一万年の営み。歴史が育んだ地域文化に触れる旅へ【知床ねむろアドベンチャーツーリズム】

「海峡や独特な地形を有する沿岸部、開拓によって開かれた内陸部。恵まれた環境によって育まれた人々の営みは、古くから様々な産業文化を形成し、旅の独自性を演出してくれる。」

 

北海道の中でも特に圧倒的な大自然や野生動物の聖地として注目の知床ねむろエリア。2023年に北海道でサミットが開催されるアドベンチャーツーリズムにも、積極的に取り組んでいます。

知床ねむろアドベンチャーツーリズム「LIVE FIELD 知床ねむろ」

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“知床ねむろ”には、手付かずで豊かな自然があり、この地で暮らす人々がいる。その営みを自らの足で訪ね暮らしを感じ、時間をかけて大地の奥深さをじっくりと体感することで真の贅沢さに出会うことができる。ここは野生動物、野鳥、自然、人すべてが生きていることを実感できる舞台。 心の内面に響く本質的な旅を通して、日々の暮らしに冒険を。

 

この記事では、そんな「LIVE FIELD 知床ねむろ」から、この地に暮らしてきた人の営みを体感するコンテンツをご紹介します。

 

原始河川ポー川カヌー【標津】

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まずご紹介するのは、標津ポー川史跡自然公園で体験できる「原始河川ポー川カヌー」です。一万年の昔から人の暮らしが続いてきたこの場所で、古代の歴史に想いを馳せながら川を進んでいきます。

 

川の流れは緩やかで、カヌー初心者にも安心。カヌーガイドが優しく教えてくれるので、日本遺産鮭の聖地を巡る旅のアクティビティとしておすすめです。

 

根室海峡茶漬け【標津】

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日本遺産鮭の聖地を味覚で体感するなら「根室海峡茶漬け」。標津産の鮭の山漬をメインに、羅臼昆布やホタテ、鮭節や椎茸の出汁で食べるジャパニーズファーストフードです。

 

試飲して気に入った出汁を自由にブレンドし、オリジナルのお茶漬けを作ることができる参加型のグルメアクティビティなので、昼食を兼ねて体験するのがおすすめです。

 

竹下牧場早朝散策【中標津】

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知床ねむろエリアの産業体験で忘れちゃいけないのが酪農です。中標津や別海は、牛乳やチーズなどの乳製品の生産も盛んな地域。

 

ちょっと早起きして酪農家の日常を追体験できるのが「竹下牧場早朝散策」です。朝の630に集合して、酪農家のオーナーに牧場を案内してもらい、牛舎でのエサやりの様子や搾乳の現場を見学させてもらいます。

 

普段、何気なく口にしている乳製品の最初の現場を体験することで、命や食の安全について再認識することができる魅力的なアクティビティです。

 

 

知床ねむろ観光連盟『知床ねむろマガジン』

知床ねむろエリアの旬の情報を知るなら『知床ねむろマガジン』。グルメやアクティビティ、ライターが体当たり取材した旅行記など、読み物として楽しめる記事を配信しています。

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この記事を書いたのは

佐々木亮介

知床ねむろ観光連盟 事務局長。道東のコーディネイター。
北海道の東側・道東に生まれ育ち、進学し就職して今に至る生粋の”道東”民。
道東一丸となって観光を盛り上げるため、特にオホーツク・釧路・根室・十勝エリアの情報をお届けします。

知床ねむろマガジン:https://magazine.ekari.jp/
知床ねむろ観光連盟公式サイトEKARI:https://ekari.jp/

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