がん細胞だけを攻撃 乳がん治療に新たな希望 札幌医科大学と第一三共が開発 両側乳がんになりました
2025.04.03
乳がん治療の切り札として期待される薬が札幌で
次の誰かのために、、と発信する中で本当に気にかけていることがあります。治療薬の進化、です。
6年前にり患が分かった私ですが、その後の6年間に新しく承認された薬の種類には目覚ましいものがあります。個別化医療が進む中でどんどん治療が難しいものの隙間に新しい薬が生まれ、そして再発、転移など根治が困難ながんの生存を伸ばすような薬が生まれています。
うれしいニュースが入ってきて、番組でも紹介されました。
札幌医科大学の技術を使った新たな抗がん剤「ダトロウェイ」が保険収載されました。
「ダトポタマブデルクステカン(Dato-DXd/DS-1062)」(第一三共株式会社)です。
ご存じの方も多いと思いますが、従来の抗がん剤はがん細胞だけでなく健康な細胞も攻撃する可能性がありました。この「ダトロウェイ」はがん細胞だけが持つ特定のタンパク質と抗体が結合して直接、がん細胞を攻撃するため、治療効果が高く副作用もおさえられるということで期待されています。
札幌医科大学の研究チームは2008年に乳がん細胞内に入り込める抗体(※)を選び出す技術を世界で初めて開発していました。
(※「ダトポタマブデルクステカン(Dato-DXd/DS-1062)」に用いられているヒト化モノクローナル抗体)
日本だけでなく世界の乳がん患者の新たな治療選択肢の一つとなることが期待される抗体薬物複合体(ADC)のひとつ。日本においてはHR(ホルモン)受容体陽性かつHER2(ハーツー)陰性の手術不能又は再発乳がん患者さんを対象としています。
少し難しくなりますが、乳がんの多くで高発現しているTrop-2タンパクを標的としており、がん組織周囲に効率的に抗がん薬を届けるもの。これまでのHR陽性乳がんの薬剤開発としてCDK4/6阻害剤などの分子標的薬や経口SERDと呼ばれる内分泌療法の進歩がありましたが、多くの患者さんの治療選択肢が増えることになります。
日本において女性の部位別のがん罹患者数では乳がんが最も多く、2023年には約9万2千人が新たに乳がんと診断され、約1万6千人が亡くなっています。世界でも2022年には約200万人が新たに乳がんと診断され、66万人以上が亡くなっています。今回のターゲットでもある、HR陽性かつHER2陰性の乳がんは、乳がん全体の約70%占めており、多くの乳がん患者さんが該当します。
標準治療である内分泌療法において残念ながら進行するケースも多く、新たな治療選択肢が切望されていました。
一日でも長く生きれば次の治療が生まれる、そういう時代であってほしい。それ以前に、早期発見して治療に臨むことが大切です。
またがんになった人がこうして新薬の誕生で、生きるチャンスを得ることで、がんと生きていかねばならない時間も長くなってきています。
だからこそココロのケアや周りの支えが一層大切になってきます。
はなさく生命presents 『”わたしは、大丈夫”を疑ってみよう』女性のがん編
自分だけは、わたしは大丈夫、という思い込みはしていませんか?自分のことを後回しにしていませんか?
20代後半から50代前半まで、女性のがん罹患率が男性を上回っています。
予防や早期発見につとめることはもちろんですが、がん治療と様々な意味での両立を考える時代になっています。onちゃん・okちゃんも登場する『がん教育教材』も使いながらいざというときにどう備えるのか、ココロの問題は?家族は?仕事は?
乳腺専門医と乳がん患者がそのヒントを探ります。
また、はなさく生命が女性の健康課題に寄り添い、自分と向き合うきっかけを提供するための取り組み「I’m OK?PROJECT」。
このプロジェクトに込めた思いをはなさく生命 統合マーケット企画部 課長 山﨑美佳さんに伺います。
■札幌フィメールクリニック 矢嶋彰子先生
■はなさく生命 統合マーケット企画部 課長 山﨑美佳さん
■森さやか(HTBアナウンサー)
■阿久津友紀(HTB 乳がん患者)
生配信もあります!
5/10(土)には札幌市で無料の乳がん検診を実施!申し込みはこちらまで。
https://timerex.net/s/life8739.lp_market/c048139c
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