コロナ禍で急激に広まったテークアウト。今回はその工夫の中で生まれた”新世代”のテークアウトグルメをご紹介。
『体験も楽しんで』
思わず手に取ってみたくなる、透明なボトル。札幌市北区新川のカフェボイラーのテークアウト専用商品はカップに入ったドリンクです。
お客さんが手に取ったとき、何だろう、と思うものを作りたいと開発。
メニューはチョコミントや抹茶ラテなど全28種類。出来上がったあと、テークアウトをするために、実際にお客さんがフタをする、という体験にもこだわっています。
人気のスカイブルーソーダは中身のグラデーションも楽しめるのでSNS映えも!
なんと、お持ち帰り用のフタをつけたポップコーン(400円)もあります。
飲食店が厳しいピンチを救うヒット商品!まだまだ挑戦は続くそうです。
boiler(ボイラー)
札幌市北区新川7条16丁目
『おひとりさま』がターゲット
大手ピザチェーン、ピザハットからは『おひとりさま』特化のピザが登場。
もちもちのピザはなんと一人用!マルゲリータ(テイクアウト)は756円。
おひとりさま専用のピザセット、マイボックス(756円~)には直径15センチのピザにナゲットとポテトがセット。1人でもいろいろ食べたい、に応えています。
ピザを700円(税込み756円)という価格はいままでになく、1人暮らしやお子様にも人気のメニューとなっています!
ピザハット篠路店
札幌市北区篠路3条7丁目
海鮮が自慢の居酒屋さんが本業を生かし、テークアウトに挑戦!
マグロやエビが載った海鮮丼・・・ではなくフルーツのようにカップに入っていて・・・その名も『お魚パフェ』!
写真映えする見た目!大海老付きお魚いっぱいぱふぇは950円
本マグロたっぷりお魚ぱふぇは850円
きゅうりやとびっこが入ったちらし寿司の上にお魚をトッピングしています。
下の方まで具がちゃんと入っているのがとってもありがたい。
海鮮が自慢の居酒屋として営業していましたがコロナ禍で休業。
5月からは海鮮パフェ専門店として復活しました。
山口聖也店長は『どうしたらいいかわからなくて悩んだ部分もあった。生産者の方が常に動いている状態なので居酒屋が休業して僕らが動かないんじゃなくてどこかで何かをしたいと思ってパフェを考えた』とのこと。
海鮮を手軽に・・の願いが込められています。
コロナ禍で職を失った大学生も働いています。
アルバイトの大学生『元々アルバイトがなくなって、募集を見てきた。すごく助かります』
アルバイトの大学生『外に出られなくて人に会うこともなかなかない。ここの場だけでも心の癒しだなと思う』
『少なからず、働ける人には出てもらって生活を整えてあげたい』と山口店長は語ります。
お魚ぱふぇカサナル
札幌市東区北22条東17丁目
厳しい状況を乗り越えようとしている飲食業界。自慢の味を生かした”進化”が続いています!