最近、SDGsなどでも『ジェンダー平等の実現』がキーワードとなっていますよね。
そこで今回は、HTBの夕方情報番組イチオシ!!で視聴者のみなさんに「男女不平等へのボヤき」をテーマに性別での差別や固定観念とされていることなど、感じていること、経験したことなどを北海道のみなさんに伺いました。
一部ですが、いただきましたメッセージを紹介していきます。
色や身に着けるものを性別で決めつけられる
札幌市 女性10代 「学校などの制服で女子はスカート、男子はスラックスというイメージ付いていること。最近の学校では女子もスラックスを選べるところもあるけど、イメージ付いちゃってます。」
札幌市 女性20代 「息子が、ピンクの服を着ていったら『女の子じゃないんだから!』って学校で言われたと伝えてきたことありました。ピンク=女の子のものっていうのが、なんでかなって思います。」
旭川市 女性30代 「幼少期の頃、母親から赤のクッションと青のクッション、好きな方を選んでいいよと言われて青を選んだら、女の子なんだから赤にしなさいと怒られました。未だに青系統の服や物が好きですが、何故女の子だから赤と決めつけられていたのか、そしてなぜそれなら最初から選ばせたのかが分からず不思議です。」
男性なんだから!と言われがちな・・・
札幌市 男性10代 「札幌市営地下鉄の女性専用車両を見たとき」
伊達市 男性30代 「男性向けの商品(化粧品、服など)の陳列がわかりにくいです」
小樽市 男性30代 「世の中の遊びのプランが女性のものが多いこと」
中頓別町 男性30代 「女性は心配されやすいイメージ。男だと『何とかせよ!』とか『気力で!』と言われます。」
札幌市 男性30代 「運転は男がやる、みたいな空気」
旭川市 男性40代 「力仕事は男性の仕事というのは理解できますが、やってもらって当たり前という職場の雰囲気には辟易してしまいます。」
家事に育児!いまだに女性の仕事と思っていませんか?
札幌市 女性20代 「私の父は「長男」なのですが、女ということだけで父方の親戚から差別されてきました。お年玉も少なかったり貰えなかったり、文句ばかり言われたり…。こんな親戚、見返してやるーー!!!」
函館市 女性20代 「女は、料理できないと~!というのは本当に嫌です!『女の子は料理ができないとお嫁に行けないよ』とか『俺の嫁は飯マズだ』とかよく耳にします。女は料理できて当たり前と思っている男たちに本当に腹が立ちます。作ってもらった料理に関してつべこべ言っている男の人を見たり聞くたびにいいから黙って食え!お前が作れよ!と思ってしまいます笑」
札幌市 女性20代 「共に働いているのに…家事負担は圧倒的に女です。どうしてー!!!」
千歳市 女性30代 「ムダ毛の処理…男に生まれたかったと思う時です。」
札幌市 女性30代 「暑いのに!脱いだらダメなのは!なぜ!暑いのに!化粧しないとダメなのは!なぜ!」
札幌市 女性30代 「子どもを遊びや幼稚園にパパが連れていくと、ステキなお父さん!とチヤホヤされること。共働きなんだから、ママが育児してても褒めて欲しい。」
男性目線、女性目線、そして性別関係なく不公平に感じているというメッセージたくさんありがとうございました。
また『この職業は、男性の仕事!または女性の仕事!』という固定観念なども根強くあることを再認識する結果に。
ジェンダー平等とはどうすれば実現できるのか?
自分らしさや個性を出しやすい社会になるようみんなで意識することが大切と思わせてくれるメッセージの数々でした。
※LGBTQは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー・クエスチョニング(セクシャリティを決められない、わからない、または決めない人)の頭文字を取った略称で、レインボーカラーがLGBTの社会運動を象徴となっています。