ミモザのリースに込めた思い 日常に花を・・・2024年 母の日にはこの花を!
2024.04.19
3月8日は国連が制定した国際女性デー。イタリアではこの日をミモザの日と呼んで女性に感謝を込めてミモザの花を送るという習慣があります。
HTBのマスコットキャラクターのonちゃんも黄色、ということで本社一階のonちゃんテラス全体がもう黄色一色となりました。『花のある生活』について本当に花を添えていただいた、日比谷花壇さんとのトークをシェア。
ゲスト)
株式会社あいプラン やわらぎ斎場 高橋舞さん
株式会社日比谷花壇バンケット事業統括部 北海道エリアエリアマネージャー デザイナー 小林麻由美さん
会場を黄色に染めてくださったのは『すべての明日に、はなやぎを。』というコーポレートメッセージを掲げる株式会社日比谷花壇。冠婚葬祭のお花や緑を使ったり、季節のイベントに合わせた装飾をされています。
小林さん『生のお花とか緑だけではなくて花壇のデザイン企画・販売なども行っておりましてデザインを監修したものですと、お菓子のパッケージだったりスマホのケースだったり。花と緑を通じて皆さんの生活に寄り添った仕事を目指しております。』
もうひとりのゲストは あいプラン やわらぎ斎場の高橋舞さん。北海道ミモザプロジェクトのメンバーでご葬儀のやわらぎ斎場の部門の担当の他、地域の方との繋がり、企業との繋がりを深める仕事もしておられます。
会場に置かれた、ミモザのリースは高橋さんが発案、北海道ミモザプロジェクト(北海道の等身大の女性活躍を考える異業種交流会)の皆さんが日比谷花壇さんの監修・協力のもと制作されたものだったのです。
高橋さん『いつの日かミモザの日に何かをしたいなっていう気持ちがあったんですよね。』
小林さん『多分ご縁がありましたよね。ピピピッとね。』
小林さんとのご縁と高橋さんの思いがあい、ミモザのリース作りをプロジェクトメンバーで作ることになったとか。
小林さん『ミモザプロジェクトっていうお名前の由来などをお聞きしてなんかすごく素敵だなっていうのは元々感じていて。そのリースのお話もこんなに具体的にこういう形になるとは思ってはいなかったんですけどその当初からこういうことをしたいんだよねっていうようなお話は高橋さんからちょっと聞いていて』
ユーカリの葉などで作られたリースのベースを小林さんが作り、そこにメンバーがミモザの花を加えていくという方法で制作されました。
高橋さん『ミモザのパーツが用意されていて、リースをこう囲むような形でみんなで並んで自分の順番が来たらパーツを1つ手に取り、思い思いのところに差し込んでいくという作業をずっとぐるぐると回りながら。』
まさにこのリースを繋いで繋いで作っていった形。
ミモザプロジェクトのロゴがミモザが入っているロゴだったので同じようなデザインがやっぱりいいよね、となったという。
小林さん『すごく手際が良くて途中なんかこことかいいですよってもっとアドバイス必要かなと思ったんですけど全然必要なくて。ほとんど私も綺麗って言いながら見てたんです。ベースはしっかり作ってきたんですけどほぼ見てああ、すごい素敵って言いながらこういう風にできていくのって素敵だなと思って眺めていた感じでした、当日は。』
最終的に持ち帰って箱に入れるために少し手直ししてと思っていたんですけれども全然本当に1個も手直ししてないそうです。
高橋さん『とっても嬉しかったんですけど、私は完成品を見た時よりも皆さんが本当にキラキラ目を輝かせながら作業していく姿を見ていた時が一番幸せでした。』
お花のある生活
お花をどういった風に日常に取り入れていく方法を小林さんに伺いました。
小林さん『バレンタインや母の日とかすごく有名だとは思うんですけれどもそういうイベントとかではなくて、例えばデスクの上に一輪差し。私も実はやってるのですけれどお花を1本飾る。パートナーだったり、恋人だったり、ご夫婦に、イベントじゃなくてもお花屋さんには毎日お花を溢れてますのでそういうものをちょっとプレゼント。何もない日ですけどプレゼントで買ってきてあげたりとか・・・。
季節によってお花の色ですとか香りが違います。食べ物に旬があるようにお花にも旬がありますのでそういうものもお花を通じて感じていただければなと思っています。』
北海道だとこれからの時期はラベンダーが咲いてくる時期。実は日比谷花壇にはラベンダーオーナーという企画があり、小林さんもオーナーになっているそう。
