こだわりの磯辺焼きにまるで宝石の様な、繊細で美しい和菓子など、和のグルメは見るだけで心をほぐしてくれます。
今の時代だからこそ、お腹も心もほっこりしたい!札幌・円山地区で見つけた和のテークアウト商品をたっぷりご紹介します。
もち米選びからこだわる創作磯辺焼き! ジューシーなメニューや、スイーツ系、新作も!
ありそうでなかった、お餅を使った絶品グルメです。
去年12月、マルヤマクラスの1階にオープンした「おもちや月兎(げっと)」は焼きたてのお餅を醤油にくぐらせ海苔で巻いた、磯辺焼きの専門店です。もち米選びから徹底的にこだわっています。
もち米は八雲町の風の子もちと剣淵町のはくちょうもちのブレンド。おもちは毎日手づくり、磯辺焼きの味の決め手ともなる醤油も特製です。
醤油の香ばしい香りが食欲をそそる磯辺焼き。道産もち米2種類をブレンドし。お店で手作りするお餅は、良く伸びてコシが強く、ふくよかな香りと上品な甘さと兼ね備えています。海苔との相性もバツグン!
これだけではありません。様々な食材と組み合わせた、創作磯辺焼きがお店の自慢です。
メニューが15種類くらい!一番人気は究極のもちベーコン。
北海道産のたらこを使ったたらこバターもおいしい!
海苔やトッピングは、それぞれ別の容器で持ち帰ることもできるので、電子レンジで温めて盛り付ければ、出来立ての味わいが楽しめます。
さらに、甘い味付けのメニューもあるんです。高級砂糖・和三盆(わさんぼん)の黒蜜ソースを使用し、道産きなこ・グラノーラ・ドライフルーツが贅沢に乗った、ひとしなです。
創意工夫されたものばかり。商品開発は、さぞかし大変だったのでは、と聞いてみると…楽しくて、どんどん増えつづけるメニュー!そんな中、20日販売開始となる商品はお好み焼き餅!青のりとマヨネーズがたまらない。ソースが海苔と合うんだそうです。
バラエティーにとんだ磯辺焼きが楽しめる「おもちや月兎」今後も目が離せません。
究極もちベーコン 450円 北海道たらこバター 450円 黒蜜ときなこ 350円
【おもちや 月兎】
札幌市中央区南1西27 マルヤマクラス1F
映画にも登場する和菓子の名店! 今月発売になった“旬”を迎えた和菓子とは!?
続いては、円山公園のすぐ近くにあるこちらのお店。
「宗家 源 吉兆庵(そうけ みなもと きっちょうあん)」は、岡山県に本店を構える和菓子の名店です。
創業昭和21年。伝統的な製法を守り、材料もこだわり抜いて作る上質な和菓子は、自分へのご褒美や、贈り物として好評を博しています。その源吉兆庵、ある映画と深い係わりがあるんです。
今年公開の映画「しあわせのマスカット」
マスカットを使ったお菓子に魅了され、販売元である岡山の和菓子メーカーに就職した社会人一年目の女性。何度も失敗しながらも、自分の夢を叶えようと奮闘し、成長していく姿を描いています。主人公が就職した、この映画の舞台である和菓子店こそが、源吉兆庵なんです。
今では海外にも多数出店している日本を代表する名店となりましたが、屋号には、伝統を大事にするための願いも…。
「源」には「和菓子の原点」という意味が込められていて、
その原点とは、自然の恵みである果実を指しています。源吉兆庵を代表するお菓子は、果実を活かした四季の移ろいを感じられる唯一無二の商品なんです。
自然シリーズと言って旬の果物を使ったお菓子が人気。
今、旬を迎えているのが、マスカットオブアレクサンドリアを使ったこちら。
売り切れる日もしばしばあるという毎年大人気の商品。
映画「しあわせのマスカット」では、
主人公が和菓子に夢中になるきっかけとして登場しています。
まるでヒスイのように鮮やかな和菓子、陸乃宝珠(りくのほうじゅ)。気品溢れる風味と上品な甘さが魅力です。
陸乃宝珠 1個303円 8個入2592円
【宗家 源 吉兆庵】
札幌市中央区北1条西28丁目