウナばりの湿度!水風呂があるからでありましょうか。明るく開放的な空間っすねぇ~。大きな窓が2つ。床はスノコではなくタイル。ちなみにサ室に水風呂があるサウナはパンダ・リー調べでは、JAPANでは大阪「ニュージャパン梅田」と福岡「ウェルビー福岡」だけ。だから東日本では初導入!香港にもありやすが誰も入っていなかった(笑)詳しくは「香港_サウナ野郎」で検索w

ひな壇は2人がゆったり座れるサイズ。上段に座りやす。窓の外は朝里の大自然!雪が降ってます…。本格的なサウナシーズンが到来。この日は特に小樽が大雪だったっす。

ヒーターは完全にオーバースペックなHARVIA LEGEND

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(©SAUNA Otaru arch)

温度はざっくり80℃、心地いい熱さ。湿度が超ストロングなので90℃のドライサウナに匹敵する熱さ、なのに呼吸が超楽♪バケツにはアロマ水がなみなみ。この日のアロマは「パイン」。森の中にいるような凛とした香りが特徴でリフレッシュ効果が期待できます。

♪ジュジュジュジュジュジュ~ ジュジュジュジュジュジュ~

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(©SAUNA Otaru arch)

お~、キタキタキタ~~~♪熱い蒸気、シャープな香りが空間に広がりやす。

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(©SAUNA Otaru arch)

しっかり汗をかいたので、そろそろ水風呂へ。壺水風呂まで1歩(笑)壺は「天然温泉 湯の花 手宮殿」の壺湯をリユースしたものだそうっす。では汗カットして。いただきやす♪

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(©SAUNA Otaru arch)

しっかり冷たい♪からの、あれ??顔は熱い…。この感覚は“砂漠の水風呂”!砂漠に水風呂があったらこんな感じだろうなぁちゅう体感。ニュージャパン梅田の水風呂INサウナと一緒♪

なんかスイッチがあるのでポチッ!

♪シュシュシュシュ~

ミストが降ってきたっす♫長崎「サウナサン」錦糸町「ニューウィング」の休憩スペースのミストみたいっす。長めに入って、あららら、足はひな壇のほうへ…。うっかりリピート、手宮で2セット!これはサウナ⇒水風呂の無限ループにご注意ざんす(笑)

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(©SAUNA Otaru arch)

「オタモイ」~寝サウナ~

「手宮」で早くも2セット。休憩なしで次のサウナ「オタモイ」へ。オタモイ海岸の観光スポット「小樽・青の洞窟」をモチーフにした“寝サウナ”。

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さてどんな空間なのか。失礼しやす…。お~、一転して閉じられた空間はまさに洞窟。窓は小さく自然光を抑えながら、ブルーのLEDがほのかにサ室を照らしています。

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(©SAUNA Otaru arch)

温度も一転、グッと抑えたセッティング。普段あまり馴染みのない温度帯。プールの採暖室よりはしっかり熱いので…75℃以上80℃以下。さすが寝サウナ専用。ヒーターは壁にHARVIA SPIRITが2台。入口そばにHARVIA CILINDRO

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(©SAUNA Otaru arch)

ベッド上のベンチが4つあります。丸太のイスも3つ。リクライニングに身を委ねて、寝サウナタイムへ♪

♫カア~~~~ン カア~~~ン

教会の鐘のような音が響くと…海の波音やアンビエントな音楽がゆっく~り静か~に流れてきました。もしやこれは“小樽のとくさしけんご”と渡会師が呼ぶ滝沢朋恵さんが手がけた曲っすね。そういえば「手宮」でもだんだん昂ってくるサウンドがいい感じで響いてた!

心地よいBGMの中、休憩しながらじわじわ汗かくー。“初汗覚”を楽しみながら気がつけば10分以上過ぎた頃。静か~に、ドアが開いた音。スタッフによるロウリュざんす。

♪ジュジュジュジュジュジュ~ ジュジュジュジュジュジュジュジュ~

アロマ水をサウナストーンにじわじわじわじわ…。アロマ水は「シダーウッド」。ウッディで甘く落ち着いた香りが特徴で、リラックス効果があるそうっす。丁寧なラドル捌きは渡会師ばりにエレガント~♪さすれば湿度がググっと上昇。汗がほとばしってきたざんす。正味15分以上経ったでしょうか。ゆっく~りゆっく~り発汗したっす。

