確認しておきたいビジネスマナー
この春、新社会人になった方も多いと思いますが、みなさん、ビジネスマナーは大丈夫でしょうか?改めて確認しておきたいビジネスマナーをチェックします。
4月、社会人としての第一歩を踏み出した皆さんも、ようやく社会の流れに慣れてきたころでしょうか?
おはようございます!(新入社員出勤)
しかし、わかっていたと思っていたビジネスマナーは・・・・
新入社員『(電話で)林さんですね。少々お待ちください。』
ちょっと!自分の会社の人に「さん」付けはダメダメ!
新社会人はもちろん、ベテランのみなさんも必見!
いまさら聞けない大人のマナー講座をお送りします!
今回、マナー講師を務めてくれるのは・・・社員研修のことなら
お任せください!青山ゆかさん。
青山プロダクションの研修講師・青山ゆかさん。
妹の千景さんと共に、ビジネスに関する研修を
年間500本以上行っている
ビジネスマナーのスペシャリストです。
まずはこんなケースから。
【電話対応の場合】
客:林社長いますか?
新入社員:林ですね、少々お待ちください。
(保留)
あれ、さっきまでいましたよね?
(探しに行き30秒経過)
『お待たせしました。林は現在席を外しております。
申し訳ございません。失礼いたします。』
さあ、みなさん今の対応どう思いますか?
この場合のベストな対応は…
青山さん『「長くなりそうなのでこちらから折り返してもよろしいでしょうか?」と折り返すむねを必ず伝えて相手の連絡先を聞いてください。』
担当者が不在の場合は相手にかけ直してもらうのではなく、
こちらから折り返すのがビジネスマナーです。
【リモート会議の場合】
新入社員:『ONちゃん商事の田口です。よろしくお願いいたします。』
さて、コロナ禍になって多様化する会議スタイルですが
このリモート会議でもマナーがあるんです。
青山さん『まずそのまま机の上にパソコンを置いてしまうと
上から見下しているように写ってしまいます。台などを置いて
パソコンのカメラと自分の目線を同じ高さに合わせてみてください。』
『また話しているときに「あ~」「え~」と相槌をたくさん入れると相手の話に被ってしまうので頷きで話を聞くようにしてみてください。』
家からの会議では気を抜きすぎる人も・・・なんと下だけパジャマ!なにかの拍子に写り込んでしまう危険があるので、絶対にやってはいけません!
さらに!今更聞けない大人のマナーについてみていきましょう。
【尊敬語と謙譲語の場合】
次の4つの会話は大人になっても間違いやすいです。
新入社員の田口さんはとある研修会に参加するため会場にやってきました。
今日の研修は何時までですか?
A「受付でお伺いください」
新入社員)ONちゃん商事の者ですが…
B「お名前頂戴してもよろしいですか?」
新入社員)田口と申します。
C「ちなみに本日、御社の林社長はおられますか?」
D「林は遅れてまいります。」
この4つの会話の中で、間違っているものを選んでください!
正解は一つとは限りませんよ。
★★★★★★★
間違いはABCの3つ。
A「お伺いする」は自分が相手に何か聞く時にしか使えない謙譲語。正しくは・・・『受付でお聞きになってください。』
B「名前を頂戴する」は手の中に入らないので頂戴できません。
「お名前をお伺いしてもよろしいですか?」が正しい言葉遣いです。
C「おられる」という敬語はない。私がここにおりますという
「いる」の謙譲語なので「林社長はいらっしゃいますか?」と使うのが正しい言葉遣いです。
この春から新入社員になった皆さん、マナーはとっても難しいですよね。でも必ず慣れてくるので自信をもって社会人生活頑張ってください!
今回ご協力頂いた、
講師・青山夕香さんによる研修の問い合わせは
青山プロダクションホームページをご覧下さい。
(イチオシ!で放送されました)