#高額療養費問題 このままでは安心できる日本ではないの声 両側乳がんになりました
2025.02.26
毎日、続報が届けられている #高額療養費 問題。
いよいよ、患者だけではなく、学会や地方議会からも要望書が出てきました。
医療費の高騰、少子化対策の財源。わかってはいますが、議論が深まらぬまま、突き進まれている印象があります。私も携わった第4期のがん対策推進基本計画には『誰一人取り残さない』ということが明記されています。取り残してしまうし、現役世代に深く重くのしかかる負担。安心して子育てできる状況からは遠のくと思います。
誰がいつり患するかわからないがんや難病。
当然新しい治療のためには治癒するひとを増やすためには、薬剤の開発が必要で、より高度になって、より高額になることは見えています。乳がんでいえば、ベージニオなどをお使いの方がイメージしやすいでしょうか?
ホルモン受容体陽性の乳がんの方で、再発治療をされておられる方に処方されることがある錠剤です。一粒の金額がかなり、です。でも長期間にわたってこれのおかげで悪くなることなく、日常生活を続けられている方が私の周りにもたくさんいます。多数回該当にほぼほぼなることになるかと思います。
いま、一段進んで、多数回該当の方は据え置く、というプランが出されていますが、それではまったく救われない可能性があります。
収入によって決まる負担上限が上がれば上がるほど、その恩恵を受けられず、自己負担になってしまう可能性があるから、です。
検査だけの月もあれば、検査も処方もある月もある。その月によって金額がまちまちなのが実情。
このままでは本当は治療をすれば、社会に復帰できて、これまで通りに働ける可能性がある方が意欲を失い、子育てや進学などのために治療をあきらめることにつながる可能性があります。
精神的な負担、生きていていいのかという不安。周りからの目。わたしたちは明るい未来をみてはいけないのでしょうか?
もしも、自分の親が自分のために治療をあきらめたら・・・。どう思うでしょうか?
お金を残してくれてありがとう、と思うでしょうか?
私は絶対に思う。生きていてほしい、と。そして苦しむのです。自分のせいで親は治療をあきらめたと。
そんな未来、誰も望んではいません。
HTB創世ミモザマルシェ
3月8日は『ミモザの日』国際女性デー。onちゃんからすべての女性に『元気』と『感謝』を。『幸せの黄色い〇〇』 集めました。
-
開催日時 3月7日(金)~3月9日(日)【金】ひる12時~午後7時 【土】午前10時~午後5時 【日】午前10時~午後4時
-
HTBonちゃんテラス 入場無料 中央区北1条西1丁目6番地
乳がん・更年期症状など女性の健康についてのトークイベントや北海道の様々な働く女性の本音を聞くコーナーも!生配信もあります。
がんとともに、、、。
番組、SODANEへのご感想、ご意見お聞かせください。
番組制作、今後のイベント、SODANEなどで活用させていただきます。
がんとともに生きる方、ご家族を持つ方、そうでなくても、もちろん、どんなことでも、構いません。
決して1人ではありません。