観測史上初!一晩で120cmの積雪を記録した北海道帯広市。その十勝エリアで写した普段見られない美しい写真

2月4日の帯広が全国ニュース、いや、BBCをはじめとする海外メディアでも取り上げられることになりました。誰も経験したことのない大雪です。「帯広は寒いけれど雪は少ない」といつも言っていた私ですが、今後はこの発言を訂正しなければなりません。

その日の降雪量は120センチ。全国の観測史上、最多を記録しました。私も自宅から100メートル先にある職場まで、雪をかき分けながら歩きましたが、途中で「遭難するのでは?」と思ったほどでした。

大雪で除雪作業に疲れ、交通渋滞に巻き込まれ、不便な生活を強いられる中でも、大雪がもたらした良い面もありました。それは、これまで見たことのないほど美しい雪原が広がっていたことです。足跡ひとつない真っ白な雪原に、ハルニレが静かに立っていました。

そんな中で撮影したハルニレの姿を写真で紹介します。あくまでも主役はハルニレですが、そのそばには名脇役とも言える広大な雪原が広がっています。

7D0A9265.jpeg

1Z8A7437.jpeg

1Z8A7435.jpeg

1Z8A7291.jpeg

1Z8A7517.jpeg

7D0A9442.jpeg

1Z8A7542.jpeg

1

この記事を書いたのは

浦島久(うらしま・ひさし)

1952年北海道豊頃町生まれ。小樽商科大学(経営学)卒、帯広畜産大学修士課程(農業経済)修了。

大学卒業後に松下電器産業株式会社(現社名:パナソニック株式会社)へ入社するが、1977年に北海道へUターンし、帯広市にて英語教室「イングリッシュハウス・ジョイ」を設立。現在は、ジョイ・イングリッシュ・アカデミー学院長、小樽商科大学特認教授、豊頃町観光大使。

著書に『音読JAPAN』(IBC),『自分のことを1分間英語で話してみる』(共著、KADOKAWA)、『話すための英作文1秒反射トレーニング』(共著、DHC)など54冊。写真集として『Jewelry Ice』(十勝毎日新聞社)、『ハルニレ』(IBC)がある。趣味は、写真(風景)、音楽(ジャズ)、カーリング(世界シニアカーリング選手権2009、2010、2013、2014、2018出場)。

ブログ「浦島久の玉手箱」
http://www.joyworld.com/blog/