刈り取りの時期になったら生のラベンダーだったりドライのラベンダーを送ってもらえるシステム。自分用にプレゼント用に使うのも一興。一口で6株のオーナーになれるそうです。
小林さん『刈ったらすぐ出荷しますのですごくいい香りなのですよ、生の花は。』
お花屋さんという仕事
お花の仕事というと女性のイメージが強い方も多いのではないでしょうか。
小林さん『ブライダル・結婚式ですねとかお葬儀とかいろんな仕事があるんですけれども結構女性のイメージがすごく強いのかなっていうのはあるんですがいまは男性が活躍する場面もたくさんあり、一言で花を扱うとは言っても空間のデザインだったりイラストだったりお庭だったりと多種多様。』
高橋さん『それこそお花が本当に幸せをもたらしてくれる。例えばケーキとかと同じ感じで自分へのご褒美にお花買ったりというのをここ最近するようになりました。それもしかしたら今、お葬儀に関わるお仕事をしていて、やっぱりお花が身近にあるからなのかなっていう風には感じてます。』
それぞれのお仕事でもお花との関わりがあるお二人に働く上で大切にされていることを聞いてみました。
小林さん『花はもちろん私の好きなことっていうのもあるんですけれど、仕事をする上では楽しいことっていうか自分が楽しいこととかワクワクすることっていうのをできるだけ仕事に取り入れたいと思ってます。1日8時間、1週間、5日間ですよね、5日間働くので結構仕事のしてる時間ってかなり長いじゃないですか。なのでそういう楽しいことをやっぱり仕事に取り入れたいなってところもあって。
今回のイベントはいい例というか、お話をいただいた時からもうすごく楽しそうみたいな、ワクワクするっていうところから本当に今日まで来れたので。そういうことを仕事にしていきたいなっていうのは常に思っております。』
飾るだけではないお花のアプリも登場
小林さん『身近に取り入れてるかどうかとかっていうお話もあったんですけれど、北海道にはたくさんのお花の名所があります。これからの時期ってたくさんお花が皆さん見れたりもするじゃないですか。もっと日常としてお花を使っていただけるようなものになってほしいというのは常にやっぱり思っていて。やっぱり今、物価上昇で色々お花の値段も高くなってしまったりっていうのはあるんですけれども、もう少しもっと身近に感じていただいたり季節を感じていただくっていうシチュエーションをたくさん作れたらいいのかなと思っています。』
小林さんが紹介されたのは『ハナノヒBe』 というコミュニティアプリ。お花に特化したSNS。部屋で飾ったお花やお出かけ先で撮ったお花を投稿したりシェアをしたりすることができます。
お花の育て方ちょっとわからないな、とユーザーさんにちょっと問いかけてみたりもできるそうです。このアプリの中にはお花の手入れの仕方を検索できる図鑑、お花の名所情報とかも見られるコラムなどもあります。
ミモザと調べると、お花もいろんな形があるのがわかります。ちょっとこのお花わからない、というときにも役立ちます。
5月12日(日)は母の日! さて、2024はどうすれば?
今年の日比谷花壇の母の日のメインテーマは原点回帰で『ありがとう』。
小林さん『花を通じて、長年母の日のサポートをしてきたんですけれども、日比谷花壇としては母の日の本質、大切な人に感謝を伝える日ということと捉えて
ありがとうの気持ちを込めてお花を送っていただくことで母の日の感謝の気持ちを社会へ広げていきたいと考えています。』
雑貨やスイーツのセット、育てる過程を楽しむ花の鉢物もあるそう。
その年その年のトレンドはあるものなのでしょうか?
小林さん『やっぱり1番はカーネーションがもちろん皆さんがご存知の通りなんですけれど。お菓子とのコラボレーション、今年初のものがあるのでおすすめです。カラーはやはり皆さん赤とかピンク系が多いのかなっていう印象ではあるんですけれども、黄色とかオレンジ色のバリエーションは結構色々ありまして。
お母様の受け取る状況に合わせて、切り花でも鉢物でも選んでいただけるかなと思います。』
流行を反映させた商品になっているそうで、ぜひサイトを見てほしいそうです。
そのまま飾れるもの、鉢物、カーネーション以外のお花と合わせたもの、お菓子と一緒のものなど多種多彩。
今年はお花のある生活につながるものを贈るのはいかがでしょうか?