今週末、若手料理人No1を決める頂上決戦が行われます。
その名も「DRAGON CHEF 2021」。
日本全国47都道府県から、夢と情熱をもった若き料理人がNo1の称号を目指し、
龍が如く駆け上がる大会です。優勝賞金は1000万円!!
まさに、料理人のM-1グランプリです。
https://dragonchef.jp/
北海道代表は、札幌の老舗フレンチレストラン「コートドール」の料理長を務める
下國伸シェフ(34)。
イチモニ!では、今年3月の「北海道・東北エリア予選」から下國シェフを取材してきました。
当初は「いつも通りの力を出せたらいいのかな」と、少し余裕も見えた下國シェフ。
インパクト抜群のお弁当で見事に「北海道・東北エリア予選」を通過し、全国予選を勝ち抜いた16名のファイナリストに入りました。
しかし、その後、困難が待ち受けます。
総監督・須賀洋介シェフが出す課題に挑み、負けた料理人が脱落していく
「サバイバルラウンド」で下國シェフは壁に直面することに。
自信をもってサバイバルラウンドに挑んだ下國シェフですが・・
「美味しくないので」「下國君こんなもんかなって正直思っちゃいました」
総監督を務める須賀洋介シェフからは、次々と厳しい言葉が向けられます。
“今までと同じような考え方でドラゴンシェフという大会に臨んでいてはダメなんだなってことを本当に強く思って、新しい自分を見せていきたい・・“
下國シェフは、模索し続けながら闘いに挑み続けます。
そんな中、体力面でも追い込まれます。
サバイバルラウンドは、“最下位のシェフが2人のシェフを指名して3人で対決する“
というルールですが、下國シェフは運命のいたずらか、立て続けに指名を受けることに・・・。
どのシェフよりも多い「5連戦」もの闘いに挑みました。
サバイバルラウンド最後の闘いのテーマは、「地元食材を主役にした料理」。
下國シェフは“オホーツク海の毛蟹”を地元食材に選び、冷製のコロッケで勝負しました。
「新しいコロッケとしては面白い!」
須賀シェフから、これまでで一番の高評価を得て、下國シェフは暫定1位で決勝ラウンド進出を決めました!!
決勝ラウンドは、7/4(日)夜7時から放送されます。
福岡県代表のミシュランシェフ・山下シェフ、大阪府代表のコンクールキラー・花田シェフ、そして敗者復活シェフと4名で激しい料理バトルを繰り広げます!https://dragonchef.jp/
3月の予選から取材を続けてきた福田アナが、決勝ラウンドに行く前の下國シェフにお話を伺っていました。
福田:『これまでの闘いを振り返っていかがですか?』
下國:『紆余曲折ありすぎた闘いだと思うんです。正直・・サバイバルラウンドの最中では、須賀シェフから厳しいことを言われすぎて、どん底みたいな状態でした。
一皿にかける“想い”“伝えるものの強さ”が、必要だったのかなと。そこをすごい考えさせられて。サバイバルラウンドの後半は、そこを課題として闘っていました。』
福田:須賀総監督については?
下國:『正直厳しいんですけど、芯を捉えすぎていて、だからこそ僕が変わらなくちゃいけないかなと。いまだに言われ続けているんですよ。下國さんまだまだできる、まだまだ殻を破らないと上にはいけない、もっと破ってくれと・・。その「殻」というものを僕はまだわからないんです。正直まだ答えすらでていないんです。ここから自問自答し続けて、臨みたいなと思っています。』
福田:決勝ラウンドへの意気込みは?
下國:『あとはもう自分との闘い。自分との闘いに自分が負けるはずがないので、
いままで足りていなかった“覚悟”を本番当日までに間に合わせて・・爆発してこようかなと。』
福田:目指すは・・?
下國:『エントリーしたときからトップしか見ていません!』
須賀総監督からの叱咤激励があったからこそ、ここまで頑張ってこられたと話す下國シェフ。いよいよ、決戦は7月4日(日)夜7時から!
準決勝は、「デリバリー対決」。そして決勝は、豪華クルーズ船を舞台にコース料理で争います。
ドラゴンシェフを通じて「大きな変貌」を遂げた下國シェフは、果たして決勝ラウンドでどんな勝負を繰り広げるのか!?必見です!
そして、下國シェフの熱血応援団・福田アナも、決勝ラウンドの舞台で“あるリポーター”として取材をしてきています!
こちらも、是非ご注目下さい!!
(文:鶴羽舞子・横澤玲子)