北海道十勝豊頃町の”ハルニレの木”今年の写真展は終了 「はるにれノート」綴られた訪問してくれた多くの人々の思い

はるにれ休憩所(別名「はるにれ写真ギャラリー」)での今年度の写真展は10月31日が最終日でした。正確な数字は分かりませんが、かなりの入場者があったはずです。「どうして、そんなことがわかるの?」と聞かれるかもしれませんね。

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私の肌感覚です。個人的にここで会った人の数です。確実にこれまでよりも多かった。それも地元の人たちよりも本州そして外国からの人たちです。ハルニレは本当にたくさんの人に愛されています。「はるにれノート」にはその思いがいろいろ綴られています。

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最近のものの一部を紹介します。

⚪︎十勝に住んで61年になりますが、初めてハルニレを見ました! 

⚪︎茨城から一人旅。はるにれ最高! 

⚪︎福島より一人旅。はるにれは人生を物語るような木です。 

⚪︎はるにれを見ることで、二人で素晴らしい人生を過ごそうと思います。2本の木が一本になったことが素晴らしい。これからも来ます。次回は雪がある12月に予定しています。 

⚪︎「はるにれと雪ときつね」「曇り空とはるにれ」の写真が好きでした。写真ギャラリーの設計もいつか絶対したい! 

⚪︎九州から今年もハルニレに会いに来ました。あなたのように強くたくましくありたい。これからも見守ってください。

⚪︎静岡から来ました。妻と二人で、ずっと来たかった場所です。

⚪︎夫婦で写真を撮りながら旅をしています。ここに来たらステキな写真を拝見させていただきました。私たちもこんなふうに撮りたいです。

こんな言葉を読むと、今年もここで写真展をやらせてもらい幸せだったとつくづく思います。

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はるにれ写真ギャラリーは来年の4月末までクローズされますが、10月末豊頃町のもう一つの建物「さくら休憩所(別名「ジュエリーアイス写真ギャラリー)」の展示写真を新作に入れ替えました。

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 そこでは2018年に撮影した私の代表作の一枚は常に展示されていますが、他の22枚は全て昨年の12月末から今年の2月末の間に撮影したものです。

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大津に向かう堤防の上にはるにれ休憩所と同じ建物が立っています。それです。ぜひ一度見にお立ち寄りください。

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この記事を書いたのは

浦島久(うらしま・ひさし)

1952年北海道豊頃町生まれ。小樽商科大学(経営学)卒、帯広畜産大学修士課程(農業経済)修了。松下電器産業(現パナソニック)勤務を経て、1977年に北海道へUターン。現在、ジョイ・イングリッシュ・アカデミー学院長、小樽商科大学特認教授、札幌大学客員教授、豊頃町観光大使。

著書に『音読JAPAN』(IBC)、『自分のことを1分間英語で話してみる』(共著・KADOKAWA)など多数。写真集に『Jewelry Ice』(十勝毎日新聞社)、『ハルニレ』(IBC)。ハルニレの撮影をライフワークとし、ジュエリーアイスの命名者でもある。趣味は風景写真、ジャズ、カーリング(世界シニアカーリング選手権2009・2010・2013・2014・2018出場)。