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(©SAUNA Otaru arch)

「朝里ダム」

オタモイを出たら、シャワーで汗カット。からの、水風呂「朝里ダム」へ。“小樽の水瓶”と呼ばれる朝里ダムがモチーフだそうっす。

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(朝里ダムと人造湖オタルナイ湖)

水風呂の深さは1,111mm。水はビーチクちょい下ぐらいで、思ったよりも「深いなぁ」という体感っす。膝をちょっち曲げたら肩まで水に浸かります。さらにスイッチがあるのでポチッっと押すと頭上から…冷水がザザザザザザ~♪

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(©SAUNA Otaru arch)

なるほど、朝里ダムっす(笑)

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(©SAUNA Otaru arch)

からの、庭園で外気浴。

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(©SAUNA Otaru arch)

12月なので、外気浴専用の庭園は白銀の世界~♪めっちゃキモチイイ!!

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「朝里」~SAUNA Otaru archのフラッグシップ~

ここまですでに3セット。残り2サウナ。ここで真打登場、オタルアーチがある”朝里川温泉郷”の名前を冠した「朝里」。外観は軟石造りの倉庫をイメージしたというグレーの壁面。

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(右:朝里、左:色内)

正面と左がガラスで明るく開放感たっぷりでゆったり広め。右の二段目に座りやす。向かいには20代の男女ペア。ラジオのように聞こえてきちゃう会話が和気あいあい。どうやらキャバクラ嬢と常連さんか?知らんけど(笑)

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(©SAUNA Otaru arch)

まず感じたのは、湿度がしっかり。さらに熱さもバッチリ。ガツーンと圧が強めのこれまでの熱さとは一線を画するとでもいいやしょうか。温度計で75℃。なまら呼吸が楽。居心地サイコウ。

日本初!HUUMの電気ヒーター

鎮座するのは、石がモリモリ。卵のような形が印象的なエストニアHUUM社の電気ヒーターHive。数もツインで熱さも“2倍!2倍!”。電気のHiveは日本初導入。サ室を創り上げる際には、HUUM社が持つ熱効率、換気システムなどのノウハウを積極的に取り入れたそうざんす。

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(©SAUNA Otaru arch)

なんとそれぞれ違うアロマ水を提供。この日は、左は「ユーカリ」右は「ティーツリー」。いずれも爽快感が特徴の香り。ティーツリーでロウリュしやす…。

♪ジュジュジュジュジュジュ~ ジュジュジュジュジュジュジュジュ~

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(©SAUNA Otaru arch)

お~~~っ、サイコウだっ♪

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(©SAUNA Otaru arch)

「小樽運河」

サウナを出て、いよいよ、あの美しい水風呂へ。そのモチーフは今や人気の観光名所、昔は物資を倉庫に運ぶ水路だった「小樽運河」。

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完成した水風呂はこちら。う、う、美しい♪左が「グルシン水風呂」。右は「22℃の水風呂」。もしや冷冷交代浴が楽しめるのか?樽はかけ湯。かけ湯して、まずは左のグルシンへ!

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(©SAUNA Otaru arch)

うぉぉぉぉぉ~~~~っ!キンキンっす~~~っ!!美しく正統派な見た目なのに水温計で8℃超グルシン!!

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(©SAUNA Otaru arch)

からの、右の22℃の水風呂へ。浴槽は寝水風呂スタイルなので寝ころびやす。グルシン、からの22℃なんで“やや冷たい不感湯”といった体感っす~♪

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(©SAUNA Otaru arch)

頭の上には例の蛇口“アユールベーダ”的なやつ…。ちょいとひねると、おでこと頭部に冷水がチョロチョロ… うひょ~~~、キンキン♪ 

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(©SAUNA Otaru arch)

「色内」~100℃のフィンランドサウナ~

いよいよ最後のサウナ「色内」へ。色内町は、明治大正時代には“北海道の心臓”と称されたほど栄えた街。当時の卸商の商店建築や銀行建築など歴史的建造物が立ち並ぶのが色内っす。

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サウナの「色内」はレンガ造りの倉庫をイメージ。サウナオタルアーチ唯一、めっちゃ熱いストロングなセッティングで温度計は100℃。最大13名入る大きなサ室っす。

