世界的な快挙!長沼町で100年ぶりのタンチョウのヒナが誕生

空知の長沼町で実に100年ぶりにタンチョウのヒナが誕生しました。
HTB北海道テレビ放送は5年間にわたり取材を続け、今回、ヒナの撮影にも成功しました。

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タンチョウのヒナが確認されたのは長沼町で洪水対策のために造られた舞鶴(まいづる)遊水地です。
この人工的に造られたくぼ地で今年3月、タンチョウ2羽の求愛活動が確認され、
そしてタンチョウが巣を作りヒナが誕生しているのが確認されました。
人工的に作られた施設でタンチョウが繁殖するのはおそらく世界初の快挙だということです。

HTBはタンチョウが飛来し始めた2015年から取材をはじめ、
2018年からは、今回、ヒナを生んだ2羽の撮影を続けていました。
専門家の指示に従い、必要な時期には車の中から撮影を敢行、

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ドローンの撮影では専門家立ち合いのもとヒナが立って歩く貴重な映像も撮影に成功しました。
長年タンチョウを研究している専修大学北海道短期大学の正富宏之名誉教授は
「舞鶴遊水地のような人工的な施設でのタンチョウの繁殖は世界的にもあまりない」と話しています。

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長沼町の舞鶴遊水地は現在、タンチョウ保護のため立ち入りが制限されています。
長沼町ではもし近くで見かけても追いかけ回さず優しく見守って欲しいと呼び掛けています。

HTBではこの5年の記録を番組にまとめました。
全国各地で日時違いで放送しています。

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この記事を書いたのは

SODANE編集部

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