腕をのばしてお風呂に入りたい :両側乳がんになりました
2026.05.22
ぬくもりの宿 ふる川さんで「乙女温泉@さっぽろ」
先日、札幌・定山渓温泉にある「ぬくもりの宿 ふる川」さんにて、8回目となる【乙女温泉@さっぽろ】を開催。乳がん患者さんや、その活動に心を寄せてくださる方々が集まり、心も体もぽかぽかに温まるいい時間を過ごすことができました。
「乙女温泉」に込めた想い
手術の傷痕、治療による脱毛、肌の変化……。がんの治療と向き合う女性たちの中には、「大好きな温泉にまた入りたいけれど、周りの目が気になってどうしても一歩が踏み出せない」という方がたくさんいらっしゃいます。「腕を伸ばして、あ〜って言いながら温泉に入りたい」――そんな当たり前の願いを叶えるために生まれたのが、貸切温泉イベント「乙女温泉」です。
今回、会場としてお世話になった「ぬくもりの宿 ふる川」さんには、私たちの想いにぴったり寄り添ってくれる素晴らしい施設がありました。それが、通常の温泉とは別に設けられた『ぬくもりSPA』です。
誰もが心地よく過ごせる『ぬくもりSPA』の優しさ
この『ぬくもりSPA』は、もともと「男性も女性もおじいちゃんもおばあちゃんも、家族みんなで着衣のまま一緒に入れるように」というコンセプトで作られた温浴施設です。専用の入浴着(湯あみ着)を着用して入るスタイルのため、驚くほど居心地が良い場所。
全員が同じように湯あみ着(我々はGSIクレオスさんのバスタイムワンピース)を着用して湯船に入るので両手をぐっと伸ばせます!仕切り付きの洗い場があり、視線を遮る仕切りがついているので、体を洗う時も周囲の目を気にせず、自分のペースで過ごせるのもポイント。
心地よい風を感じられる露天風呂や、軽い運動にも適した浅いお風呂などがあり、リラックス効果も抜群。ほぼ全員で露天風呂でおしゃべりが定番になっています。
今回もふる川さんのご厚意で隣接する素敵なお休み処も貸し切りにさせていただきました。
「手術をしてから、もう温泉には行けないと諦めていました。人目を気にせず、こんなに湯船に浸かれるなんて……!」
「久しぶりに足を伸ばして、広いお風呂に入れました。」
病気の悩みだけでなく、他愛のない世間話やこれからの楽しみについて語り合い、まるで昔からの友人のように笑い合いました。同じ経験をした仲間だからこそ、多くを語らなくても通じ合える、そんな特別な空気感がそこにはあるのだと思います。
両側乳がんの患者さんにも出会えました。みんな治療も境遇も年齢も違うけれどゆるくつながれる場所が尊い。もっと届くといいなあ。
おやつはアップルパイとクラフトフルーツティで。

温泉いいよね。
温泉って、ただ体を温めるだけでなく、心まで「ぬくもり」で満たしてくれる魔法の場所なんだと、改めて実感した一日でした。
素晴らしい場所を提供し、いつも温かく迎えてくださる「ぬくもりの宿 ふる川」のスタッフの皆さま(タオルから温泉の温度まで、、本当にありがとうございます)、そしてレギュラーメンバーのみなさんはもちろん、一歩を踏み出して参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
これからも、誰もが自分らしく「あ〜、気持ちいい!」と笑い合える場所を、大切に大切に育てていきたいと思います。
入浴着へのご理解もみなさまよろしくお願いします。
がんとともに、、、。
番組、SODANEへのご感想、ご意見お聞かせください。
番組制作、今後のイベント、SODANEなどで活用させていただきます。
がんとともに生きる方、ご家族を持つ方、そうでなくても、もちろん、どんなことでも、構いません。
決して1人ではありません。