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鎮座するのは、上の熱い空気と下の冷たい空気の温度差を和らげる独自の空気循環システムがスモークサウナばりの体感を実現するという、エストニアSAUNUM社製の「Saunum Luxury」。北海道初登場。見たらわかる、高いやつや~ん♪

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(©SAUNA Otaru arch)

色内のBGMは100℃の高温に合わせたアップテンポな感じ。最上段3段目に座りやす。ん~、実にアチアチ(笑)やや乾いた印象だなぁ~と感じた瞬間…

♪ジュジュジュジュジュジュ~ ジュジュジュジュジュジュジュジュ~

オートロウリュが発動!蒸気がわがままボディに降りかかってきたっす!!普段のサ活同様、7分もしない内に大発汗っす。

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窓の外は折からの。川の水が水源だという噴水、ゴージャスでいいっすね~。

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あ、雪っ!よっしゃー!最後の水風呂は庭園のあの雪にダイブしかにゃい!!既に人の形もあるからイケルこと間違いなし!!庭のウッドデッキまでおよそ20歩。そこから飛び出すと一面が雪♪よしっ!!前にそのまま柔道の前受け身の要領で…

1、2、サウナー!!!

♫バフッ!!!

イテッ!!体重重いから、雪のクッション効果はナッシング!!左がパンダ・リーの魚拓ならぬ人拓!!薄っすら土が見える!!(笑)胸を強打。顔は冷たい雪の中…。あ、あ、頭がキンキンしてきた~!!かき氷を食べた時のあれ!!からの、毛細血管がキュキュッと締まるのか、歯と歯茎もキンキンしてきた!!うぉ~~~~っ!!

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(左のパンダ・リーの“人拓”は地面が見える…。右は形も完璧!)

気を取り直してリクライニングでリラックスして深呼吸…。ん~、やっぱ雪ダイブは爽快っす♫おかわりサウナを「朝里」で1セット。冷えた体を最後はジャグジーでちょっち温め。水シャワーで〆て、サ活は終了。

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なんとうっかり計6セット(笑)ごっつあんです!!大阪サウナDESSEが“サウナ界のUSJ”なら。サウナオタルアーチは“サウナ界の旭山動物園”か!?ずーっと居られるサウナの神殿ざんす♪

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CAFEで一息

サウナドリンク、サウナ軽飯は、渡会顧問イチオシのメニューをいただきます。サドリは「SAUNA Cold Brew」。札幌・宮の森アルケミストの川原英佑サウナー焙煎士がインドネシア、ブラジル、コロンビア産と3種の豆をブレンド。特別に焙煎したアイスコーヒーっす。

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旨~いっ♪コクがあるのに飲みやすく。ほのかに広がる香りも心地よいっす。からの、サウナ軽飯は小樽のソウルフード「おさかなフランク」を全部のせで。

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皮はパリッ!中はフワフワ♪小腹が空いたときにちょうどいいっすね~。ごっつあんです!

☆次回は「SAUNA Otaru arch」オープンから約3カ月!エレガント渡会師にその手ごたえとこれからのアーチについてたっぷり聴いたっす。お楽しみに♪

SAUNANEWS 1.25土-26日 サウナ小樽アーチでアウフグースイベント開催! 

サウナ神殿「SAUNA Otaru Arch」に最強女性アウフグースマスターがやってきます。石森うサぎさんと中島あまみさんの「フロントメモリーズ」がアーチに初登場です。

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日時は2025年1月25日(土)26日(日)。25日(土)は14:00、15:30、17:00。26日(日)は12:30、14:00、15:30。追加料金はいただきません。休日枠のそれぞれの時間からご予約くださいということです。

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☆ご予約詳細は「SAUNA Otaru Arch」HPでチェケラッチョ!

https://otaru-arch.jp/

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この記事を書いたのは

パンダ・リー(サウナ野郎っす)

No Sauna, No Life! “ととのう”話だけをお話するっす。趣味は極真空手、旅、そしてサウナ。サウナ情報&ご感想はTwitterで「パンダ・リー」まで!https://twitter.com/matsu08130896

本業はHTB帯広ブランチ・釧路ブランチの代表っす。21年5月から“サ国”とかちの首都・帯広へ。「営業」としてTV広告、番組企画等で企業様・自治体様の魅力プロモーションをお手伝い。「ライター」としてこちらの『SODANE』でサウナを中心に、農業、面白い人あ~んどホットな話題を発信中ざんす。

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