「プリウス炊飯」まで!テレビ中継現場を支えたハイブリッド軍団に密着してみた。
2019.09.13
こんにちわ!1号です。
胆振東部地震から1年となる9月6日(金)、厚真町にお邪魔してきました。
この日にあたりHTBのイチオシ!!が中継を実施するということで、その様子を取材するためです。
今回の中継のベースとなるのは、町営の「こぶしの湯あつま」。
今年の5月からは露天風呂も無事復旧となり、住民や復興の諸作業にあたる方々の疲れを癒していると聞きました。(入りたかった...。)
以下、中継の様子をレポートします。
【12:00頃】
HTBから車で2時間ほど。正午に現地に着いたのですが、みはらしの良い高台にはすでに中継車が待機していました。
中継車に加えて、複数の大型ワンボックスタイプの商用車が並ぶのがいつもの中継現場の風景なのですが、この日は雰囲気が随分と違い...。トヨタのハイブリッドカーがあわせて6台も並んでいたのです。
1号「プリウス4台も?なしてこんなに借りてきたの?」
現場D「きょうはこの車にも実際に働いてもらうんですわ。」
1号「働くの?」
小雨が降り出しました。OAが近づいてくると中継現場はあわただしくなります(もちろん緊張感も漂ってきます...。)
現場にポツンとなネット系スタッフがウザがられるのもあれなので、プリウスほかハイブリッドカー軍団の役割については、リハーサルをのぞきながら取材することとしました。
【14:00頃】
リハーサルを聞くと、今回の中継では、地元食材を活用した「ふるまいカレー」200食を配布するのですが、ご飯はプリウスで炊飯器に給電し炊くという展開。
そして中継会場のライトのいくつかと、出演者がチェックするモニターへの給電をハイブリッドカー軍団が担うということでした。
なるほど。状況を理解して、本番を待つことにしました。
【15:00頃】
本番までの間、昼食のために近くのドライブインに。
店内は仕出用のお弁当が大量に用意されていました。今晩に向けて、町内のあちこちから注文があったのでしょう。
【15:30頃】
現場には小雨が。onちゃんもカッパを着こみます。
【16:00頃】
「ふるまいカレー」のテントでは2升の電気炊飯器(1450w)2つが複数回フル稼働。
地元のブランド米「さくら米(ななつぼし)」を使ったツヤツヤのご飯
あわせて6升(200人分)がプリウス2台の給電によって炊き上がりました!
【16:30 】
ふるまいカレーが放送告知されました。(※カレーも地元食材満載ですが、その調理はガスを使っています...。)
【17:20頃】
中継に備え、プリウスについた小雨の水滴をスタッフが拭き取ります。
【17:45頃】
夕暮れの中、プリウスの紹介が行われました。
プリウスの場合、1台で最大1500Wの供給が可能。
LEDライト輝く中、お湯を沸かして、PCを利用し、スマホを充電してもまだ余裕が。ガソリンが満タンであれば、2日ほどは給電が可能とのことでした。(※1)
【18:00~19:00】
ご飯が炊きあがったあともプリウスPHVやRAV4が出演者用モニタやライトに給電。
中継現場を支えていました。
【19:00すぎ】
無事中継(とふるまいカレー)が終了。お越しになった方々と記念撮影をして、
現場は撤収となりました。
すべてのイベントを終了し、お客さんと、トヨタのハイブリッド軍団が帰っていきました。
日々の生活を支えてくれる車が、いざという時に電気の供給までしてくれる...!
ブラックアウトはもとより、災害・非常時ではとても心強い存在になるだろうなあ...。と思う1号でした。
こぶしの湯、次はゆっくりプライベートで参りますぞ...っつ!
(協力:トヨタカローラ苫小牧・ネッツトヨタ苫小牧)
(※1)