北海道で「イモ」と言えば…多くの方は「じゃがいも」を思い浮かべますよね。でも、「さつまいも」も穫れるんです!
空知の由仁町と栗山町の若手生産者らが数年前から取り組んでいるさつまいもの生産が少しずつ軌道に乗ってきました。商品名は「由栗(ゆっくり)いも」です!
「由栗いも」は、ゆっくり、じっくり育ててできあがるさつまいも。
由仁町と隣町の栗山町の若手生産者と農業に携わるメンバーが集まって、「そらち南さつまいもクラブ」の前身団体が2017年に発足。メンバーで栽培方法等の研究を重ね、2019年から本格始動しました。
本州のさつまいもに比べて、早めに定植し遅めに収穫をしなければ美味しいさつまいもができないことから、土の中に埋まっている時間が長い=「ゆっくり」。
さらに、由仁町と隣町の栗山町の名前から漢字一字を取って=「由栗」。
「由栗(ゆっくり)いも」と名付けられました。
品種は「ベニアズマ」。スイーツにもぴったりで、ホクホクとした食感が特徴です。
ほかの地域ではできない甘みを生むため、キュアリングや熟成に研究を重ねた結果、今話題のさつまいもになりました。
由仁町では2021年に初開催して好評だった「由栗いもフェスティバル」を2022年も開催することにしました。
期間は1月15日(土)~2月13日(日)までです。
由仁町内の飲食店が「由栗いも」を使って独自の特別メニューを提供します。参加店も今年は5つ増えて13店舗に!また、抽選で「由栗いも5㎏」などが当たる「スタンプラリー」や「フォトコンテスト」も行われます。
例えば・・・
・三好焼菓子店からは「由栗いもサブレ」
見た目もさつまいもに見えるよう作りました!小さなお子様でも食べやすいサイズです。
・NANA CAKE からは「米粉のさつまいもロールケーキ」
米粉を使用したしっとりモチモチのスポンジにさつまいもあんと生クリームをのせて仕上げました。
・ユンニの湯「ローストポークのワンプレートランチ」
さつまいもと味噌のソースがポイント。天ぷら、セットデザートにもさつまいもを使用!
【参加店舗】
各店舗によって営業時間・休業日等が異なります。また、臨時休業もしくは営業時間が変更になる場合もございますので確認してから来店してください。
※参加店は、新型コロナウィルス感染予防対策をしている事業所です。
由仁町観光協会の窪田裕司会長は、
「札幌から少し車を走らせて、由仁町で『由栗いも』の美味しさと心落ち着く銀世界を楽しんでいただきたい」と話しています。
冬の由仁町、ちょっとドライブしてみませんか?
由仁町観光協会「由栗いもフェスティバル」
https://www.yuni-kankou.com/events/yukuri-imo-fes2022/
・問合せ先
由仁町観光協会 0123-83-2136
由仁町役場 産業振興課 0123-83-2114