極寒の中でも人気!アングラーを魅了する世界遺産知床羅臼のサクラマスジギング
2025.01.08
北海道羅臼町、地域おこし協力隊の近藤 雨です!
今回は羅臼のオフショアサクラマスジギングをご紹介します!
遊漁船からのサクラマス釣りで人気の羅臼町
北海道の最北東端。
北海道地図をみたときに一番右上に飛び出た場所、そこが知床半島。この東側に位置するのが羅臼町です。
ここの沖合で12月頃から春先まで盛り上がるのが、遊漁船でのサクラマスジギング!
防水で厚手の手袋をしていないと手がまったく動かせなくなるほどの気温、そして冷たい風が吹きますが、そんな状況でも北海道内外からたくさんのアングラーの皆さんが羅臼にやってきます。
釣具メーカーのステッカーを車のリアに貼った、熱心なアングラー(釣り人)の車両が多くみられるのもこの時期ならでは。
冬の羅臼町は北海道内では比較的気温が高めと言われます。それでも−10℃といった日もありますし、寒いことは寒いのです(笑)
この日も釣果に恵まれたアングラーの皆さん!
そんな極寒の早朝。港から遊漁船で海に出て、ポイントに到達するとアングラーの皆さんはひたすら竿をしゃくる!
その竿がしなった先にかかるのはサクラマス!
さらには良型のホッケにタラ、スケソウダラやカレイも!!
そして、たまに10kg超えのキングサーモンも上がってきます!
北海道外から来た私がツボったこと
大分県出身の私。この冬の北海道での釣りを見えて不思議だったのが、皆さんクーラーボックスを空っぽで持ってくること。
漁船に乗って釣りを楽しむときはクーラーボックスには魚の鮮度を保つための氷を入れて持ってくるのが一般的ですが、この極寒の羅臼町ではそれをしなくていいのです。
魚が連れたら、クーラーボックスにはそのへんの雪を入れて持って帰ればいいので!(笑)
遊漁船のデッキはバリバリに凍っており、そこに雪も重なっていきます。なんともすごい光景での釣りですが、サクラマスが大漁だったときの喜びはひとしお。ぜひ一度、知床羅臼でのサクラマスジギングを体験しにお越しください!!
(文:北海道羅臼町 地域おこし協力隊 近藤 雨)