演劇界を揺さぶる作品!「Audio Photo Cinema」が札幌にやってくる!HTBonライン劇場でも配信が決定!佐々木譲 直木賞受賞作の『廃墟に乞う』が舞台化します。加藤雅也・寿大聡・木下ほうか・室山和廣が出演!
2021.12.19
Audio Photo Cinema 「廃墟に乞う」製作委員会主催による、第142回直木賞を受賞した佐々木譲原作の舞台『廃墟に乞う』が12月27日(月)~12月28日(火)に札幌市民交流プラザ3Fクリエイティブスタジオで上演されます!
そしてなんと、HTBonライン劇場では、札幌公演最終日の12月28日(火)~2022年1月28日(金)まで本公演のアーカイブ配信を実施します!
札幌といえば『廃墟に乞う』の舞台となった土地でもあります。
数々の悲しい事件に関わったことで精神を病んでしまった刑事・仙道は、療養のため休職中。そんなとき、殺人犯・古川幸男から秘密裡に連絡が舞い込む。古川の目的は何なのか?そして、心を病んだ仙道は、古川の“最後の選択”に向き合うことができるのか―…。
ハードボイルドなキャラクターたちと北海道の歴史が交錯する、『廃墟に乞う』の魅力あふれる世界をぜひ物語の舞台・札幌で体感しましょう!
演劇界の新機軸!“Audio Photo Cinema”って?
さて、2019年から現在も続く新型コロナウイルス感染症。
観劇には行きたいけれど、やはり心配ですよね。
さまざまな業界がコロナウイルスの影響を受ける中、演劇界も規模の縮小を余儀なくされました。
「今まで通りにはいかなくても、なんとか舞台を続けることはできないだろうか…?」
考え抜いた結果、従来の舞台劇とはガラッと様変わりした、“Audio Photo Cinema”という新しい演出方法を考案しました。
【写真・映像の投影】と【朗読劇】で構成された一見シンプルな演出ですが、巧みな朗読と絶妙なタイミングの写真と映像によって、強烈なイメージがしっかりと伝わってきます!
役者たちの実力と、細部にまでこだわり計算された演出力が結実する、新感覚の舞台をお見逃しなく!
さてさて
“Audio Photo Cinema”でお送りする、舞台『廃墟に乞う』に興味がわいてきたのではないでしょうか―――?
ここからは“Audio Photo Cinema”にちなんで“声”“写真”“シネマ”の3つの観点から舞台『廃墟に乞う』の魅力をご紹介します!
“声”―TV・ラジオで活躍中!話題の役者が多数出演!
“Audio Photo Cinema”のメインは朗読劇。
ですので、やっぱり声の演技が重要になってきます。
声の演技といえば、まずは殺人犯・古川役の寿大聡さんです!
寿大聡
今年夏のNHKラジオドラマ『女だてら』で、準主役(石上玖左衛門役)を演じました。
『廃墟に乞う』では一転、複雑な生い立ちを抱える繊細さと、心の傷の深さを物語る激しい怒りといった、古川の二面性を見事に演じます!
続いて、個性派俳優として広く知られる木下ほうかさん!
木下ほうか
ボイスキャストとして、今回はイヤミな新聞記者・酒井を演じます!
古川を精神的に追い詰める酒井の鋭い言葉をお聞き逃しなく!
また、NHK大河ドラマ『麒麟が来る』で佐久間盛重役を演じた室山和廣さんもご出演!
室山和廣
古川を捕まえようとする熱血刑事・山岸を演じます!
クールで繊細な仙道に対し、正義感と気力に満ちた室山さんの演技が際立ちます!
え!?写真撮影をするのは「あの」役者!?
続いてのテーマは“写真”です!
なんと!
舞台に投影される写真はすべて俳優の加藤雅也さんが撮影しています!
加藤雅也さんといえば、近年では大河ドラマ『いだてん』(杉村陽太郎 役)や『キングダム』(肆氏 役)など、多数の作品に出演されています!
