北海道の十勝の景色を満喫!『はるにれ写真ギャラリー』で豊頃町"ハルニレの木"の春夏秋冬を切り取った美しい写真が展示中

はるにれ休憩所を会場に、今年も4月26日(土)から写真展が始まりました。ただ、今回はいつもと少し違います。まず、会場が「はるにれ写真ギャラリー」という新しい名称を使い始めたことです。ただし、しばらくは「はるにれ休憩所」と二つの名前を併記して使用することになると思います。

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もう一つの違いは、1階部分の壁紙が新しく張り替えられたことです。正面の壁は、これまでの白ではなく青色のクロスに変わりました。そんな1階には、春4枚、夏4枚、秋4枚、冬5枚、計17枚の写真を展示。そして、2階には春・夏・秋・冬それぞれ2枚ずつ、計8枚を展示しています。合わせて、この1年間に撮影した計25枚の写真が飾られています。

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オープン初日の26日には、たくさんの方がトークイベントに参加してくれました。今までで一番多い参加者だったと思います。全員で2階に上がるのは危険だったため、1階の写真を中心にお話しさせてもらいました。

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ここからは、今回の展示作品の中から私のお気に入りを紹介させてもらいます。

春は、はるにれの花の写真です。数年前、はるにれにも花が咲くことを知り、ずっと狙っていましたが、なかなかいい写真が撮れませんでした。昨年4月、ついにいいタイミングで撮影することができました。

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夏は、ロールの写真です。夏は極端に撮影日数が減ります。昨年8月は、なんと5回しかハルニレに行っていません。年間160回通う私にとっては、かなり少ない回数です。ロールが作られる日を毎年狙っているのですが、最近はなかなか運に恵まれません。今回も、ハルニレの前にうまく配置されたロールを撮ることはできませんでしたが、空に浮かぶ雲に助けられ、印象的な写真になりました。

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秋は、星空の写真です。この日は天気が良く、街の明かりが少し気になりました。そこで、あえて自分がその場所に立ち、自撮りをすることに。個人的にとても気に入っています。

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冬は、やはりこれしかありません。今回一番のおすすめは、キツネとハルニレのコラボ写真です。木の手前を、キツネがファッションモデルのようにゆっくり横断していきました。あまりに突然だったため、焦りながらレンズの設定を変えて撮った奇跡の一枚です。

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はるにれ写真ギャラリーの開館期間は、10月31日までです。豊頃方面にお越しの際は、ぜひ一度ギャラリーにお立ち寄りください!

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この記事を書いたのは

浦島久(うらしま・ひさし)

1952年北海道豊頃町生まれ。小樽商科大学(経営学)卒、帯広畜産大学修士課程(農業経済)修了。松下電器産業(現パナソニック)勤務を経て、1977年に北海道へUターン。現在、ジョイ・イングリッシュ・アカデミー学院長、小樽商科大学特認教授、札幌大学客員教授、豊頃町観光大使。

著書に『音読JAPAN』(IBC)、『自分のことを1分間英語で話してみる』(共著・KADOKAWA)など多数。写真集に『Jewelry Ice』(十勝毎日新聞社)、『ハルニレ』(IBC)。ハルニレの撮影をライフワークとし、ジュエリーアイスの命名者でもある。趣味は風景写真、ジャズ、カーリング(世界シニアカーリング選手権2009・2010・2013・2014・2018出場)。