HTBイチモニ!で『農業、はじめました。』
太郎さん念願の農園企画がスタートした前回。
JAさっぽろ協力のもと、南区にある今村農園で土から耕し、コマツナの種をまきました。さらに、お借りしたスペースでは、ナスとトウモロコシの苗を植え、「イチモニ農園」として育てていくことに。
あれから1ヵ月半・・・
コマツナが大変なことになっている、ということで今村さんから電話が・・・。
ということで早速、今村農園にやってきた太郎さん。
太郎『大変なことになっていると聞きました。』
今村さん『一緒に確認しましょう!』
太郎さんのコマツナの様子は?
太郎さんが種をまいてから40日。順調にすくすくと成長したように見えるコマツナですが、実は・・・
太郎『2列まいていたはずなんですけど』
今村さん『ちょっと乾燥が続いて、コマツナの生育にムラができてしまって。周りの大きくなりすぎたコマツナはあらかじめ収穫しました。』
今村さんが呼び出したのは、急な気温の変化でコマツナが急成長してしまったため、太郎さんにも収穫して欲しいと、少し残しておいてくれました。
という事で早速・・・
太郎『うわあ、とれた。感慨深いですね。喜びから大変な作業なんだと変わってきました。食べたらうれしいんでしょうね。』
今村さん『食べてみますか?おすすめはあえ物とか、炒め物とか味噌汁。』
しかし、太郎さんは・・・まったく料理ができません!それは2か月前、即席麺アレンジレシピの企画で料理の手際が悪い事が明らかになった太郎さん。
そこで!
スタッフ『安心してください。助っ人を用意しています』
現れたのは!HTB新人アナウンサーの田口彩夏さん。毎日自炊をしているという田口アナにコマツナの調理はお任せして・・・
太郎さんはイチモニ農園の様子をチェックです。植えたナスは花が咲いていました!
太郎『むらさき色だ!』
今村さん『もう少し実もついていますよ』
こうやって大きくなっていく作物、トウモロコシもだいぶ背が高く、伸びました。
一方、田口さんは・・・今村さんに許可をいただき、新鮮なコマツナをその場で調理。さっと湯がいたら・・・コマツナは少し大きめに切るのがポイントだそうです。田口さんのコマツナ料理は順調のよう。
そのころ、太郎さんは・・・ナスのわき芽をとる作業。
余計な枝を取ることで、ナスの実に、より栄養がたくわえられるんです。
トウモロコシは、周りの雑草を抜いてキレイにします。
ナスとトウモロコシの中間管理を終えると、太郎さんからお願いが。
実はおよそ3週間前・・・HTBのオフィスで種から苗を育てはじめた太郎さん。
種をまいてからわずか4日ほどで芽を出し、すくすくと成長しました。
イチモニ!スタッフルームから生まれたブロッコリーとキャベツの苗を植えることになりました!
と、その前に・・・
お腹も空いてきたころなのでここでお昼休憩。
コマツナと梅とごまを混ぜたおにぎりとコマツナとお豆腐が入った、お味噌汁です!
太郎『うまい~。コマツナの味が濃い!』
ランチのあとは田口さんもお手伝い。
今度はイチモニ農園でコマツナを育てます。まずは張っていたフィルムをはがし、土の上に肥料をまいていきます。続いてクワを使って土と肥料を混ぜ込み、レーキで土を平らにならします。
田口『野球部がグラウンド整備しているのを思い出しながらやってます』
そして今回まく、コマツナの種が・・・
今村さん 『前回は春のセンバツだったのですが、今回は夏の甲子園』
(という名前の種・・・です!)
さて、いよいよ種まき。
前回、太郎さんがやっていたように今度は田口さんが種まき機を使ってまいていきます。
ラインを引くようにまっすぐ押していくのがポイント。30日以内には収穫できます、あとは待ちましょう!
太郎さんが丁寧に育てたあのキャベツとブロッコリーの苗も一緒に植えていきます。8月中旬に収穫できればいいですが・・・。
そして、後日、生中継で明らかになった衝撃の真実。
ナスは無事に収穫となりましたが・・・
太郎さんが種から育てたブロッコリーは・・・1つは残念ながら枯れてしまいました。
今村さんにお聞きすると・・・ 環境が変わるとついていけないものもあるということで・・・改めて大変さを実感した太郎さんでした。
(つづく)
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