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「話がどこに行くかわからない!」水曜どうでしょう軍団 VS withnews奥山編集長

こんにちは!HTBポッドキャスト1号でございます。

HTBのネット展開のプロデューサーとして、
このところは「SODANE」という誠にちいさなメディアを手掛けております。
そんな私のところに、朝日新聞から生まれたネットメディア、withnews(ウィズニュース) の奥山晶二郎編集長と、我らがHTB「水曜どうでしょう」の藤村・嬉野ディレクターが対談するという企画が舞い込んできまして、今回は表向き、ネット配信スタッフとしてもぐりこんだのでございます...。

盛り上がったトークイベントの全貌はノーカットで公開中ですので後程ご覧いただくとして、SODANE的にはイベントの司会を務めたwithnews奥山編集長に注目してみました。

withnewsは朝日新聞らしさにのみとらわれない自由な感じの発信を目指し5年前にスタート。現在では月間500万UU(訪問ユーザー数)を誇ります。

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このイベントの司会かつインタビュアーであるwithnews奥山晶二郎編集長

ネットユーザーに支持される理由の一つは、読者の疑問に直接応える自由さやスマホ世代の「生きづらさ」に寄り添う編集姿勢。
...ですのでコラボイベントの告知もかっこいい!

「全国的な知名度を得た後も会社員として活動を続ける2人。「フリーになるより、会社を利用する」など独自の考えを貫いています。働き方改革が叫ばれる現在、会社員としての生き方は、就職に悩む学生、生きづらさを抱える働き手にとってヒントにあふれています。」
イベント参加募集サイトより)

さて、奥山編集長はあの2人を相手に、どんな迫り方をするのだろう?
渋谷ヒカリエ34FのKDDIオフィス。満員の会場の中で配信スタッフのふりをして技を盗もうと見守らせていただく1号なのでした...。(もちろん配信管理もしていましたが)

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椅子の高さに「おぉ~」という藤村さん

奥山氏の自己紹介の後、入場した藤村・嬉野D。「おぉ~」と足の高い椅子にすわると、いきなりトークをはじめます。もう慣れたもので、「チャンネルはそのまま!」の福屋Pの話で会場が沸きます。...このままだといつもの「腹を割って」なペース!というところに、奥山編集長が刺さりこみます。
(youtubeで6:40ごろ)

奥山「なんかもう本当、司会がいらない...と思えてきましたが、がんばって食い下がっていきたいと思います。」

...と会場の笑いを誘い、質問を入れていきます。
(YouTubeで36:12ごろ)

奥山「普通の会社員は、仕事を断れない日々の連続だったりするのですが、これまで断り切れなくて後悔したことはありますか?」

嬉野「だいたい断ってますから。スポーツ中継のディレクターを打診されたときも、プロデューサとトイレで、僕ルール知らないんですけど大丈夫ですかねえ?と聞いてうまく断れました。」

奥山「その辺のコツというか...なんか...」

嬉野いや、コツじゃない...本心ですよ!私がやったら大変なことになりますよ!...と。」

...本心...笑!会場は沸き立ち、2人のトークは「お仕事」の代表的な形のひとつである、「会議」にテーマが移っていきます。「もしその「会議」が、「連絡会・報告会」の類ならば出る意味はない。」という藤村Dに聞きます。
(YouTubeで46:10ごろ)

奥山「出てみてよかったというか、ディスカッションというのはありましたか?」

藤村「会議ではないんじゃないですねえ。呑み会ではよくあったけど。社外の方が仕事の幅がひろがるし気づきもあるし...。社内では人は隣にいるわけで、会議している時点でおかしい。会議・打ち合わせといいながら大概ぐちきいてほしかったり。」

嬉野「のどかってことだよね。」

藤村「小っちゃいからね。うちの会社はね。」

2人のペースに水を差さないように質問タイミングを選ぶ奥山編集長。
イベントに配慮することと、深く聞くことの両立は容易ではないでしょう。そんな中、イベント後半で深く切り込みます。

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切り出す奥山編集長

(YouTubeで51:54ごろ)


奥山「うち会社も時代の変わり目の中、20代の中には紙の新聞にピンとこないのかやめてしまう子も。(仕事論の本の中で)頑張れば先がみえるようなことも仰っていますが、社内での若手の育て方とは?」

藤村「20代のときは東京支社勤務。番組を作っていなかった。仕事はなんにも面白くなかったので、定時で帰り、土日は各地でカヌーや山登りをメインに楽しんでいた。
その20代の経験が番組作りに役立つことに。そして20代の楽しかったことの延長を会社の金使ってやりてえなって。」

「20代で仕事の楽しさなんて言う人っているのかなって。無理してるだけでは?楽しいというのはいろんなことがわかって、自分で仕事を回せるようになってから。
もちろん20代で才能もあって仕事を回していける人もいるだろうけど、それはごく一部で、上の人がそういう人を目指すように言うのは若い子を苦しめているかなと。」

「遊ぶにもお金がいりますからね。仕事は大事。30代は仕事より家族が大事だし。45過ぎてようやく仕事を回して幅を広げていけるようになって、楽しくなった。」

「20代にしごとを楽しめなんてありえない嘘をついてるなあと。」

「...だから、20代に「仕事を楽しめ」という風に、後輩に関わっている時間がない。『若い人を育てろ』という会社に、ある時期ちゃんといいました。『その気はありません。』と。」

嬉野「あなた30代のころたのしんでたでしょ、編集室からわらいころげて出てきたし」

藤村「確かにけらっけら笑っていたけど、仕事が広がる的なのはなかったかな?今が楽しい。」

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盛り上がる壇上

この質問の答えは笑いで終わりましたが、藤村Dの返答の長さからも質問の刺さり具合がうかがえます。その後は会場参加者との質問トーク、「チャンネルはそのまま!」撮影でのエピソードで、およそ2時間のイベントは盛り上がりの中終了しました。

場に水を差せないというあの雰囲気の中、2人を相手に奥山編集長は満足な深堀りができたのでしょうか?
イベント後の奥山編集長に聞いてみました。


きょうはいかがでしたか?

奥山「すごくやりにくかったんですけど...。観客との一体感が、ちょっと経験したことのない空気感でした。これが2人が番組を通して培ってきたコミュニティの強さなんだなと。withnewsも5年目ですが、見習いたいなと思って聞いていました。」


2人は手ごわかったですか?

奥山「手ごわいんですけど、やりやすくはあって。お考えがはっきりしていてどんどんお話してくれるので、非常に楽はさせてもらったのですが、どこにいくかわからないというドキドキ感を味合わせていただいて......ある意味楽しかったです。」


質問の答えが面白い方向に転がっていきましたが、うまく記事になりそうですか?


奥山「...大丈夫です!」

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おつかれさまでした!

記事は近日withnewsで公開される...!はずです。どうぞお楽しみに!
https://withnews.jp/

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この記事を書いたのは

HTBポッドキャスト1号

2004~HTBのネット展開全般のプロデューサー→20年10月から報道部の中間管理職ほかもろもろです。
Twitter:@htb_podcaster