HTBの森さやかアナがオススメする、札幌市内で味わう、春を感じるラーメンをご紹介。雪解けはまだちょっと先でも、暦はもう3月!気分だけでも春を味わうべく「春の食材」を使ったラーメンから・・・。
ファンも多い人気店の元気の出る味
JR札幌駅すぐそばのビルにある「ラーメン札幌 一粒庵(いちりゅうあん)」。世界的な旅行ガイドでも高い評価を得て地元だけではなく、海外からの観光客にも人気。2004年にオープンして以来、行列が絶えない人気店です。
2004年のオープン以来行列が絶えず、地元ファンを持つだけでなく、観光客には『札幌に来たら必ず食べる』というファンがいるほどの、全国区の有名店です。
店主の大島さんは、「地産地消」というキーワードを大切し、吟味した道産食材を、個性豊かな一杯に仕上げています。 お店の一番人気は、ベーシックな味わいの 「新しょうゆラーメン」。
日曜限定の味として話題の味なんです。
新しょうゆラーメン(1000円)
スープのベースは豚骨と鶏ガラ、昆布と、ホタテやホッキなどから取る魚介出汁をブレンド。タレには厳選された、道産の熟成醤油 を使用。味も香りもとっても濃厚で、食材のうま味とぴったりマッチ。
日曜限定のひと品ですが、平日でも大島さんが厨房にいればオーダーが可能です!
さらに、ちょっと冬の疲れがとれないみなさんにおすすめなのは元気が出るラーメンはこちら!
元気のでるみそらーめん【DX(太麺・大盛)】(1250円)
一粒庵の「春を感じるラーメン」は、行者にんにくがたっぷり使われた一杯。
“山菜の王様”とも呼ばれる行者ニンニクはアリシンという栄養がたっぷり含まれ、
疲労回復が期待できるまさに春を感じる食材。現在お店では十勝・浦幌町産の新物 を入荷しており、新鮮な行者にんにくがラーメンと一緒に頂けますよ!
実は大島さん、学生時代に行者にんにくの研究をしていた経歴の持ち主。
まさに、行者にんにくを知り尽くしたプロフェッショナルなんです。
北海道に春を告げる山菜行者ニンニクを楽しめるのは、ラーメンだけではありません。
さらに、加えたいのは・・・
安心の手作り焼ギョーザ【6ケ】(500円)にも、天然行者ニンニクがたっぷり使われているのでぜひ!
春はもうすぐそこ。
大地の恵「行者にんにく」をおいしく食べてスタミナをつけてみてはいかがですか?
【一粒庵】
札幌市中央区北四条西1-1 ホクレンビル B1F
昼:11:00〜15:30 (L.O.15:00)
夜:月火定休/水木金土日OPEN
夜:17:00〜19時(まん防対応)
家族連れに人気の”春”なお店
続いてお邪魔したのはその名も「“春”一家(はるいちや)三代目 麺宿(めんじゅく)」です。
木のぬくもりが感じられる店内は、広々とした空間。『ゆったりとラーメンが味わえる』と、家族連れからも評判の人気店です。店長・中島さんのこだわりは、“手作りすること”スープはもちろん、タレやトッピングの具材、小麦の配合から考えた自家製麺までオリジナルの一杯を提供しています。
お店の創業時から、長年に渡り愛されているのが、この「春一味噌らーめん」。人気ナンバーワンのメニューです。
春一味噌らーめん(860円)
豚骨と魚、野菜のうまみ、…味噌もブレンドして使っています。野菜の甘みに味噌の香りがベストマッチ!
幅広い世代のお客さんから支持されています。
そして、限定メニューも味わいたい方はこちらをどうぞ。
えびらーめん かき揚げタイプ(860円)は昼夜各10食のみ提供の限定メニュー。
見た目も華やかで、赤と白のコントラストがとっても鮮やかな一杯。「えびらーめん かき揚げタイプ」です。海老の頭、海老の粉も入った、ラーメン。
このラーメンに使われている、春の食材は「桜えび」。北海道では、それほどなじみ深くはありませんが、
3月中旬から6月にかけて漁が行われ、春を象徴する食材として知られています。「桜」という名前が表す通り、綺麗なピンク色と、春に獲れるえびであることから、その名が付いたとも言われています。
トッピングのかき揚げには道産の玉ねぎとサクラエビがふんだんに使われ、さらに、お店で焙煎・粉末にした「桜えびパウダー」をたっぷりとふりかけることでより一層海老の香りが引き立ちます。見た目でも、風味でも、春を象徴するサクラエビの魅力を、余すところなく味わえます。
甘エビと桜エビの旨味が凝縮された一杯。見た目から味噌味だと思って食べるお客さんが多いそうなのですが、実は塩味のラーメンで、春を感じてみては?
【春一家 三代目 麺宿(めんじゅく)】
札幌市豊平区美園11条6丁目1-22
11:00~15:00、17:00~21:30(20:30L.O)
定 休 : 木曜日