流行語にもなった『フェムテック』って知ってる?あきらめないで体のこと

みなさん『フェムテック』という言葉をご存じでしょうか?

新語・流行語大賞にノミネートされている「フェムテック」。

Female(女性)とtechnology(技術)を合わせた造語で、これまで「諦める」ことが当たり前だった【女性の健康課題】を、【科学技術】で解決しようという商品やサービスのことです。

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初めて聞いた、という方もいるかもしれません。

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女性の悩みといえば

『生理痛がひどくて休めない』『おなかが痛くて起き上がれない、仕事をやむなく休むことも』『トイレにいけなくて、ナプキンを2枚つけてしのぐことも』『トイレが近い』『(更年期で)ホットフラッシュが・・汗が出る』など・・・。

寒さでおなかが痛くなったり・・・かかっている重力が違う、という声も。

生理の前は体温が上がって、37℃前後まで上がることがあるから、体温管理をしなければならなかった、コロナ禍では、会社にいっていいのか、外出していいのか、不安になることも。

人によって違う悩みというのもあるかもしれません。

さらにサニタリー用品を買うときのわずらわしさと男性の店員さんだと袋に入れて配慮はされるものの、違和感がするなんて声も。

誰にも言えない、言いずらいことと思っている方もまだまだ多いのではと思います。やっぱり気軽に話題にできないのも事実。


今回は、フェムテックの入り口、今年非常に注目された「吸水型サニタリーショーツ」に焦点を当てます。
これはその名のとおり、様々な漏れに対応した吸水力のあるサニタリーショーツのこと。使用感も調査しました。

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2019年に日本初上陸し、「吸水型サニタリーショーツ」を輸入しバズらせた!台湾のメーカーのムーンパンツ。

4層構造になっていて、速乾生地も組み合わされていて、水をどんどん吸水できるようになっています。スポーツウエアにも使われる台湾の機能性繊維、その品質が高く評価されています。

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吸水できる水分量は最大20ミリリットル。スピード感に驚く方もいるそうです。お手入れも簡単。重曹を溶かした水に15分付け置くか、シャワーをかけて汚れを洗い流すだけ。あとは他の衣類と洗濯ネットに入れて一緒に洗濯できます。

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ムーンパンツ ハイウエストタイプ 7480円
ムーンパンツ デイタイム・ブラックレースとも 5280円

アジュマ (ムーンパンツ)
東京都文京区本郷7-2-2-2F本郷ビル二階
※札幌ロフトなどで取りあつかいあり

台湾はジェンダー平等や性教育に力を入れています。この影響もあり、サニタリーグッズの選択肢を増やそうと女性自らが開発する動きが加速中だとか。

札幌ロフトには(札幌市中央区北5条西2丁目 エスタ6階)このムーンパンツ含めて、一見わかりずらいので買いやすい、様々なサニタリーアイテムが並んでいます。夏ごろから売り場が始まり、どんどん拡大中。

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こだわり詰まった高機能ショーツ

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Be-A(ベア) シグネチャーショーツ 7590円
なんと120ミリリットルの吸水と暖かさがある、という優れもの。
日本の女性起業家が開発。クラウドファンディングで100万円をゴールに始めたところ、なんと1億円も集まったという注目アイテム。

洗濯のしやすさやおなかの部分に特殊素材が使われていて暖か仕様というのもポイントです。

誰もが知る大手メーカーも参入!


今年9月からはユニクロが参入。エアリズム素材の吸水サニタリーショーツ1990円を発売。海外では次世代サニタリーショーツとして市場拡大していることから開発・販売を始めたとのこと。

ワイヤレスブラとセットで使えるというのもメリットで、小中学生向けも発売する予定です。

女性だから仕方がない、ではなくて男性も含めての理解を広げ、新しい技術でその違和感などを乗り越えていこうというフェムテック。

今後も注目です!

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この記事を書いたのは

SODANE編集部

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