宮西投手『あれはアカンで』 谷口アナに・・・ ファイターズファンフェスの思い出 FFFFF ここだけの話①

今回から、私、谷口が、FFFFFのプロデューサーとして編集後記ならぬ“放送後記”を書くことになりました。皆さん、どうぞ宜しくお願い致します。

12月6日の放送は、ファイターズのファンフェスティバル当日ということで、これまで行われたファンフェスの中から、特に盛り上がったシーンを集めた、名場面集をお送りしました。楽しんでいただけたでしょうか。若き日のダルビッシュ投手が笑顔で楽しんでいたり、大谷翔平選手がマイケル・ジャクソンのモノマネを披露したり。改めてファイターズにはスター選手が多いなと感じました。

さらに、2010年、宮西尚生投手がGLAYの曲を熱唱したシーンに関しては、某球団スタッフから「よくあんなことやってくれたよね~」という言葉が。確かに、入団以来13年間、シーズン50試合以上の登板を続け、ホールド数では日本一。日本球界を代表する大投手になった今、例えファンの方が見つめているステージ上であっても「宮西さん、歌って下さい!」と言ったところで、「玉井、行けっ!加藤もやっ!!」と、普段から可愛がっている後輩投手に試練を与えて終わることでしょう。玉井投手も加藤投手も、もしかしたらそんな経験を積みながら大投手への階段を上っていく道があるのかもしれません。
しかし、2010年の宮西投手は、まだまだ3年目、25歳の若者でした。素直にマイクを握ると、地元・兵庫県のカラオケ店で鍛えた美声を、4万2000人を超えるファンの前で披露してくれたのでした。今年のファンフェスでは上原投手&福田投手、平沼選手&万波選手も歌っていましたが、この4人に負けず劣らず、という感じで、宮西投手も上手でしたよね。
ちなみに、このステージイベントで司会を担当していた私は、イベント終了後、宮西投手から「あれはアカンで!」と叱られたような…。ただそれ以降もFFFFFを中心に色んなロケでの色んな無茶ぶりに相変わらずお付き合い頂いています。ほんと、ありがとうございます。来年1月3日放送の「FFFFF新春SP2021」でも大活躍してくれていますので、是非ご覧ください。

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公式インスタに掲載した名場面集の絵(谷口描きました)

思い出話ついでに、2004年のことも書かせてください。北海道にチームが誕生した年、一番最初のファンフェスティバルです。番組でも紹介しましたが、この年は森さやかアナウンサーと共にMCを担当させて頂きまして、大変緊張したことを覚えています。選手のみなさんと我々取材側の距離感、ファンの皆さんとの距離感がまだまだ定まっていない時期で、全てのイベントが手探りだったなぁと。その時のステージ台本を見返してみると、およそ4時間のスケジュールの中で選手紹介コーナーが15分×4回。合計1時間も行われているんです。「北海道に根付いてやっていくんだ」という気持ちが伝わってくる構成になっていました。

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谷口私物。札幌第一から入団した渡部龍一選手のサイン入り

ということで、第1回FFFFF放送後記は思い出話ばかりになってしまいましたが、次回以降は、放送では使用できなかったインタビューの内容やこれまで取材してきた選手の小ネタなども盛り込んでいく予定です。

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この記事を書いたのは

谷口直樹 FFFFFプロデューサー

【FFFFF(エフファイブ)】
毎週日曜 午前11:30~11:50放送中
※毎週金曜14:20~14:42に再放送中

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