多様性の視点から「当たり前」見直す道内初のイベント、札幌・チカホで開催

道内初開催のイベント「ジェンダー・ダイバーシティ・コレクティブアクション【NEWRAIL AWARD】」が2025年12月10日に、札幌で行われました。

札幌のチカホで行われたのは、多様性の視点から、性別などにとらわれず、自分らしく生きるための取り組みを紹介する道内初となるイベントです。

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イベントでは、今年の8月~10月にかけて募集し応募のあったアクション部門60事例、動画写真部門59作品に対して表彰や活動紹介が行われました。

チカホの会場には、函館・帯広・北見・旭川・中富良野・苫小牧・安平町など道内各地から参加者が集まり、ステージで「3分間ピッチ」を披露するなど、様々な取り組みが紹介されました。

ステージでは学生が「当たり前」をテーマに取材した映像の上映や、多様性が抱える課題などについてトークショーを行いました。 チカホを行き交う人も足をとめ、ステージイベントを観覧する姿がありました。参加者のべ700人となり、活気にあふれていました。

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“未来への選択肢と可能性を広げる新しいレールを敷こう”という意味が込められた『NEW RAIL』。

北海道の豊かさを次の世代へつなぐために、誰もが自分らしく生き、力を発揮できる社会づくりが欠かせません。性別によって選択肢が制限されたりチャンスに差がある課題を、可視化し、アイデアや工夫をもって解決していこうという取り組みが、北海道からたくさん生まれることが期待されます。

ほかにも、訪れた人が性別の違いなどで感じたことを記入できるパネルも設置され多様性への理解を深めていました。会場内のブースNEWRAILマルシェにも立ち寄る人の姿が多くあり、関心の高さが伺えました。

HTBニュース 2025年12月10日放送

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この記事を書いたのは

森さやか(HTBアナウンサー)

夕方の情報番組「イチオシ‼」MCを担当するなど20年出演。
ラーメンの食べ歩き歴25年。2児の母。
絵本セラピスト、防災士、ワークライフバランスコンサルタント、笑顔のコーチング指導員としても活動中。

コミュニケーション・話し方/接遇マナー/アンコンシャス・バイアス/ハラスメント研修など、講演活動も多数行う。
ジェンダー平等の課題解決を目指す「ジェンダーコレクティブ北海道」にも参画。

地域課題の取材を通して、子育てや介護、病気などの事情を抱えていても、自分らしく生きられる社会を目指し、北海道の地域や企業の事例・取り組みを紹介している。

<これまでに制作したドキュメンタリー番組>
■平成28年日本民間放送連盟賞 特別表彰部門「青少年向け番組」優秀賞を受賞
「おはよう。いただきます。さようなら。~弁華別小学校最後の一年~」
https://www.htb.co.jp/hn/log/2016/04021053/

■北海道映像コンテスト2019 番組部門(放送)で優秀賞
「ごはんだよ。~にじ色こども食堂~」
https://www.htb.co.jp/hn/log/2018/05051000/