スキー場で売られている『おにぎり』がSDGs?
札幌にあるスキー場「サッポロテイネ」の、おにぎりの中身が、今回SDGsの主役に!?一体どういうことなのか??
北海道民の冬の憩いの場となっているサッポロテイネ。
初心者から上級者までが楽しめるスキー場で、ウインターシーズンには、およそ28万人が来場します。
施設全体では、およそ3年前からSDGsの取り組みにも力を入れており、環境問題に配慮した工夫はレストランにも。
メニューを見てみると、気になるものが、「気まぐれおにぎり」とあります。
注文していた男の子に、どうして頼んだかを聞いてみると。
「気まぐれだったら色んな食材というか、中身が何かわからないからそういうのを楽しめるからです。」とのこと
この「気まぐれおにぎり」が、実はSDGsに繋がっているんです。
取材をした日の具材は昆布。
この『気まぐれおにぎり』についてサッポロテイネのレストラン スカディの栗嶌正義 料理長に話を伺うと
だしを取った昆布は刻んで佃煮にしておにぎりに。ほかにもラーメンのチャーシューの切れ端は細かく刻んで、おにぎりにしてるそうです。
他にはいくらやカニという日もあるそうです。
その秘密は、賞味期限切れになる食品、料理の下ごしらえで使った食材をもったいないという発想から、なんとかSDGsな取り組みが出来ないかと、なるべく食品ロスをなくしてSDGsな取り組みしたいというところから生まれたそうです。
サッポロテイネでは、今後も小さなことをコツコツと続けて世の中に貢献していきたいそうです。
スキー場の気まぐれなメニューには環境に優しい秘密が隠されていました。
HTBは2022年から「サステナ宣言」をしています。
HTBサステナ宣言として、持続可能な社会をつくるための開発目標「SDGs」の情報を発信しています。
「サステナブル」=持続可能な地球、社会の実現のために定められた17の目標のうち今回は、12番「作る責任使う責任」と13番「気候変動に具体的な対策を」の目標についてお伝えしました。