新生活のはじまりに、朝食を食べる習慣を! | HTB「イチモニ!」健康けっこう!調べ隊
2025.03.11
北海道民が気になる健康情報をお届けする天使大学とイオン北海道、HTBの共同プロジェクト「健康けっこう調べ隊」。
今回のテーマは「朝食」。
新生活が始まる時期は生活パターンが変わったり、あわただしくしてしまうあまりに朝食を抜くようになってしまいがち。今回の「健康けっこう調べ隊」は、朝食の大切さと、手軽に食べられる朝食の考え方について天使大学の山口先生に伺いました。
山口先生:皆さん何時くらいに夕食召し上がるかわからないけれども夜食べ物の栄養の消化が終わっていて、朝は体は本当に空腹状態になっているんです。
私たちの体は、寝ている間も代謝を続け、カロリーを消費しているので朝は、エネルギーや栄養素が不足した いわばガス欠の状態。
これから1日活動するためには、朝食をしっかり食べてエネルギーや栄養素を補給することが大切です。
山口先生:新スタートの方は色んなことが一気にたくさん押し寄せてくるから朝ご飯のことは後回しにしがち。でもそれはダメよ。朝ご飯が一番最初なんです。
朝食をしっかり食べる習慣を身に着けるためには日持ちする食材を中心に常備しましょう。
山口先生:今日用意した食材は、手に入りやすく、手軽なものを用意しました。
例えば、ご飯のお供に 納豆や卵、鮭フレークを。ちくわや魚肉ソーセージなら、調理しなくてもそのまま食べられます。
数種類の野菜を組み合わせて味噌汁を作っておくのもオススメ。冷凍庫には、冷凍野菜をストックしておくと便利です。
山口先生:主食は元気を出すためのエネルギー源。主食も大事なんです。たんぱく質は、もちろんエネルギーにもなりますが私たちの髪の毛、肌、それから骨、内臓、筋肉、全部にたんぱく質が必要なんです。このたんぱく質が体の中できちんと働けるようにするためにはビタミンも必要。ビタミンA、C、B、D…大体バランスよく栄養を摂れるようにしましょう。
特に納豆はすばらしい食材ですよね。骨の形成に良いビタミンKが入っています。さらに納豆菌には整腸作用があります。「うちの子、食が細いのよ」っていうお子さんであっても、ぜひ納豆ご飯だけ食べさせて!食べないのはダメです。食べて、学校に、送り出していただきたいなと思います。
山口先生:もう一つおすすめしたい食材が切り干し大根。実は調理も難しくなくて、水で戻してギュッと絞って器に乗せていただきましょう。細切りにした人参、玉ねぎを生で入れ、マヨネーズ混ぜるだけで簡単にサラダにもできます。
切り干し大根には腸の働きをよくする食物繊維が豊富。水で戻すだけなので、忙しい朝でも手軽に食べられます。
調理に慣れてきたら こんなメニューはいかがでしょうか。
お弁当のおかずにもなるような提案としてミックスベジタブル、どんなキノコでもいいので加えてフライパンで炒め、卵を入れて、ちょっと熱を加えると野菜のオムレツができます。