十勝の中札内村で、雪原に描かれたアートを眺めて楽しもうという「スノーアートヴィレッジ なかさつない 2021」が2月13日(土)と14(日)の2日間の日程で開催されました。今年で2回目の開催で、新型コロナウィルス感染症予防のため規模が縮小されましたが、高さおよそ8メートルのやぐらからの眺望を来場者は楽しんでいました。
会場は「中札内農村休暇村フェーリエンドルフ」と隣接する農地。
およそ1.5ヘクタールの真っ白な畑のキャンバスにスノーシュー(かんじき)で踏み描かれた絵柄は「花・Crystal(クリスタル)」です。中札内村在住のスノーアーティストが1人で2日間かけて描きました。下絵はなし。想い描いたアートを一歩一歩、雪を踏みしめて形にしました。
会場では「スノーシュー体験」も開催。スノーシューとは「かんじき」のことです。靴では埋まってしまう雪原も、スノーシューを使えば自由に歩くことができます。参加者は、雪の上を歩くという不思議な感覚を楽しんでいました。
天候によるアートの維持が難しいことなどの理由から開催は2日間のみ。たった2日限りの雪上アート、来年はみなさんも是非!
「スノーアートヴィレッジ なかさつない 2021」入場無料。主催:中札内村観光協会
1