加藤雅也
そんな加藤雅也さんは写真家としても活動されており、今回の劇中で使われる写真もすべて撮影しています。『廃墟に乞う』の世界観を表現するため、徹底的にこだわり抜かれた写真の数々は見逃せません!
もちろん!カメラマンとしてではなく、役者としても舞台にも上がります!
精神を病んだ刑事・仙道の知的でナイーブな語りにご注目ください!
多彩な表情を見せるAudio Photo Cinema
さて、最後のテーマは“シネマ”。フランス語で「映画館」という意味です。日常を忘れて、別世界を見せてくれる映画館のような存在に、“Audio Photo Cinema”もなりたい―――。
そのためにスタッフ一同とってもがんばっています!
それでは、表舞台に立つ魅力的な役者さんたちの紹介に続いて、
今度は舞台裏の様子をちら見せしちゃいます♪
公演を観ただけではわからない、汗と苦労の舞台作りの日々について
少しだけ語らせてください!
立ち上げ間もない“Audio Photo Cinema”。
俳優さん、スタッフが相談しながら作品を作り上げています。
例えば、効果音もすべて自前。無料の音素材は使わず、目に見えないところにもしっかりこだわっています!
この日は寿大さんも立ち会って、微妙な音の具合を確認中…。
演出は、舞台「Les Miserables~惨めなる人々~」などを手掛けるベテラン演出家の高橋征男さん。音楽や照明のタイミング、投影する映像のチェックなど、入念に準備を進めています。
妥協ナシ!のモノづくりの舞台裏はいかがでしたでしょうか?
最後に、寿大聡プロデューサーコメントをいただきました!
寿大聡プロデューサーからのコメント
『コロナ禍に合わせた新しい芸術を作ろうと試行錯誤しながら創作しました。
昨今、「完成されたもの」を提示され、「読み聞かせ」をされなくなった子供達にとっても、「想像力」と「創造力」の育成、発展において、Audio Photo Cinemaは素晴らしい役割を担う芸術だと考えております。
今作は悲劇性がとても強い作品ではありますが、テーマは「愛」であり「家族」であります。
このコロナ禍において悲しいニュースも多々耳にしますが、今作を通じて改めて「愛」の素晴らしさ、「家族」の大切さを感じて頂きたく思います。
存分に劇場で体感し楽しんで頂けたら嬉しく思います。
終演後はトークイベント及びサイン会も実施致します。皆様是非劇場に遊びにいらして下さい。』
気になった方はぜひぜひ!下記リンクをチェック!
▼チケットの購入はこちら
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=63654&
▼公式サイトはこちら
https://audiophotocinema.wixsite.com/officialsite/ホーム
https://www.instagram.com/audiophotocinema/
https://m.facebook.com/audiophotocinema
【公演概要】
Audio Photo Cinema&プライベートトークショー『廃墟に乞う』【札幌公演】
公演期間:2021年12月27日 (月) ~2021年12月28日 (火)
会場:札幌クリエイティブスタジオ(北海道札幌市中央区北1条西1丁目)
■出演者
仙道孝司役: 加藤雅也
古川幸男役: 寿大聡
記者酒井役: 木下ほうか(声の出演)
山岸刑事役: 室山和廣(声の出演)
■スタッフ
原作: 佐々木譲 直木賞受賞作品「廃墟に乞う」(文春文庫)
監督・構成・演出: 高橋征男
■公演スケジュール
12月27日(月)18:00
12月28日(火)14:00(※カンフェティ取扱なし)/18:00
※受付開始は開演1時間前。開場は開演30分前。
■チケット料金
全席自由:3,900円(税込)
会場に来られない方はこちらからどうぞ!全国どこからでも配信でお楽しみいただけます
【HTBonライン劇場 TAKASUI presents『Audio Photo Cinema 廃墟に乞う』】
チケット購入期間(期間内はいつでも視聴可能)
2021年12月28日(火)午前11:00~2022年1月28日(金)午前11:00
〇上演時間 約110分 〇料金 1,900円(税込)
〇チケット購入はこちら↓
https://www.htb.co.jp/event/online_theater/program/20211228072379/
ぜひご視聴ください!